日本で二番目に古い商店街 「佐竹商店街」と戦前からの歴史を受け継ぐ「おかず横丁」をフィルムスナップ
どうもポラックです。
今回は以前に仕事で通りかかって気になっていた商店街「佐竹商店街」をフィルムスナップ。
ここ佐竹商店街は日本で2番目に古い商店街なんだそう。
歴史は長いようだけどアーケードは作り替えられて綺麗。
今回のカメラ
今回のカメラは「Nikon F2 Photomic S」にレンズは「NIKKOR-N•C Auto 28mm F2」
フィルムは「Kodak ColorPlus 200」
このレンズとフィルムで撮るレトロが最近のお気に入り。
場所
東京メトロの新御徒町駅からすぐ南側でJR御徒町駅だと東に徒歩10分くらい歩く。台東区ですね。
北側から
北側から入っていくと早速昭和な喫茶店。
商店街ならではの洋服屋さんもいい感じ。
この日は平日の午後とあってかなり人がいない。
「加賀谷」さんのテントの模様と色合いがいい。商店街全体が前に来た時(3年くらい前かな?)と少し雰囲気が変わってる気が。
じゃない方の秋葉神社
商店街の序盤での横道が秋葉神社の参道になっている。
東京によくある街中に突如現れる神社。
秋葉原の元になった秋葉神社じゃない方の佐竹秋葉神社。
台東区に秋葉神社は二つある。
小さいながらも雰囲気ある神社。
商店街へと戻る
古い商店街は店名のフォントが気になる。
佐竹商店街でも有名なお店の一つ「ファミリースナック ロッキー」。今回はここでランチすることに。
ショーケースに入ったサンプルもどこか昭和を感じさせる。
素朴で懐かしい味わいのハンバーグが美味。(iPhone撮影)
こちらも佐竹商店街の有名店「白根屋」さん。この日は既に終わってしまってました。
「吉田屋」さんも歴史を感じる。
気になっていた「ゼイタク煎餅®︎」さんも休み。
今回使っている「NIKKOR-N・C Auto 28mm F2」で撮ると電飾がボゥっとした写りになる。悪い写りと言ってしまえばそれまでだけどこれはこれでいい味。
このカラーリングもいいです。
ここで南側の端まで到着。
関ヶ原の戦いの後外様大名となってしまった佐竹氏の上屋敷があったことが「佐竹商店街」の名の由来だそう。
江戸時代の名残が東京にはまだまだたくさんある。
前回来た時はもっといろんなお店があった気がして、今回記憶を頼りに探し来てみたけど少し寂しくなった印象。
古いお店は急速に減っちゃってるんですかね。
おかず横丁へ
ここからフィルムは「Kodak Ultramax 400」
ちょっと消化不良なのでそのまま近くの「おかず横丁」へ向かいます。
鳥越本通り商盛会、通称おかず横丁に到着。
ここ鳥越の辺りは戦火を免れた建物が残るそうで歩いていても古い建物が結構ある。
人はほとんど歩いていなかったけど建物を見てるだけでも面白い。
嘉永5年(1852年)創業だそうで約170年も続くお茶屋さん。
看板も右読み。貴重なお店です。
30年ほど前までは町工場が多かった地域だそうで。
仕事帰りに晩ごはん用の惣菜を買う人が多くてそれがおかず横丁が通称になった理由。
ここは有名な入舟や。
お惣菜が量り売りされてる。いい雰囲気。
夕方のおかず横丁の電灯と提灯いいな〜。
銅板葺の看板建築ですね。
こちら「郡司味噌漬物店」は戦争に行ったご主人が戦地で食べたくなった母の味噌汁を思い、味噌屋になると決意して始められたそう。
歴史を知るとそれもまた面白い。
こちらは美味しいカツサンドのテイクアウトもできる飲み屋さん。孤独のグルメでも紹介されたみたい。
ここに活気があった頃を想像するのもロマン。
最後は入り口にある「高岡酒店」
ここも銅板葺の見事な看板建築。
おかず横丁思った以上に良かった。昼間にもう一度来て周りも散策してみたい。
この辺りはまだまだ歴史ある建物が残る貴重な地域でした。急速に失われつつあるこういった景観をこれからもフィルムでスナップしていこうと思います。
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