【発達障害児】を抱えて母子家庭になり、子供の高熱による夜間の救急搬送で想定外のピンチに陥った話。
年末に末の娘が高熱で痙攣?
冬休みに入る前、末の娘が一人、感染症ラッシュとなり、発熱を繰り返す日々が続きました。
不登校なので、表立って楽しんではいけないのではないかといった兄弟も、冬休みには『楽しんでOK✨🎡🎪』といった気持ちになるようで、やりたいことをほいほい告げられましたが、辛うじてSPYFAMILYの映画は見に行けたものの、他の予定は全て、末の娘の発熱によりキャンセルに…
年末が近づき、娘、また発熱。
発熱していても遊ぶのが子供…といっても日中は37度台。多少モサモサしている気がしないでもないものの、食欲はあるし、お昼寝することもなく遊び続け、『お腹すいたー』と言い始めた夕方、ずっと喋り続けていたと思ったら、突然ポテッと寝てしまったのですが、そっと寝かし、夕飯の支度をしつつ、様子を見に戻ったらほっぺが真っ赤💦
熱を計ったら39度8分。
年末…休日診療の病院に連れて行くか迷ったものの、インフルエンザなどは発症から24時間経たないと、検査しても陰性になることも、なんてことも頭をよぎりつつ、長男次男を留守番させて、病院に行くとしても、その間に兄弟喧嘩になってしまうかもしれないなどなど。
結局、少し様子を見ることにしました。
というか、娘に関しては、夜間に発熱しても、わりといつも様子見。
2歳半のときに熱性けいれんもありましたが、長男で熱性けいれんの、救急車読んだ方が良いバージョン【重積けいれん】という一定時間以上、けいれんを繰り返すという経験をしていたのもあってか、落ち着いて対処出来、翌朝に小児科へというモデルコースみたいな対応が出来て、少しうれしかった記憶も。
毎回、子供の救急搬送のときに、救急車を呼んでよかったのか?迷うんです。
救急隊の方も、救急診療の先生や看護師さんも、皆、迷ったら救急車を呼んで大丈夫です!と、言ってくださるものの、きっと世の中の大半の親は、救急車を呼ぶか朝まで様子見するか、迷うのではないかと思うんです。
なので、娘が熱性けいれんを起こしたときに、けいれんが5分以内に無事おさまり、意識も回復しつつ顔色も良好、という育児本の通りの症状だったことに、安心しつつ、救急車を呼ぶか迷う必要の無かった娘の状態に感謝感謝でした。
そんな産んでからの、いつも何となく娘は大丈夫だった、という積み重ねで、今回も高熱が出ているものの、予備のカロナールを飲ませて様子見しようと数時間。
高熱でヨボヨボしつつも、夕飯の餃子を少しずつ食べては横になり🍙を繰り返し、最終的には5個ペロリ。
カロナールを飲ませ損ねてしまったものの、一旦寝たので、大丈夫かなと添い寝しつつ、介抱しつつ。
しかーし…今回は、泣きながら何度も起きる娘😭とにかく機嫌悪し。
3回目くらいに泣きながら、『こわいーーーー💦』『こわいーーー💦』と言い始めましたが、高熱の時だったか、【熱せん妄(ねつせんもう)】というのがあるらしく、次男のときに高熱を出しながら天井を指さしてケラケラ笑うという、衝撃的な経験もしていたので、なるべく落ち着いて様子見。
が、30分おきくらいに泣いては『黒いのがいるーーー💦』と言ってみたり、とにかく泣いてパニックの繰り返し😭
さすがに怖くなって、とりあえずスマホで検索検索。
熱せん妄も、長時間になると病院に連れて行ってOKというのを見つけ、夜間診療に連れて行こうと覚悟したころ、、
娘の視線が一点を見つめたまま、呼びかけにも応じなくなり、辛うじて黒目が左右にフルフルと揺れている状態に😱ナニコレ!けいれん?おーいっ娘~💦
3人目の落ち着きは一気にどこかへ吹っ飛び、ストレートに【119番通報】してしまいましたよー。
数日前に、私の父親が緊急事態に陥り、救急車を呼ぶか慌てた母親に【#7119】という、救急車を呼ぶか呼ばないか迷った時に相談することができる番号を教えたばかりだったことを思い出しましたが、当事者となると全て飛ぶものですね…🐔💦
心強し!救急隊到着!
深夜3時頃だったか、年末の住宅街に救急車到着。
男性の隊員2人と女性の隊員が1人、我が家の狭い居間に敷かれた布団に横たわる娘の元へ、ゾロリゾロリ。
異世界に行ってしまったかのようだった娘でしたが、すっかり間が覚めたのか意識が戻り、『だれだよーーー💦』状態の若干パニック。
酸素レベルも100%😂熱も38.0度まで下がっている…
どうする?状態になってしまった。
2階の寝室にて爆睡の兄弟は、全く気付くことなく。
ただ、長男が重積けいれんをやっていること、娘も2歳半で熱性けいれんをやっており、寝落ちというよりは、目の焦点が合わぬまま、何度か意識が飛ぶ感じがあったのは確か。
救急隊の方の、『ここで大丈夫とは言えないので、病院に運びましょう!』との声かけで、そうですよね…呼んでおいて、帰らせて、その後何かあるなんてパターンもゼロではない訳で。
若干、もう少し様子見すればよかったのかな…と思いつつ、ではお願いします。
と、言ったところで、大問題発生。🌋
小学生の長男次男を留守番させて、娘を救急搬送することが出来ない。
救急車がサイレンを鳴らし、救急隊の方がゾロゾロと1階でわたわたしていたわけですが、熱の娘と隔離(にはなっていませんでしたが…)のため、2階の寝室に寝かせていた長男次男。
救急搬送前に、ちょっと声かけてきます!と言ったところで、救急隊員からのちょっと待ったが入りました。😅ですよね…深夜に小学生2人、留守番とか無しですよね💦
でもーーーーーー💦長男、発達障害であらゆる過敏がありまして😭
熱の娘抱えて、冬の深夜の極寒の中、普段ありえない救急車に乗り込み、見知らぬ病院へ…そしてどのくらい待つかもわからず、帰りもすぐに帰れるかもわからない。。現地で癇癪なんて事態になったら、娘と共に私死ぬ…とか想像して、パニック再び。
急いで支度をさせて救急車に乗り込みます!と、言えなかった駄目母ちゃんだった訳ですが、正直に事情を話したところ、なんとなんと、救急隊員の皆様、発達障害児に理解を示して下さり、一生懸命寄り添ってくださりまして。
まず、近くの頼れる実家ですが、徒歩で行き来出来るくらいの距離感なので、預けてから娘を搬送するという提案。
答え:
実家の父親が年末に緊急手術をしたばかりで、傷口もまだふさがっておらず…危うく敗血症くらいの状態での強烈な処置&手術だったこともあって、深夜に起こして預けていくという選択は怖くてできません、すいませんの回答。
では、ご兄弟姉妹、親戚は?
答え:
姉が2人いるものの、どちらも駆けつけてもらうには最短でも1時間。
ご近所にお知り合いは?
答え:
いますいます。いますが…年末で皆帰省してしまいましたー😭😭😭
はい、選択肢全部消えた―。
というわけで、では自力で自家用車で、娘も息子たちも布団も全部車に突っ込んで、救急外来に運びます!と、言ってみたところ、
では、せめて娘だけでも救急車で様子を見ながら運んで、後ろから私と長男次男が自家用車で病院へ向かうというのはどうですか?と。
助かります!車があれば、最悪長男が癇癪やパニック状態となっても、シェルターとして活用できるし、普段から使っている布団や毛布もまるっと突っ込むことが出来るので、多少の安心感は得られるはず!
早速、救急隊員が搬送先の病院に連絡して確認してくださったところ、、
幼児を単独で救急車に乗せるのは駄目だという回答が…
ですよね…分かります。
救急隊の皆さん、巻き込んでごめんなさい😭💦
文章にするととても長い時間に感じられますが、このやり取り、結構な短時間でサクサクすすめられました。
救急隊の方って頭の回転も速いんですね✨
結局、自家用車で救急診療を受け付けている病院へ。
救急隊の皆様、最後まで本当にありがとうございました😭
この感謝の気持ちは一生忘れないと思います。
幸い、娘がかなり落ち着いていた様子だったため、長男次男に後部座席で娘の様子の監視役をお願いし、深夜に見知らぬ病院まで自力で行くことになりました。
長男のときのような重積けいれんだったり、異様な状態が続いていたら、有無を言わさず、長男次男を叩き起こして救急車に一緒に乗り込んだのだとは思いますが。
こんなこともあるもんだ、母子家庭。
かなり勉強になった一晩となりました。
結局、救急診療なので、意識もはっきりしていて、熱以外の症状の無かった娘は、4歳にしてはしっかりとした受け答えまで披露し、優しい看護師さんに沢山褒められつつ、解熱剤のみ貰って、自販機でリンゴジュースを買い、妙にテンションの高い長男次男とドライブしているかのような帰路となったわけですが。
一応、目の焦点が合わない感じを繰り返したことが心配で、救急診療の対応してくださった先生に、【てんかん】や【けいれん】について聞いてみたところ、今回は高熱による反応で、てんかんに関しては、熱が無い時に起こるものだと教えてくださりました。(←違ったらすいません。救急搬送パニック後の記憶なので。)
緊急時の判断って想像していても、いざとなると難しいものですね。。
まだ、アイデアは無いものの、いつか、発達障害でしんどい思いをしている人や、発達障害の子供を育てながら頑張る人の支えになれるような起業をしたいので、その資金にしたいと思います! まずは、沢山の人に助けられ、支えられた分、恩返しできるような人間になるために、コツコツと。