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体を売り続ける女の話し8

石沢さんが大坂に戻ってきて まずは一緒に暮らす、部屋探しです。 それまでは、家族にバレないように デートクラブに行ってましたが、親と離れて暮らすとなれば、好きなだけ仕事が出来ます。 ただ、石沢さんがまたホストをすることになり、喧嘩が絶えなくなりました。 デートクラブでお金を稼ぎ、 それを別のホストクラブで使うという、 そんな生活が始まりました。 なぜ、風俗で働く女の子がホストにはまるかというと、好きでも無い男性とセックスして 自分の言いたいことを我慢して、笑顔を振る舞い、

    • 体を売り続ける女の話し7

      関東で半年を過ごし、私は大坂に戻りました。 私にとって、この半年はとても長く感じました。 初めての関東、初めての風俗、初めての補導。 好奇心旺盛の私には、全てが楽しい経験でした。 大坂に戻った時は、関東に行った次の年の3月か4月だったと思います。 私はまだ17歳でした。 高校の時の友達に連絡し、仲良しだった女子5人で集まりました。 私の行っていた高校は、その地域ではめちゃめちゃ不良か、めちゃめちゃ馬鹿か どちらかが行くような学校で、私の友達はめちゃめちゃ不良の友達ばかりで

      • 体を売り続ける女の話し6

        応接室に通されました。 そこには数人の男の人が。 その中の一人が、『川崎警察の生活安全科の○○です。 ちょっと、お話聞かせてもらいますね』 私の心臓は、飛び出しそうにドクドク音を鳴らしていました。 その刑事さんが 『まずお名前伺えますか?』と言ってきた。 私は姉の名前を答えた。 『それって、お姉さんの名前ですよね?』 また、心臓が音が大きくなった。 どうしよう・・・・ 私は、『はい。』と答えた。 少し、刑事さんと話をしてから、車で川崎警察に連行されました。 初めての取調室

        • 体を売り続ける女の話し5

          今日は、ソープランドでのお客様との話でもしようかと思います。 90分6万円、安いお店ではありません。 なので、この日の為にお金を貯金して来店されるお客様も多かったです。 まず、部屋に入ったら、浴槽にお湯をはります。 お客様のズボンを降ろし、パンツを降ろし、そのまま口の中に 汚れたままのものを、口に含み ここで発射する人も少なくありません。 このあと、お客様の洋服を全部脱がし、部屋の端の方のハンガーにかけ、私も全裸になりお客様をお風呂の方に誘導して体を洗って差し上げます。

        体を売り続ける女の話し8

          ソープランド実体験

          私の話しばかりで、 体を売り続ける話が、抜けてることに気が付きました。 今日は、ソープランドの実情を話そうと思います。 私が最初に行ってたお店が 川崎の90分6万円の超高級店 その当時、120分10万円のお店も近くにありました。 90分6万円 安くはありません。 初出勤までに何度か、マット洗いの講習がありました。 30歳前後だと思うマネージャーがお客様を迎えてからの流れを 私をお客様代わりに講習をしてくれました。 まずお互い、裸になりベッドで1プレーのフリ その後、お風

          ソープランド実体験

          体を売り続ける女の話し4

          私は、お店に年齢がバレてしまったことを、石沢さん達の居る横浜のマンションに電話をかけ知らせました。 叱られると思ったが、そうでもなかったように記憶しています。 だか、遊んでるわけにはいかないので、マンションに帰って数日して、石沢さんに連れられ、東京の吉原(ソープランド街)の近くにある喫茶店でスポーツ新聞を観たのか、雑誌を観たのかは覚えてないが、ソープランドの広告を見せられ、どこに行こうかと相談されました。 吉原や岐阜などにもある、有名なお店に面接に行くことになりました。 金

          体を売り続ける女の話し4

          体を売り続ける女の話し3

          17歳の9月、私はワクワクしていました。 初めての東京。都会… 新幹線に乗って、新横浜の駅に到着。 駅には、ラウンジの店長だった宇野(仮名)さんが黒塗りの車で迎えに来てくれていた。 その車に乗り、石沢さんの居る、ヤクザの親分の家へ。 親分が彼女と暮らすマンションは、横浜にあった。 そこには、4人の若い衆と、親分、親分の彼女が住んでいた。 ヤクザという仕事の人に対しての免疫は子供の頃からあったので、怖いとは思わなかったが、17歳の私には、知らないおじさん達と一つ屋根の下で暮

          体を売り続ける女の話し3

          体を売り続ける女の話し 2

          それは1985年、これから日本がバブルを迎えようとしていた頃のことです。 私は中学生の頃から、アルバイトをしてお金を稼ぐ楽しみというものを知ってしまいました。 どうにか入れた高校にも、ろくに行かず、アルバイトの日々、前回話したミナミで引っかけられた彼を助ける為、お金を稼いで彼に会いたい と、頑張っていた私の前に、 私が勤めているミナミのラウンジの店長の 友達である石沢さんが、お店に初めて訪れた時に 石沢さんの隣の席に私がホステスとして接客をする事になりました。 とても話上手

          体を売り続ける女の話し 2

          体を売り続ける女の話し

          私が、体を売る事になったのは、昭和61年、 17歳の秋の事でした。 つき合ってた男性が、ヤクザで。 この男性と知り合ったのは、半年ほど前、大阪ミナミのラウンジでした。 まだ、16歳だった私は、年齢をごまかして、 18歳だと言って、ミナミのラウンジに勤めていました。 そこで、店長の友達だという石沢(仮名)さんと出会ったのです。 この頃、石沢さんは、ミナミでホストをしていて、だが私はホストという仕事をよく知らなかったのです。 私の生い立ちを少し話しておこうと思います。 私は、

          体を売り続ける女の話し