飛騨高山の未来をつくる!地元の小・中学生向け「お仕事発見隊」開催!
こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。
今回は、飛騨高山市で開催されました地元の小・中学生向け職業体験プロジェクト「お仕事発見隊」の活動をご紹介します。
“高山では夢を叶えられない。“
あるイベントで高校生からこの言葉を聞いたPOLA AQUALIE ショップ 森下利枝 さんは、「地元で夢を叶える子どもたちの未来をつくりたい」、そう思いこの活動をスタートしました。
熱い気持ちを抱え、実際に飛騨高山市の未来を切り開こうとしている森下さんに詳しいお話を伺ってまいりました。
是非ご一読ください。
飛騨高山フューチャープロジェクト「お仕事発見隊」とは?
飛騨高山市でPOLAのショップを多店舗展開している森下さんが“地元でも夢を叶えられる環境をつくりたい”、そう思った事から動き出したのが「飛騨高山フューチャープロジェクト」です。
2021年、プロジェクトの第1弾として「みんなの夢を地域から見つけよう!」をテーマに地元企業から参加企業を募り、夏休みを利用し飛騨高山に住む子供たちに実際にお仕事体験をしてもらう企画がスタートしました。
それが「飛騨高山・お仕事発見隊」です。
参加企業は消防署から、保育園、デザイン事務所、エステショップなど多岐にわたります。
参加した子供たちには地域通貨「さるぼぼコイン」でお給料が手渡され、買い物をすることで社会の仕組みを楽しく学んでもらう事もできます。
また、体験する子どもたちだけでなく、その親御さん方にも飛騨高山の企業の魅力を知ってもらうことも狙いのひとつです。
企業、子ども、その親、と「絆」を繋いでいくことが大きなテーマとなっています。
子どもたち、そして参加企業からの嬉しい声
今年で2回目の開催となった「お仕事発見隊」。
第1回目の際は参加企業数は24社でしたが、今回なんと101社、そして実際の体験人数は約500名にものぼりました。
子どもたちやご家庭の皆さま、そして参加企業からの嬉しい声と、体験風景を紹介します。
参加された子どもたち、親御さんの声
・「楽しかった」が第一声、そして「将来の夢が近づいた」と子どもが話してくれた。
・子ども達の夢や、未来の道しるべになるような企画だった。
・関心のある分野への興味が深くなり、より一層夢への想いが強くなった。
・職業体験で、子どもと地域が「繋がり」を持つことができた。
参加企業様の声
・子どもたちから「元気」をもらった。
・企業として何を大事にすべきか、改めて考えるきっかけになった。
そして今回は地元の高校生に授業の一環としてボランティアに参加してもらいました。
高校生の参加メンバーからも嬉しい声があがっています。
・飛騨高山にこんなに夢が叶える場所があったと知らなかった
・将来高山に戻って仕事をすることも考えたいと思った。
お仕事発見隊の活動により、飛騨高山内に「絆」が生まれているのが伝わってきますね。
この先の飛騨高山、そしてこどもたちの未来について考えていること
この先の飛騨高山、そしてこどもたちの未来について考えていること
森下さんは、「この活動を来年も、また再来年もと、継続的に続けていきたい」と話します。
これからの飛騨高山の未来について考えていることを聞いてみました。
続けていくことに意味がある
例えば小学1年生で参加した子どもたちは、中学3年生までに通算9回お仕事発見隊に参加することができるんですね。その9年間で飛騨高山を知り、どんどん好きになる。
単発の活動で終わらせるのではなく、長い目線で未来をつくっていきたいんです。
2024年には、岐阜県飛騨地方初の私立の四年制大学として、飛騨高山大学(仮称)が開校を予定しています。
大学ができることで、子供たちの未来が更に大きく開いていく環境ができることが楽しみです。
地元の熱い想いを持った企業をもっと知ってもらいたい !
活動の発端には、「飛騨高山にはこんなに素敵な企業がたくさんあるのに、その企業を知らないなんて勿体ない!」という気持ちもありました。
更に、わたしたち企業側も子どもたちと繋がることで、再度自身の仕事を見つめることができるんです。
私自身も、POLAのショップでメークやマッサージを真剣に体験する子どもたちを見て「この仕事は喜びを伝える仕事なんだ」と再認識することができました。
飛騨高山に「絆」が生まれて、子どもたちのみならず、皆の「未来」を広げていきたいです。
森下さん、お話を聞かせてもらいありがとうございました!
POLAには地域に愛を持ち、地元を盛り上げようとするショップが多くあります。一人の想いが大きなうねりに代わっていく。とても素敵ですよ ね。
来年のお仕事発見隊も取材できることを楽しみにしています。