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"令和版フェミニズム"を提唱します

「令和版フェミニズム」提唱の背景

こんにちは。秋本枝央です。2023年6月某日、わたくしのこちらのツイートが大反響を呼びました。

LGBT理解増進法の成立間際で騒がれていた中、本当にヤバいとある問題が見過ごされていました。それはいわゆる「経産省トイレ裁判」です。

すでにご存じの方も多いと思いますが、これは性自認が女性である申立人(身体・戸籍上は男性)が、建物すべての女子トイレを使えないことを不服として起こされた裁判でした。これを許してしまうと同様の裁判が全国的に広がってしまう可能性があり、危険視されていたのです。当時、この問題を動画にしています。

日本の有名フェミニストはだんまり…

性別適合手術を受けることなく性自認によって異性のスペースを利用できるようになることは、当然大問題です。女性にとってこれほど重要なトピックはないと思うのですが、有名どころの自称フェミニストの活動家の方々は、当時これについてはまったく触れていませんでした

ツイートのアナリティクス
当時のツイートのアナリティクス

日頃は女性蔑視的な事柄に過剰に反応するビッグネームの「フェミニスト」たちが、女性の人権に直接関わることになる問題を見過ごしているのには強い違和感を得ました。

現代に即した、新しい"フェミニズム"の必要性

現代に即した、新しい"フェミニズム"の必要性

女性の人権に関わる問題をスルーしているアクティビストを見るにつけ、わたしは彼らはトランスジェンダリズムから女性を守る気がないと判断しました。後日この裁判を受け立ち上がった女性団体もありましたが、名の知れた自称フェミニストたちにおいては、以前として沈黙を貫いていました。

それまでわたしは「フェミニスト」を語る彼女たちの言動をよく思っていませんでした。過剰な男性批判や、女性の特権を叫ぶ内容、女性差別があることが前提の発言などにはあまり賛成できませんでしたが、今回の件でますます「フェミニスト」への信用がなくなりました。

現代における「フェミニスト」というと、どうしても男叩きや、女性蔑視的な言動に過剰に反応する女性たちのイメージが先行してしまいます。ツイフェミと呼ばれるものがそれです。しかし本来的な意味では、フェミニズムはもっと有効な使われ方をする必要があると思うのです。

●男叩きではなく、男女の違いを認める。
●女性の特権を主張するのではなく、女性にとって不利な点を是正していく。
●頭ごなしに女性差別と決めつけるのではなく、広い視野で見る。

加えて「経産省トイレ裁判」をはじめ、昨今ではトランスジェンダリズム(性自認至上主義)が広がりを見せ、トランスジェンダーに過剰に配慮する傾向が現れています。トランスジェンダーに配慮するあまり、女性が我慢を強いられるのはあってはならないことです。

セクシャリティの違いで対立や論争を生むのではなく、社会の一員として男女が手を取り合い協力していく考え方、双方にとって有利なように社会を変えていく姿勢が今こそ求められていると考えました。

今こそ、本当に必要な「新しいフェミニズム」を!

今こそ、本当に必要な「新しいフェミニズム」を!

ツイフェミたちのせいでフェミニズムが「女性の生きづらさ主張」「性的搾取警察」と成り下がってしまった現代、男女の溝は深まるばかりです。男女の差をなくそう、女性の地位をうんと上げようとしたことで、フェミニズムは失敗に至りました。

本来であれば、フェミニズムは男性の理解も得つつ、社会運動として広めていかなければならないとわたしは考えます。そこでわたしは以下の2点を軸に、"令和版フェミニズム"を提唱することにしました。

  1. 男女の平等は、違いを認めることから始まる

  2. 性別は男女の『2種類』

男女は同じ人間でありながら、違う生き物です。脳の作りがそもそも違いますし、それによって考え方も異なり、当然身体的特徴はまるで違います。

わたしは以前から、男女のすれ違い・対立の問題は、この「そもそも違うことを認めていない」からこそ起きていると考えていました。わたしは違いを認め、理解し、受け入れることで互いを尊敬できるものと考えます。

すべてのセクシャリティは「男女」のグラデーション

すべては「男女」のグラデーション

令和フェミニズムは、トランスジェンダリズムにのために、女性の人権がないがしろにされることはあってはならないと考えます。そのためLGBT思想、トランスジェンダリズムといった危険思想には反対します。

LGBT思想は性の多様性を謳っておりますが、「男の子がピンクを好きだっていい!」など、結果的には「ジェンダーバイアス/男女二元論」に縛られている点で不自由だと言えます。男性性も女性性も、人によって捉え方は様々であり、はじめから多様性が認められています。

性同一性障害、トランスジェンダーなど様々なセクシャリティが話題になりますが、生物学的性別は男か女の2種類しかありません。MtFは男性のグラデーションですし、FtMは女性のグラデーション。それぞれ独立した「性別」ではないと考えます。

令和フェミニズムの3本の柱

令和フェミニズムの考え方を、以下の3本の柱としてまとめました。

■両性の違いを認める
■性別は2種類
■協力し合う

男女はいがみ合うものではなく、理解し合うべき仲間です。お互いにとっての住みよい社会こそ、いい社会の実現に至ると考えます。LGBT思想や、科学的事実を無視したジェンダー論には反対します。ゲイもレズビアンも、男女という大きな枠組みにおいては仲間だと言えます。様々なセクシャリティが、公益のために協力し合うのが理想の社会です。

令和フェミニズムの考え方に賛同いただける方は、是非シェアをお願い致します。ブログ、Twitter、YouTubeでの活動も行っていますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

本を出しました!是非チェックしてみてください♪


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