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舞台『笑う門には福来・る 明治座でどうな・る家康』ストーリーと感想

『笑う門には福来・る 明治座でどうな・る家康』を配信にて観劇しました。配信の公演名は、『明治座でどうな・る家康」オンライン振り返・る上映会』です。

第一部と第二部、主演の平野良さんと演出の板垣恭一さんの振り返りトークがあります。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。


『笑う門には福来・る 明治座でどうな・る家康』





【脚本】

村上大樹

【構成・演出】

板垣恭一

【出演】

第一部:平野良、青木陣、菊池修司、大平峻也、松本岳、藤田玲、松田岳、宮下雄也、平田裕一郎、井深克彦、味方鏡介、小早川俊輔、谷戸亮太、林剛史、久々沢徹、伊藤裕一、山崎静代、安西慎太郎、大山真志、辻本祐樹、原田龍二、浅野ゆう子

第二部司会:前川優希

【ストーリー】

天下人・徳川家康が鯛の天ぷらに当たってしまった。寝込む家康の前に、本能寺で死んだはずの同盟相手“織田信長”と正妻“瀬名”が現れた。
二人の幽霊に問われるかのように、家康は自身の過去を思い出す。

すぐに気を失ってしまう気弱な青年だった家康。そんな家康を襲う沢山のピンチ、そして多くの犠牲。
もうこれ以上何も、誰にも奪われたくない。気弱な青年は立ち上がり、そして強かに変化していく。

「天下」とは何なのか。そしてその先には何があるのか。

武将たちが生き残りをかけて戦った動乱の戦国時代において、最後まで生き残り、そして新たな時代を作った徳川家康の生涯を描く戦国スペクタルロマン。


【感想】

〈第一部:芝居〉
美術はシンプル。照明もシンプル。

全体的に奇をてらったところはなく、「祭シリーズ」らしい作品だったと思う。「あ~年末の祭シリーズだ♪」という感じ。
家康の幼少期から亡くなるところまでを駆け足で描いているので、若干せわしいが歴史ものは仕方がないというところかと。
出番が少ないキャストの方は、メインの役に加えてアンサンブルもになっていて忙しそうだった。混乱しないのかな~?出番とか衣装とか。

主演の平野良は毎回いい演技で安心して観ていられるし、自然に流れる涙が胸を打つ。正妻役の山崎静代の寛容さと温かさにもほっとする。

浅野ゆう子の寧々はさすが大ベテランの貫禄。夫の豊臣秀吉役の辻本祐樹も毎回大女優(元宝塚トップ)とがっつり絡んでいただけあって、迫力に負けないし、色気があってよい♡
余談だが、顔合わせのとき、ほかのキャストは「がんばります!」とか「また出られて嬉しいです!」みたいな一言だったらしい。浅野ゆう子だけは「新参者ですがよろしくお願いいたします」とおっしゃられたそうだ。かっこいいな~♡

坂井忠次役の原田龍二の髪型とメイクにくすっと。本人曰く、「お笑いの人なんで」らしい。そうなのか~。

織田信長役の藤田玲が冷徹で怖い。あの容姿だからな~。ドラマ『牙狼』を思い出した。

〈第二部:ショー〉
初司会に緊張しながらがんばっていた前川優希。あのモンスターたちを相手にがんばっていたと思う。「よくできました♪」の花丸を差し上げたい。

ゲストの鯨井康介、紋付き袴で登場。前川優希を食うほどの突っ込みっぷり。やっぱりおもしろいな~鯨井康介。

ラスボスな“ミヤシータ”こと宮下雄也が、「パズー!パズー!どこ~?」と舞台狭しと駆け回り、司会やゲストに絡むのがお腹痛い。卑怯だわ~。

安西慎太郎の一言が印象深い。「僕は年末のこの舞台は芝居だと思っていません。スポーツだと思っています」そうか、そうなのか~わかる気がする。
るひまの年末祭シリーズだからね、人使いが荒いよね。そこが好きだけどね♪

あと、毎回同じことを思うのだが、そろそろ本気であちらこちらから叱られるのではないかと心配。NHKとかJ事務所とか日比谷界隈の劇場とか、某アニメ制作会社とかに。
見つからなかったらOK?なのか、るひま。いや、そこが好きなんだが。

【余談】

2019年は明治座で観劇できたが、2020年はコロナで劇場での観劇を自粛して配信で観劇。2021年は体調不良で劇場にも行けず、配信も観ることができなかった。2022年も体調不良で劇場に行けず。
毎年、楽しみにしている舞台だけど、年末は急にくる寒さと忙しさで体調を崩しがち。気をつけてはいても無理なこともある。
今年こそは明治座に行きたい!
由緒ある明治座の雰囲気が好き♪ お弁当もおいしいし♪

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