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【①診断、手術決意】鼻中隔湾曲症の手術を受けて

初めてnote使います。
初めてのテーマが鼻の手術についてなんて、
なんとも言えないけれど、
とっても伝えたい内容なので書きます。
「鼻中隔湾曲症と診断されたけど、手術どうしよう」「鼻炎がひどくて死ぬ」という方向けの記事です。
体験、意見を書きますので、ぜひ参考にしてもらいたいと思います。

鼻炎ひどすぎ女子
私と鼻水の付き合いは、確か小2くらいからだと記憶しています。
それから今(31歳)まで、ずっと一緒です。
もはや人生の大半を過ごしているので、
正直不便さは感じていませんでした。

初めて手術を勧められたのは高2。
鼻づまりによる頭痛で耳鼻科に行ったときのこと。
「あなた、鼻の真ん中の骨が曲がってるから手術した方が良いよ。」
聞いてみると、上唇を切開する手術。入院は2週間。
ピチピチの女子高生には、手術を決断できませんでした。

それからも頭痛や中耳炎を繰り返し、
定期的に耳鼻科を訪れる日々が早10年以上。
その日はいつもと違う耳鼻科に行ってみました。
鼻の中を見るなり「あー鼻の奥が見えないね。これは手術した方が・・・」
それまで幾度も言われていたので、
内心「またか・・・でも手術こわいし・・・」と思っていました。
この気持ちが伝わったのか、
「鼻の形を専門にしている総合病院の先生が、月一でここで診察してるから、相談だけでも来てみたら?」
と提案されました。
まあ相談だけなら、と軽い気持ちが私の運命を変えます。

手術を決意するまで
診察室に入ると、物腰柔らかそうな先生(少しくまちゃんぽい。)がいました。
先生から話があったことは、
・左の鼻が完全に塞がっていて奥が見えない。
・アレルギーがひどく、サイドの粘膜が腫れ上がり、更に鼻を狭くしている。
・手術するなら、一度に3つの手術をしましょう。
3時間半かかる。
 ①鼻中隔(鼻の真ん中の骨)を削る
 ②粘膜を切開し、中の軟骨を取り、
  粘膜をボリュームダウンさせる
 ③鼻水を出す神経を焼く
・鼻の形は変わらないはず。
・入院は5日。
・手術は来月にでも予約できる。
・検査は1日にまとめられる。

このようなことを話したところで、
詳しい検査を勧められ、その場で予約を取りました。
今まで手術を渋っていた私ですが、
検査を受けることにしたのは下記条件が揃ったからです。
・現在育休中で、年明けから仕事復帰予定。
 それまでに手術、そして回復できるのであれば、
 検討しようと思いました。
 仕事が始まるとまとまった休みは取りづらいので。
・入院期間が大幅に短縮されていた。
 高2の頃から医療は大きく進歩していたのですね。
 ありがたいです。
・手術するかは検査してから決めればいっか。(安易な気持ち)

そして検査日。
朝10時から、全て終わったのは14時過ぎ。
血液検査、心電図、CT、肺活量などなど。
検査結果が出てから耳鼻科に戻りました。
しかし思いもよらぬ先生のお話。
「左鼻の入り口がとても狭いことがわかりました」

そのため、
手術が一つ増えるー!
難易度も上がり(鼻の骨を分解し、くっつける?)、
手術時間は+1時間。
不安は増大していくばかり。

私は検査日までに手術する・しないを決断するために、ありとあらゆるネット記事やYouTubeを見て、
手術に関する情報を集めました。
気になったことは下記です。
・鼻の形は本当に変わらない?傷はできない?
・アレルギーを改善させる手術ではないが、効果はいつまで?
・手術実績は?執刀医はどなたか?
(この病院と先生をネットで調べましたが、
手術実績を見つけられませんでした。
ネットでは有名な先生を紹介してもらったのに、
執刀医は経験が浅そうな先生だったという記事を読んだので・・・)

3つ目の質問はしづらかったですが、率直に聞いてみました。
先生は全て丁寧に答えて下さり、よく理解することができました。

しかし・・・決断できない!
だってこわいんだもの!!!

たぶんこの気持ちがダダ漏れていたのでしょう。
先生が静かに話し始めました。
「正直、若い女性には勧めないんです。
鼻の形が変わらないと言っても、100%ではないので。」
あ、私30代だしもう若い女性ではないですよね笑 と、ちょっとガッカリしかけたとき、
「でもrururuさんの場合、それを踏まえても手術するべき状態だと思います。」

このとき、私の心が決まりました。
命に関わる病気でもないし、こわいし、とずっと手術を見送ってきました。
今までの耳鼻科の先生も「どうします?」というスタンスで、強く手術を勧める方はいませんでした。(命に関わる病気でないから?)

でも、というかやっぱり、私の鼻は、そして鼻炎は、
ひどい症状だったのかーと再確認しました。
こうなったらしっかり治して、
鼻が通るバラ色人生を歩みたい!と、
大げさですが感じたんです。

先生に手術することを伝え、
その場で入院日が決まりました。
病院と私の都合で、手術は2週間後笑 早い笑
日が開くほど決意が鈍りそうだったので、
結果的に良かったと思います。

入院編に続きます。

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