ご近所の薬局が閉店していた
ご近所の薬局が閉店していた。「8月31日で諸事情により閉店いたします。」と掲示板と閉まったシャッターに張り紙が貼ってあったのだ。
気がつかなかったよ。全然。
この薬局は調剤もやっていて、長い間地域密着型の薬局だった。タクシーに行き先を告げるとき、ここを指定すれば間違いなく着いたくらい。
いつもにこやかで品のよい薬剤師の店主が迎えてくれ、一言二言他愛のない会話をして店を出る。そんな日常のひとこま。
当たり前にあると思っていたものがある日突然なくなってしまう。永遠はないことく