ぽこ

自分がどうしたいのか

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中学から高校へ

2学期以降 中学最後の夏休みに彼女に振られ、そこからはバンドと勉強に集中するようになった。 2学期からの元カノの私への接し方は、友達の時と変わらない感じで、付き合ってたっけ?と言われるほど昔に戻っていた。 高校は家からの通学圏内で1番の進学校に入学した。とはいえ進学するのは普通科以上で私は商業科だった。 1学年で10クラスあるマンモス校で、1000人を超える学校。 中学の同級生の大半は地元の近い高校に通っていた。同じ塾に通った親友は皆私と同じ高校だった。 高校は3つ

    • じいちゃんばあちゃんと戦争

      実家の母屋には母方のじいちゃんばあちゃんが住んでいた。 2人は私が物心ついた時には、畑と田んぼで野菜とお米を作っていた。小さいときは一緒に運搬車に乗り込んで畑に行って遊んだりしていた。 ばあちゃんは足が悪くゆっくりしか歩けず、耳もかなり遠かったので、テレビはいつも爆音で、じいちゃんと喋る時も何回も聞き直していた。 じいちゃんは何回でも喋りかけていた。 マスオさんもビックリするくらいのカカア天下で、いつもばあちゃんに怒られている、そんな関係だった。 ばあちゃんの昔話 ば

      • 中学時代

        中学校は私の家から自転車で約30分。 山を一つ越えて、二つ目の山の頂上にあった。 毎日自転車で山を越えたおかげで、身体が引き締まってそれなりに運動が出来るようになっていった。 中学校は私の住む町の小学校を3校分集めた学校で、確か同級生は78人、全校で250人くらいだったと思う。 部活は強制入部だったが、人数が少ない為に人気スポーツは無かった。男子は、野球、バレー、柔道、剣道、美術、これだけ。 スラムダンク 世代なのにバスケは無い、サッカーも無い、ソフトの苦手意識からバレ

        • 母も大手企業で働いていた。そこで父と知り合ったらしい。 母は高校で夜間の学校を選び、働きながら勉強した。 父の会社が倒産してから、恐らく半分夜逃げみたく母の実家に戻ってきた。これが私が育った家。 記憶には殆どないが、しばらくは父も母の実家で暮らしていた。ばあちゃんは厳しい人だったから恐らく居づらくなって出て行ったんだと思う。 父の借金を返済した話で、私が大きくなって笑い話で言われる話がある。 私が保育園の時に、母は田舎で暮らすために車の免許を取りに行った。保育園が終わ

        中学から高校へ

          父とウソと秘密と

          ど田舎の町で育った。 人口は5000人、町にはコンビニも無いような町だった。 小学校は全校で100人ほど、田舎だから子ども達の親は大体知り合いみたいな世界。 私の家は母子家庭だった。 6つ上の兄、4つ上の姉の3人兄弟。家には母方のじいちゃんばあちゃん、母の妹の叔母さんがいた。 親は私が3歳の時に離婚したらしい。 父はバブル時代に大手企業を退職し会社を立ち上げて倒産。借金を抱えて、それを理由に離婚したと聞いた。 結局その借金は母が3人を育ててながら返済した。その事実は高校生

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