紫原もこ(moko2020)

関西在住のアラサー女性。体調とメンタル面の不調により、5年間勤めた会社を退職。 拒食症の診断を受けており、現在はWEBライターとしての活動。 【興味・関心のあるジャンル】 映画(洋画)/ミュージカル/美術館/文具/神社仏閣 ファッション/コスメ/漢方/SDGs

紫原もこ(moko2020)

関西在住のアラサー女性。体調とメンタル面の不調により、5年間勤めた会社を退職。 拒食症の診断を受けており、現在はWEBライターとしての活動。 【興味・関心のあるジャンル】 映画(洋画)/ミュージカル/美術館/文具/神社仏閣 ファッション/コスメ/漢方/SDGs

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    美術館や芸術関連でお気に入りの記事をまとめさせていただきました

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    文具関係で「スキ」させて頂いた記事をまとめております。

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    美術館の展示レポなどを中心にまとめていく予定

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    買った文具や訪れた文具屋さん、そのほか文具に対して感じたことを記事にして、ここにまとめていきたいと思います。

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2021年、心の旅

「2021年は、私にとって淡々としながらも転換点だったといえるのではないか」 1年の振り返り、という年末らしい試みのうちに、私の中でそんな考えが浮かびました。 最大の理由は、ライティングを始めたこと。 もともと書くことが好きで、学生時代には二次創作小説の投稿なんかもしていた私。 社会人になってからは、ジャンルに対する熱量の低下や日々の忙しなさを言い訳に、創作からは遠ざかっていました。 それでも言葉を紡ぐことまでは捨てられずに、折に触れて短文を綴ってはTwitterに放り投

    • ゴースト&レディの配信滑り込みで視聴できたー!観てよかったーーー!!!大阪公演行きたい~~~~!!!

      • 【映画感想】「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の特大ブーメランが刺さったまんまアーサー・フレックを思うなどした

        ※本文は「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」のネタバレを含む要素があるため、ご注意ください 先日、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」を観てきた。 前作の「ジョーカー」が公開されたのは2019年だから、5年越しの続編となる。 私事ながら、5年前といえばちょうど仕事を辞め、再就職を図るも摂食障害の悪化で心身ともにズタボロになっていた時期だ。 働ける状態ではないと自宅療養を言い渡され、情緒の浮き沈みが激しかった頃。 それでも、もともと「ダークナイト」のジョーカーに対して思い入れがあり

        • 「こじれきった自己肯定感のなれの果てよ」気まぐれ散文②

          眼下に車が行き交う歩道橋の上で、カンカンと警報鳴り響く踏切の前で、わたしはときどき死を思う。 たとえばこのまま橋げたから身を投げたなら、数歩踏み出して線路内に入り込んだなら。 わたしは本当の意味で死を知らないので、いつもそこで空想は終わる。 作り物でしかない映像はただひたすらに無意味で、滑稽で、きっと不謹慎だ。 ずっと何かをこじらせている、そんな気がしている。 命を脅かされないわたしは、環境に恵まれたわたしは、傲慢なことに、何もかも持て余しているに違いない。 こんがらがっ

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          うろこ雲 散って並んで 薄れては 心変わりを 気取らせないで

          うろこ雲 散って並んで 薄れては 心変わりを 気取らせないで

          念願の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を観た後の駄々もれ感想

          ※このnoteは、ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』と映画『ムーランルージュ』のネタバレを含みます。ご注意ください。 2023年、東京での初演を迎えた『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』。 「めっちゃ見たいけど遠征ありきだし、そもそもチケット取れる気しないし…?」 指をくわえて東を見つめていた去年の私に言いたい、ついに念願は果たされたと。 2024年、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は大阪にもやってくることに。 そして大千秋楽の前

          念願の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を観た後の駄々もれ感想

          ちょっとだけ変わったことのおかげで、昔の自分を振り返る機会が増えて、記憶に呆れてドン引きして、それでも生きてる今の自分はとことん図太いなと思う。良くも悪くも。

          ちょっとだけ変わったことのおかげで、昔の自分を振り返る機会が増えて、記憶に呆れてドン引きして、それでも生きてる今の自分はとことん図太いなと思う。良くも悪くも。

          私の血のつながらないおばあちゃんに寄せて

          私には祖母が3人いる。 正確にいうならば血のつながった祖母は2人で、1人とは血縁関係にない。 母方の祖母は、母が子どものころに亡くなった。 だから私は、本当の祖母とは会ったことがなく、血のつながっていない人を祖母だと長らく信じていた。 この事実を知ったのは確か大学生のころ。 時期が曖昧なのは、割と衝撃的な話だったにもかかわらず、頭のどこかで「ああ、そうだったのか」と妙に納得する自分もいたからだ。 ぼんやりとした違和感に、正しい答えがようやくあてはめられたような。 違和感

          私の血のつながらないおばあちゃんに寄せて

          映画『ルックバック』に寄せる感情の荒波

          ※以下の文章は映画を観た人間が書いているため、ネタバレ要素を含みます。ご注意ください。 映画『ルックバック』を観た。 原作者が『チェンソーマン』の藤本タツキ先生であることと、ガールミーツガールの物語であることくらいしか知らずに行ったわけであるが。 オタクでかつて二次創作もかじった私にとっては共感できる部分も多い一方で、強く心を揺さぶられる作品だった。 藤野と京本。 2人の少女の出会いと別れが、ところどころ現実離れした要素を織り交ぜながらも、リアリティをもって描き出される

          映画『ルックバック』に寄せる感情の荒波

          生まれて初めての歌舞伎鑑賞が最前列だった件

          さる6月20日、京都は南座にて、坂東玉三郎さんの特別公演『阿古屋』を鑑賞してきました。 これまで観劇するといえば舞台やミュージカルばかりで、歌舞伎についてはまったくの初心者な私。 そもそも、伝統芸能の鑑賞経験も少ししかなく。 思い出せるのは、小さい頃に連れて行ってもらった「都をどり」と、高校の課外授業で見た狂言くらいだ。 どちらも記憶が薄いうえに、後者の狂言に至っては途中で寝るという失態をかましているので、カウントに入れるべきではないかもしれない。 とはいえ、歌舞伎に興

          生まれて初めての歌舞伎鑑賞が最前列だった件

          「9月にムーラン・ルージュ、10月にウィキッドが待っているから梅雨にも夏にも負けてらんねぇぜ!」って思える私は最強。

          「9月にムーラン・ルージュ、10月にウィキッドが待っているから梅雨にも夏にも負けてらんねぇぜ!」って思える私は最強。

          【月組公演】『Eternal Voice 消え残る想い』の所感

          ※この記事は、宝塚歌劇団 月組公演『Eternal Voice 消え残る想い』のネタバレ要素を含みます。ご注意ください。 先日、宝塚大劇場にて、月組によるミュージル・ロマン 『Eternal Voice 消え残る想い』を観劇してきました。 これまで私が興味関心を持って見た舞台は、花組と星組、宙組。 星と宙に関しては配信やDVDなので、生ではない。 なんともわかりやすい、花組一極集中のスタンス。 そんななか、今回思いがけず月組公演を観に行けることとなり、とてもわくわくして

          【月組公演】『Eternal Voice 消え残る想い』の所感

          米津玄師さんの「さよーなら、またいつか」が、ある意味私の中で原点回帰というか…改めてこのひとの世界観が好きだと感じて、こちらとしては「また会えたよ」というお気持ちです

          米津玄師さんの「さよーなら、またいつか」が、ある意味私の中で原点回帰というか…改めてこのひとの世界観が好きだと感じて、こちらとしては「また会えたよ」というお気持ちです

          モネの展覧会を見に行って、自分の見ている景色がモネの筆によって絵という形によって出力されたような、はたまたかつてモネが捉えた光と風景を現在の私が追体験しているような、方向性の異なる感覚を味わったのだけれど、この言語化がとてもむずかしい

          モネの展覧会を見に行って、自分の見ている景色がモネの筆によって絵という形によって出力されたような、はたまたかつてモネが捉えた光と風景を現在の私が追体験しているような、方向性の異なる感覚を味わったのだけれど、この言語化がとてもむずかしい

          【イザボー観劇感想文】私を私たらしめるもの

          ※以下本文には、ネタバレ要素が含まれます。ご注意ください。 2024年2月10日、オリックス劇場にて『イザボー』マチネを観劇してきました。 イザボー役の望海さんを私が初めて舞台で観たのは、宝塚歌劇団に所属されていた頃。 望海さんは、花組の『エリザベート』でルキーニを演じられていました。ルキーニは狂言回しのような役割で、エリザベートやトートに劣らぬ存在感を放つ存在。強烈で、鮮烈で、魅了される。「そんなルキーニを演じているのは誰だ!?」と当時衝撃を受けたことを覚えています。

          【イザボー観劇感想文】私を私たらしめるもの

          宝塚歌劇団星組の「RRR」をライブ配信にて鑑賞。礼さん、歌とダンスほんとにうますぎん?暁さんのラーマ、まじ兄貴。そして個人的に一番ツボだったのが、極美ジャック。ジャックお前いいやつだよジャック。もうね、ナートゥをね…あの盛り上がりを存じ上げてしまったよね…たまらん楽しかった!

          宝塚歌劇団星組の「RRR」をライブ配信にて鑑賞。礼さん、歌とダンスほんとにうますぎん?暁さんのラーマ、まじ兄貴。そして個人的に一番ツボだったのが、極美ジャック。ジャックお前いいやつだよジャック。もうね、ナートゥをね…あの盛り上がりを存じ上げてしまったよね…たまらん楽しかった!