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月曜日連載『妖異の前置き』 10月18日 求めよさらば与えられん、みたいな事がね。あったのよ……の日

 初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
 二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
 こんにちは、あらたまです。

『妖異の前置き』とは――
 普段はアホの子系スタンスで、バチっとした怖い話や占い研究の副産物的思考遊びをメインに、時たまきものだったりお出かけレポートだったりをぼちぼち書いて居りますが、月曜日はウォーミングアップを兼ねましてノンテーマでカジュアルにお送りします。
 扉写真に私がミラーレス一眼で撮った習作を飾ったり、なんでもない日常だって楽しいぜ!をテーマに書き散らかしたり。なるべく楽しい・ほっこりな雰囲気で。
 ゆるーくお付き合いいただけましたら嬉しいです。

 一週間ぶりの『妖異の前置き』でございます。皆々様、いかがおすごしでしたか?
 今日は朝から素晴らしい……スゴイ?……ちょっと言葉が見つからないのですけども、とにかくエキサイティングな一日でした。今も胸の高鳴りが抑えきれず、いつにもまして暑苦しくキーボードをぶっ叩いております。
 私の身に、一体なにが起こったのでしょう?
 知りたい方も、そうでない方も、ちょいと長くなりますが私の話にお付き合いくださいましたらば(ついでにクスっと笑っていただけたなら)幸いです(/ω\)テヘヘ

 ではでは、本日の『妖異の前置き』始めましょう。
 その前に恒例のプチ宣伝です。

 人間に飼われる猫も、公園や神社でたむろする猫も、実は猫じゃないかもしれない……
 猫なのか?猫又なのか?
 ちょっと不思議な猫のお話ばかりの、連作短編集。希里峰サンの単著二冊目です。
 ※kindle unlimited会員の方は読み放題(¥0)でお楽しみ頂けます。

本日の扉写真

 いつぞや撮った都内の空。
 今日はこの写真を撮った『その時』のお話ではなく、この空模様になぞらえた私の『今』の状況――心模様の移り変わりとそれを取り巻くいくつかの出来事について書いていきます。
 これをしてスピリチュアルのお話ですね、と思われる方も居るかもしれません。
 宗教観についての深掘り(たぶん禅問答寄り?)じゃないのかな?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
 結局はいつものあらたま、陰陽の話がしたいだけじゃんよ……うん、そうかもね(;^ω^)

 なんといいますか、今回に限っては、どれも正解でどれもニアミスなのかなあ……でもね、いいのよソレで!←ネタバレですけども、そういうお話です。

 ことの起こりは、いつもの如くといいますか。
 私が原稿を書くにあたり、どうやって書けばいいんだ……と悩んでドツボ状態になってたことであります。
 現在鋭意製作中のチョイ怖第二話なのですが、テーマが『オバケよりもヒトが怖い』なのです。ぶち当たった壁の内容をネタバレしない程度にご説明しますと――

・妖怪も怪異も極力出てこない、ヒトコワ話。けれども、それらを匂わせたい私。←ほとんどビョーキみたいなもんです、お察し下さい💧
・主人公を自分との共通点の少ないタイプに設定した。←これがそもそもの原因のような💦
・主人公の主観と客観の描写をしつこくやることで怪しい気配を盛り立てていく構成なんだけど、ここで『壁』が立ちはだかる

 いつかは書きたい、いやいくつも書いて掘り下げていきたいと思っていたヒトコワ話というテーマ。書いていて楽しいんです。なんせ人間とか人生とか掘り返して掘り返して、地球の裏側まで行ってもまだ掘ってんじゃないのってくらいに、大好物なテーマですから。

 ところがね。
 楽しい故の問題と言いますか……主人公の性格設定になかなか入っていけず(お芝居だと『役作り』っていうのかな?)ついつい楽しさにかまけて、普段の、素のままの自分が出ちゃう。
 設定した主人公としては○○という事象に対して☆☆と捉えて、そのように振舞ってもらわなければならないのに、そこを素の私が「いやいやそこは▲▲だろ常考(←おっと死語の世界😭)」と捩じ込んでしまっては、後々にお話が成り立たない部分も出てきます。
 プロットと草稿までは良かったのですが、いざブラッシュアップする段になってこのシッチャカメッチャカぶり……途方に暮れたわけです。
 で、思わずこんなことを呟いちゃった。超本音、ですわね。

 人間しか描かぬことで出逢える妖しいモノゴトを捕まえたいのに、その尻尾どころかニオイすらも捉えられない……主人公という人物像を掴み損ねて、剰え否定と現実逃避を繰り返す……どうしたもんかなあ、と途方にくれたのです。
 小説って、書く人の生き様が表れる。とは言いますけども。
 それにしたってコリャ酷い。

 そうはいっても書かないという選択肢はないので。
 あやしいおどりを踊りながら家族のMPを削るという悪行を働きつつ、書けるところから書いていくという手法でちまちまやってたある日の事です。
 扉写真のように雲の切れ間からプワァーっと光が差すような御言葉が流れてきました。

 全ての答えが集約されてた!というのじゃないのですけども。
 ただ「あ、これはもしかして……!!」という強烈な予感というか、道筋みたいなのが見えたような気がしたといいますか。
 そしてこの二日後のことよΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

 禅宗寄りの御年寄たちと町工場系親方や教授の中で「まずは自分を疑え。自分を信頼するために」的なロジックで長年生きながらえてきた私には無い【視点】を、こんなサラッと書かれた日にゃアナタ!主人公の名前をユキミにしていいですか?って愚行に走りそうにもなるわよ(←しません💦)

 同じ事象を観察し、結果同じような景色を捉えたのだとしても。
 筋道が違えば彩度や明度が変わるだろうし、よって全体の色調が変わります。
 それが人生であり、人生によって培われた個性であり。
 誰かの光が何かを照らして祝福してるかと思えば、誰かが影になって安らぎを与えていることもありましょうよ。
 自分の中に答えが無ければ、誰かが見せてくれてる引き出しの中を見学に行ったらいいじゃないの。それが読書であり、つぶやきを拾うことだったり、noteの中を渡り歩いたり……てことなのよ。
 嗚呼、ここでも
 一は全で、全は一
 これでいいのだ!と断言するも有りだし、これでいいんじゃないの?と緩く受け入れるのだって。
 そして、別の側面から眺めれば。
 私自身の中にヒントは数少なくとも、素の私の本音が出ちゃったとしても、道の探求の末にそこに辿り着いたのであればそれはそれで『主人公ってそういう人』で良いのかもしれない――うん、私、書けるよ!って気分がグラグラと沸いてきたのでした(V)o¥o(V)

 すごいよね!横道逸れて袋小路で迷子だったのに、結局はいつもの大通りに戻ってきたのです。
 道を求めたら、内角と言わず外角と言わず、消える魔球や剛速球が飛んできたわよ。というお話。どう受け取るもアナタ次第です(←某都市伝説っぽく読んで欲しい)。

 ここからは私信です。

 志彌さーん!
 今日の午前中のTwitterのやりとり、超楽しかったです(^▽^)/
 たぶんお忙しい時間だったと思うんだけど……お付き合いいただいてありがとうございました。
 140字縛りのやりとりでカバーしきれないとことかたくさんあったんですけども(私の中では冷酒かウィスキーのロックをちびちび舐めながら、次の日までお話を聞きたいテーマでした)……。
 またなにか……どんなテーマがいいのかな……ご一緒に深く掘ったり、飛び石飛んだりするようなやりとりできたら嬉しいです( *´艸`)
 ていうか、なにかできないもんかなあ。こういう楽しい雰囲気、熱量って、文字数だけの問題じゃなく私一人の「楽しいんだぞ!」事後報告だとなかなか伝わり切らない(´;ω;`)ウゥゥ


今週のnoteは?

 今週は、ちょいと変則的です。
 虎徹書林Instagramでちょこっとお知らせしたのですが。

 地下活動が更に深く熱気を帯びてきています。
 なにがスゴイって、この私が動画を撮ってるんですよ!
 チョイ怖第二話も上記のようにアクセルベタ踏みの予感

 今が旬だ!の不定期note水曜日のよりぬき!あらたまnoteちゃん』をお出しする以外は、簡易版といいますか、つぶやき形式でのリリースになるかもしれません。
 『よりぬき!~』は、レギュレーションを少し厳しめに設定したら、イイ感じの不定期更新加減になりました。毎週お出ししてたら、不定期の「いつ出てくるんだろう?」ていうドキドキ感が無くなっちゃいますもんね(;^ω^)


 皆様からのご質問をお待ちしております。

 きものに関する素朴な疑問や小話テーマ、タロットに関するプチ質問、その他諸々「なんか聞いてみたい!」ということがございましたら、質問箱或いはコメントでお待ちしております。


というわけで

 今週もなるべく元気に、ぼちぼち歩んでまいりたいと思います。
 先だってメーカーズマークをハイボールで頂く機会があり、そこからあれよあれよと自分でボトルを購入してしまいました。
 縁は奇なものと申しますか、そうやってウィスキーを楽しみ始めたら〇種飲み比べの機会もやってきて、比べてみると違うもんだねえ……なんてわかったようなわかんないような事を言い出す始末。
 昔から「なんでも美味い節操無し」など言われてきましたけども、ここへきてさらに節操の度合いが無くなってきたようです。ビールも日本酒も甘酒もワインも……みんな美味くてみんなイイ
 なんの話をしてたのか、わからなくなってまいりましたところで……どちら様も、今週もどうぞご安全に、素敵な時間をお過ごしくださいませ。
 ではでは……。

 あらたま


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 それでは。
 最後までお読みいただいて、感謝感激アメアラレ♪
 また明日ね、バイバイ~(ΦωΦ)ノシシ

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