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自民党議員 注目のショート動画 3選


自民党公式アカウントのショート動画

今回は自民党のショート動画について取り上げていきます。
一般的に硬いイメージがある自民党ですが、どのような投稿をしているのでしょうか?
まずは、自民党公式アカウントのショート動画の展開を以下にまとめました。

【投稿内容】
Youtube Shortsでは主にYoutubeのフル動画として投稿されている「CafeSta(カフェスタ)」の告知動画をオフショット風に配信しています。
Instagramでは参院選での各地候補者の街頭演説をPV風にした動画などを中心に投稿しています。

【特徴】
自民党は現時点 (2023年12月18日) においてTikTokでの動画配信は行っておらず、投稿本数としてはInstagramのreels(リール)が最多の投稿数になっています。
また、LINE VOOMでの動画配信を開始しており、他党と比較した際の特徴であるといえます。
また、マイナンバー制度についてのQ&A動画など、政策周知のツールとしても党のアカウントを利用している点が与党ならではの活用法といえるでしょう。
自民党はショート動画投稿の場として、投稿本数においてはInstagram reelsが最も活用されています。一方でそれはサービス開始時期による要因もあると考えられ、最近ではYoutube上で若者をターゲットにしていると考えられる「CafeSta(かフェスタ)」などを展開する等、これからはYoutubeショートにも力を入れていくのではないかと考えられます。

ここからは、自民党の中でも特にショート動画に力を入れている議員3名をご紹介します。


①青山繁晴参議院議員(全国比例)

「【#青山繁晴】ハニートラップにかけられたことはありますか?」

青山議員が最も力を入れている動画発信ツールはYoutubeショートだといえます。
チャンネルとして54万人ものチャンネル登録者を抱え、ショート動画の全てが8万回以上再生されています。最高再生回数はなんと…403万回!
「青山繁晴議員に聞く!」と題した質問返答動画シリーズで圧倒的な人気を誇っています。
核・北朝鮮・自衛隊・時事問題・プライベートに関するものなどが主な質問内容で、難しい内容もあれば身近な内容もあり、さまざまな視聴者のニーズに対応しているように感じました。

②小野田紀美参議院議員(岡山県選挙区)

「勝北ふるさと祭りでの餅つきの様子」

小野田議員が最も力を入れているツールはInstagramのreelsだと考えられます。
当初は委員会等での質問の様子などを主にアップしていましたが、防衛政務官に就任されてからは政務官としての自衛隊基地の訪問の様子や会議での発言場面の切り抜きなどを多数reelsにアップされており、普段あまり見ることのできない議員の活動の様子を見ることができます。
また、地元である岡山を訪れ地域の方々と交流する様子もアップされており、全力で餅つきをしているところや、恐竜の着ぐるみを着ている様子など、「政治家でありながらも、親しみやすい」 小野田議員の魅力が溢れ出る動画になっています。

また、小野田議員といえばYoutubeの印象が強い方もいるかと思います。
国会での質問のショート動画が話題になりましたが、小野田議員は公式Youtubeではショート動画の更新は行っておらず、一般の投稿者が投稿したものになります。
それを踏まえても、健康保険証悪用防止について質問している動画の再生回数は脅威の800万回越えで、支援者の切り抜き動画が、小野田議員の知名度を飛躍的に向上させたといえるのではないでしょうか。

③今井絵理子参議院議員(全国比例)

「教えて‼️えりちゃん先生🤔Vol.9『職業病だな〜と思うことは?』」

今井議員もInstagramのreelsをショート動画発信ツールとして活用しています。
内容としては議員としての現場での活動や、最近では「教えて‼️えりちゃん先生」というタイトルの質問返答動画を投稿し、議員職について語っています。
参議院選挙時にも活発に動画を投稿しており、これらの動画については今井議員の議員としてのアイデンティティーとも言える手話を積極的に用いて、聴覚に障害のある方でも動画を視聴できるような工夫を施しています。
全体的に動画のクオリティも非常に高く、多くの動画が数十万回の再生回数を誇っています。

政党のチャンネルとは異なり、個人チャンネルではその議員の個性もよく見ることができます。また、党や議員によって活用しているツールも異なるので、ぜひ幅広くSNSをチェックしてみてください!

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