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【③術後の入院生活】鼻中隔湾曲症の手術を受けて

こんにちは。手術を終え、つらい術後の生活が待っていました。
今回は手術直後の入院生活について書きます。

入院3日目
夜は2時間ごとに目が覚めましたが、想定より眠れたなという印象。

ネットでは、鼻づまりで呼吸ができず、
全く眠れなかった、恐怖でパニックになったと
書いている人が多いですが、
私はそこまで辛くありませんでした。

理由の一つとしては、私の場合、長いガーゼを鼻の奥に1枚、
綿球を鼻の入口に詰めていただけだったからだと思います。
(一般的な鼻中隔湾曲症の手術より、
鼻の骨を動かしている(?)ため、
骨を固定するためのプレートは入っています)

またもう一つの理由としては、
私の鼻は、常に、最強レベルで詰まっていたからだと思います。
なので術後は「鼻風邪ひいたな」くらいの感覚。
よかったのか、悪かったのか・・・

朝食前に痛み止め飲みました。
出産は無痛分娩を選択しましたし、
痛みにはめっぽう弱いです

熱37.4度。風邪ひいても熱が出ないタイプなので、
一般的には微熱程度ですが、かなりきつかった・・・

朝食。まったく食べられませんでした。
鼻が塞がれていて味がしません・・・

朝食後も痛み止めをお願いしましたが、
4時間おきとのこと。絶望する。

鼻が痛いのもありましたが、鼻が詰まっているせいなのか、
おでこあたりの頭が痛い。
気分が悪い。
眠れないし、テレビや映画も集中できません。

必死に4時間耐え痛み止めを飲みましたが、
あまり効きませんでした・・・
点滴はすぐ効いたけれど、飲み薬はそこまででした。
私の場合。

昼食。久々のお肉。
味しないですけどね。半分くらい食べられたと思います。

午後は夫と娘が面会に来てくれました。
夫は私に会った瞬間に爆笑。
↓に似ていると。

鼻が腫れてたのでね。
それにしても失礼しちゃいます。
こっちは痛みや苦痛と戦っているっていうのに!
怒る気力がありませんでしたので、静かにしていましたけど。

鼻パンチを恐れて、子どもを抱っこできませんでしたが、
久しぶりの再会で癒されました。
しかし途中からめまいが・・・
早くよくなりたいものです。

夕食。パイナップル好きなので全部食べました。
心なしか歯茎が痛い気がして、他はほとんど食べられませんでした。

テレビを見ながら笑っていたら、
鼻の中の骨?が動いている気がして、こわすぎました。
それからは、面白くても心の中で笑うことにしました。

夜は38度近くまで上がり、氷枕を借りて就寝しました。

入院4日目
1度起きたくらいで比較的ぐっすり眠れました。

朝食。緑色のシュウマイみたいなものが出ました。
生まれて初めて食べました。

午前診察でガーゼを抜きました。
先生に「痛いですか?」と聞いたところ、
「そんなだと思いますよ~」とのお返事。

いやいやいや、ネットにはこれが一番痛いって書いてありましたよ!
と、心の中で叫びました。

いざ抜いてみると・・・痛くない!
鼻、というか喉の奥の方から、ぬる~っと出てくる感じ。
涙は出たし、少し痛みはありましたけれど、
我慢できる程度でした。拍子抜け。

先生から「鼻、少し通りますか?」と聞かれましたが、
その点に関しては、そこまで。
まだプレートが入っているのと、
鼻内部がまだ腫れていることが影響していたようです。

1週間はシャワーのみ、
鼻入口には綿球を詰めて下さいとのことでした。

そのほか、スーパーへの買い物など、
日常生活への制限は無しでした。

しかし、日課だった筋トレは、
退院後の診察(3週間後)まで禁止でした。
動かないし、食べないしで、
筋肉は落ち、お腹周りはぷよぷよしていました。ショック。

鼻うがいの指示がありました。
事前に購入しておいた↓で試すも、うまくいきません。

よく見るとこちらは、「しっかりタイプ」で上級者用?でした。

退院後に↓「シャワータイプ」を買い直したところ、
すぐにできるようになりました。

どちらもドラッグストアで1,000円ほどでした。

それと、待ちに待ったシャワー!
ガーゼを抜いて問題無かったので、
やっと許可が下りました。

数日間鼻を触れず洗えなかったので、
かなり汚れがありました。
でも鼻にシャワーが当たるのがこわいので、
恐る恐る、ゆっくり洗いました。
汚れは取り切れていないかんじ・・・

午後はタブレットで映画を観るくらいまでには回復しました。
前日まで、本当に何もできないくらい元気がなかったので、嬉しかったです。

両親が面会に来てくれました。
全身麻酔したのに、もう動けるんだ!と驚かれました。

リクエストしたスイーツを差し入れてもらって
食べましたが、残念ながら味分からず。
雰囲気を楽しみました。

術後の面会は賛否両論あると思いますが、
私は、家族や、気を使わない相手なら、
絶対来てもらった方がいいなと思います。

個室&コロナで、他の患者さんと話せなかったこともあり、
かなり孤独な入院生活でした。

いつまで続くんだろう・・・と思っているうちに、
気分が沈み、ネガティブ思考になりがちです。

人と話すとき、気を使わない相手でも
「話そう」と頑張るので、疲れます。
でもその分、コミュニケーションを取る中で
つらいことを共有したり、はたまた全然関係無い話をすることで、
気持ちが軽くなることを知れました。

手術するまでこんなことは感じたことなかったなーと思います。

入院5日目
午前診察で退院の許可下りました!
ヤッター!という気持ちと、
こんなフラフラで退院して大丈夫?
の気持ちが入り混じっていました。

まだ鼻づまりがあり不快ですが、
想像していたより、術後の入院生活は耐えられたなーと感じます。
つらいはつらかったんですが、
もっと壮絶なものを想像していたので。
それよりは・・・というかんじ。

比べるものではないですが、出産の方が過酷だったような。

話は戻り、退院準備です。
本調子ではないので、ノロノロ支度を済ませ、会計へ。
限度額適用認定証のおかげで、14万円でした。
(個室部屋代含む)

タクシーの中ではマスクをしていましたが、
これがもうしんどい。酸欠。
入院中は個室だったので、
マスクはほとんどしていなかったのです。

少しでもテンションを上げるために、
食べログで調べていたケーキ屋さんに行きました。
(まだ味しないんですけどね)

未回復で子どもの面倒を見るのはしんどい&危険なので、
実家に1週間お世話になることにしました。

到着後は休ませてもらい、
たまにテレビ観たり、漫画を読んで過ごしました。
子どもの面倒から、家事までやってもらえ、
とても助かりました。

人によると思いますが、
退院直後に家事育児は死ぬレベルです。
無理せずサポート(身内が無理なら、アウトソーシング)を
絶対検討してください。

続きます。


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