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ポーラ 2023年SDGs大会 その3

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。 

2021年より開催しているポーラSDGs大会。2023年10月には第3回を開催しました。この大会は全国のポーラの店舗やビューティーディレクターが取り組んでいる様々なSDGsの活動を発表するイベントです。

開催の目的は

  1. 各組織で行われているSDGs活動を知り、刺激し合うことで、今後の活動のヒントにしていただく

  2. つながりを拡げ、We Care More.につなげていく

というものです。

*We Care More.についてはこちら↴

noteではSDGs大会にて選ばれた5組のアクションをご紹介いたします。 

第二弾「ひとり親家庭サポート」の記事をご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。

*SDGs大会 その2「ポーラが困っている方の役に立てるのでは?から生まれた「ひとり親家庭サポート」はこちら↴

 今回は第三弾として、愛媛県新居浜市にあるポーラ新居浜店の「ポーラショップでミニミニ文化芸術的体験」をご紹介いたします。

インスタグラムはこちら↴

1,ミニミニ文化芸術的体験を始めた背景

きっかけは、ポーラ新居浜店のお客さまの声でした。

「この地域で暮らしていると『文化芸術』に触れる機会が少ない」「コロナ禍のために地域の行事が少なくなって、人と人がつながりあえる場所や機会が減っている」「転勤してきたり、定年や介護のために県外からUターンしてきたため、新たな人間関係を作る必要がある」

新居浜店の藤田オーナーは、そんなお声を聞くたびに「お客さまの寂しさ、物足りなさを癒し、充実感を味わえる場所や機会を提供したい」と思っていました。

ポーラ新居浜店のビジョンは「人と人が豊かにつながり、幸せが巡るサロン」。

そこでスタッフと共に、音楽や文学などの文化芸術的体験で、人と人が豊かにつながり、共感し合い、幸せが巡る環境を作っていくためのアクションを開始しました。

2,具体的な活動内容

・子どもと大人のための音楽会
・POLA文庫
・文化講座(読書会)

 【子どもと大人のための音楽会】

この音楽会を始めるきっかけになったのが藤田オーナーの大学時代の出来事でした。大学に行って初めて生のオーケストラを聴いた藤田オーナー。その時の衝撃や感動は50年近く経った今でも覚えているそうです。

バイオリンを弾く藤田オーナー

とくにバイオリンの音色や響きに感動し、それがきっかけでバイオリンを猛勉強して音楽教師にまでなったということ。人生を変えてしまうほどの感動でした。

小学校で音楽教師となった藤田オーナー

そんなご自身の経験があり、「子どものうちに、生の音楽に触れる体験をさせてあげたい」という想いがずっとあったといいます。

そこで、ポーラ新居浜店での音楽会を企画。ちょうどお客さまの旦那さまがリコーダーを演奏していたので、一緒にアンサンブルをお願いし、地域の「ピアノの先生」も誘って一緒に「子どもと大人のための音楽会」を開催しました。

赤ちゃんが泣いても、子どもが動き回っても気にしない、誰でも気軽に楽しめるコンサートを目指しました。

音楽会の様子。
★音楽会の様子のショート動画はこちら↴


当日は、予想以上にたくさんの人が聴きに来られ、玄関の外で聴く方もいるほどの賑わいとなりました。

聴きに来られた方からは、「こんなに近くで生演奏が聴けて楽しかった。初めてバイオリンを生で聴いて感激した。」「家族みんなで楽しめてよかった。次はぜひ孫も連れてきたい。」などの声をいただきました。

 【POLA文庫】

POLA文庫は、ご来店されたお客さまが気になった本を借りられるミニ図書館。できたきっかけは、お客さまが読んで感動した本を「他の人にも読んでもらいたい」とお店に持ってきてくれたこと。別のお客さまが気になった本を持ち帰り、また違う本を置いて行く・・ということが続いて「POLA文庫」になりました。

POLA文庫と本を選ぶ藤田オーナーとお客さま


知らないお客さま同士が「本」を通じてつながり始め、お客さまからは「本を読んだことがきっかけで新しいチャレンジを始めた」とか、「自分が選ぶといつも同じ傾向の本になってしまうけれど、人が選んだ本を読むと世界が広がる」というお声をいただいています。

【文化講座】

そのうちに「本を一緒に読める場所があったらいいな」というお声があり、新居浜店にて【文化講座】を開催することになりました。講師は、大学で文学を教えていた藤田オーナーの旦那さまです。

第1回目は、「ふざけすぎた季節のあとで」というタイトルで、「なごり雪」の歌詞を読み解く内容

第2回目は芥川龍之介の「羅生門」を原典と比較することによって、近代文学の特質を考える内容

文化講座の様子

3,藤田オーナーの想い

以上のような3つの取り組みを通して、人と人が豊かにつながり、ワクワクや幸せが巡るサロンになっているのを実感し、とても嬉しく思っています。

お客さまからも、「POLAは私にとってなくてはならない場所」と言われることが多くなりました。

「文化芸術」は人の心の深いところに、喜びや感動を与える大きな力をもっています。

これからも地域の方々と共に文化、芸術を楽しむことで共感しあい、お互いを尊重し合える心豊かな社会の実現のお役に立てたらと考えております。

4,おわりに

いかがでしたか。

今回は、文化芸術を通して癒しや活力が得られる、そして人と人がつながっていく、周囲の方の「こんな場所あったらいいな」を形にしているアクションを紹介させていただきました。




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