中川政七商店さんとPomaloで音声コンテンツを共同開発しました
最近、Pomaloでちょっと面白いプロジェクトが公開されました。
個人的にも注目しているのですが、中川政七商店さんとPomaloが共同で音声コンテンツを開発した、というものです。
その名も「中川政七商店ラヂオ 暮らしの手ざわり。」
現在、第5話まで公開されています。よかったらぜひご視聴してみてください。
https://story.nakagawa-masashichi.jp/category/feature/radio
なぜ音声コンテンツにチャレンジしたのか?
ところで、Pomaloはコミュニケーションコンテンツを企画・制作している会社ですが、いわゆる「記事」だけを制作しているわけではありません。
動画制作はもちろん、実は今まで自社で音声コンテンツ「編集者ラジオ」を発信して、Spotifyの月間おすすめ番組にも選ばれたりもしています。
⚫ 子育て・音声マガジン「コドモノ ハナシ、」
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デジタルの領域では、コミュニケーション施策は文章や写真だけではないですし、動画、GIFやjsなどのアニメーションを使ったリッチコンテンツ、ゲーミング的なコンテンツなどたくさんあります。こういったデジタルコンテンツの可能性を追求していくことも、Pomaloの大事な使命です。
そうした中で今回、中川政七商店さんとともに、”音”による新たなコミュニケーション施策を模索・実施する運びになりました。
個人的な印象ですが、中川政七商店さんは暮らしの道具を通じて心地好い暮らしを提案している会社なので、”文字”や”動画”のコミュニケーションに加え、静的な”音”のコミュニケーションは「心地好い暮らし」というものと、とても相性がいいのではと感じています。
どうやったのか?
「中川政七商店ラヂオ 暮らしの手ざわり。」のプラットフォームとしてはAnchorを使っていて、さまざまなポッドキャストにAnchorを通じて配信しています。現状、多くのサービスが存在しており、どれか1つにシェアが集中している状態ではないので、ここは手を広げることが大事だと考えています。
また、YouTubeでも公開しています。動画プラットフォームではありますが、BGM系コンテンツが大量にあるように「ながら聞き」をするユーザーも多いので、認知していただくには効果的かなと思います。
このあたりは自社で編集者ラジオをやった知見が生きていますね。
手応えはどうだったのか?
2022年1月7日に公開されたばかりなのでまだまだスタート地点ではありますが、中川政七商店さんのSNSなどで視聴者の方々からうれしいコメントをいただいており、手応えを感じています。
本当にたくさんのコメントをいただいてるのですが、こんな感じのご意見が多かったです。
・ラヂオを聴いて想像が膨らみました
・まだ使ったことのない花ふきん、いろんな使い方をしてみたいです
・タオルの代わりとして使っています
・優しい感じがいいですね
・ゲストのお二人の生活を想像できて楽しかったです
音声コンテンツならではの感じ方を楽しんでいただけているようなコメントも多く見られました。Pomaloでは、いろいろなプロジェクトで記事を読んだ方のアンケートを取ることもあるのですが、それとはまた違う印象でした。視聴者の皆さんの暮らしぶりがコメント内容から垣間見えるのも楽しいですね。
定量データと定性データの違い
ちなみに今回の音声コンテンツですと、再生回数などが「定量データ」として取得でき、それらは重要な指標になるのですが、上に紹介させていただいたようなコメントなどの「定性データ」も非常に重要だとPomaloは考えています。
なぜなら、こういう定性データからは人々の気持ちや行動の変化が見えてくるためです。ご紹介させていただいたコメントからも、そういったものを感じ取れたのではないでしょうか?
こうした定性データからは、定量データからはうかがい知れない「情熱」のようなものを感じます。コメントひとつをとっても、ユーザーの方がどれほど感動してくれたかが伝わってきて、コンテンツの価値を正しく知るうえでの貴重なデータになります。定量データも、定性データも、コンテンツにとっては等しく重要な尺度ではないでしょうか。
コンサルティング部 部長 浜崎貴生
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