見出し画像

1年働いてみて思う就活の軸にしとけばよかった、たった2つのこと

このNOTEアカウントは、はてブに投稿した記事のセルフ解説として出発したけどほとんど更新してないので、ふと思い立ったネタでエッセイを書いてみようと思います。

https://sho-gaku.hatenablog.jp/

↑普段活動しているブログ。俺以外が書いた記事も面白いから是非読んでね。


さて、そろそろ新卒で働き始めて1年になります。この1年色んな事が……特にありませんでした。

飲食でも航空でもないし、勤務地が都心じゃないし、製造業だからテレワーク出来ないしで、マスクとこまめなアルコール消毒以外は古来から続く働き方をしてました。

弊社も営業利益が3割くらい下がったらしいけど、そんなことは社長副社長理事の経営陣が考えればいいことで、ペーペーの労働者が気にする話じゃない。嫁子供もいないんだし、倒産したら賢く社会保険を使って転職活動していこうと思って働いておりました。


はい。

そんなモチベーションの俺が書くので、この記事は意識高いアドバイスではありません。

仕事に関する哲学もありません。そんなものは意味の過剰です。はるかに続いてく繰り返しの中で今を生きる僕らは、ついつい目の前の労働に意味を見いだそうとしてしまいますが、意味なんかないさ。暮らしが、あるだけ。

ハンナアーレント的に言えば、仕事と活動には意味があるんじゃないかな。でも労働にはないよ。やらされ感をなくすのが労働者を続けるコツらしいけど、だったら休みたい時に休ませろって感じ。


はい、本題。

未来の就活生に送る、就活をする際に注目してほしいポイントはこの2つ。

1.労働時間と休日

2.社会における会社の位置


それぞれ解説していきます。

1.労働時間と休日。

ワークライフバランスとは言いません。ワークをライフと同格にするなんて資本家による労働者の飼い馴らしです。手放しに称賛してはいけません(過激な意見)。

話を戻して。

労働時間は短い方がいいです。

休日は多い方がいいです。

特に休日のほうですが、

多い方がぁ、いいですぅ。

賢い感じに言うと、ほら、日本て同一賃金同一労働っていうじゃないですか。でもそれって嘘じゃん。だって企業や業界によって勤務日数が違うんだから。同じ給料で勤務日数が少ないってことはそっちのほうが価値の高い仕事をしてる。

どうせどこに就職しようと、ハンコ押したり右のものを左に動かすだけなんだし、だったらより値段の高いほうにいきたいものです。

労働時間も同じで。

財団法人とかの公務員的な会社にときどきあるんだけど、実労働時間が7時間の会社がある。

多くの場合は「9:00~18:00(休憩1時間)」てな具合に、拘束時間9時間の実労働時間8時間。

これが「9:00~17:00」ってな具合に拘束時間8時間、実労働時間7時間の会社があるんですねえ。新卒カードを持つ皆さんは是非こういう休憩時間にも給料が発生するような会社に勤めてほしい。

スマホしながらうんこしてる時間にも賃金が発生することこそ労働者の特権です!

それと、「睡眠8時間、労働8時間、余暇8時間」という区分は、疲労とか生活の必要を無視した空論なので、忘れてください。炊事洗濯でセロトニンがドバドバ出る体質でもない限り、実際満喫できる余暇は4時間あればいい方です。


就活生だった頃の俺は見落としておりました。そもそも俺の場合「寝てても金が降って来ないから」仕方なく就職活動をはじめたわけで、求人票とかちゃんと見てなかったんですよね。せいぜい、後述する休日数を比較するのと、募集職種が営業の求人は無視するくらいしかしてなかった。

だから面接で「他にどんな業界見てますか?」って聞かれると困った。休日が120日以上あればどこでもいいし、そもそもそんな志高く就活してないし、そんな高い志があったら起業してるか、就活の時期が来る前に何かしら行動してる。


はい、続いて。

2.社会における会社の位置

これはどういうことかといいますと。

ほら、就活の際のこだわり条件あるあるとして、業界とか企業規模とか勤務地とかあるじゃないですか。

それらを少しずらした視角なんですね。

一言で言ってしまうと、財閥とか業界の上流にいる会社、つまりは大企業に潜り込めってこと。

アフターコロナによって生活様式が変わり大企業といえど将来安泰とは言えないかもしれないなんていう文言はこの1年、副業の情報商材を買わせたいやつらが喧伝したキャッチフレーズ。

だったら潰してみろよ。万に一つもないけど三菱のどれか一個がつぶれたとして、数万人の従業員と数千下手したら数万の子会社孫会社下請けの従業員とその家族が一斉に路頭に迷うぞ。

出来る訳ないでしょ。税金投入だあ。

アホの一つ覚えみたいに山一証券、山一證券。実際1つの事例しかないからで、俺的には「コロナだからこそ大企業」を唱えたい。

それと。例えばだいたいの製造業はトヨタカレンダーで動いてるんだけど、これが下請けに行くにつれて質が悪くなっていくんですねえ。親元のトヨタが盆と正月に10日くらい休んでるとして、そこから下請けに行くにつれて休みが減っていく。親が休んだ後じゃないと子は休めない。

だからなるべく川の上流を目指した方がいい。


付け加えてもう1個。これは上の1にも関連してくるんだけど、大企業って福利厚生がいいんだよね。みんな同じで給料は20万ってなってるけど、家賃払わなくていいし、通勤手当出るし、グループ会社の商品を割引で買えるってなってくと、手元に残るお金が結構変わってくる。


ただ、大企業といっても業界によって良し悪しがあるんですねえ。化学メーカーとかインフラとかなるべく参入障壁の高い業界がいいです。ITもでかいところがいいですねえ。よくわかんないけど、NECの子会社か孫会社にいけばいいんじゃないですか。いった同級生も呑気そうだし。

もしくは食品メーカー。全然転職サイトに求人出ねえってことは誰も辞めねえってことだ。早く誰か辞めろ、一斉に辞めろ。


最後にですが、就活生が絶対に観てはいけない企業の特徴を挙げたいと思います。

それは、従業員の人柄です。

今まで書いてきた見るべき2つのポイントとはつまり、企業のハード面といえます。

業務内容とか休日数とか勤務時間とかどの財閥かとか。

これらは自分の努力で変えようがない側面です。

ですが、実際働き出してわかったのですが、日々の業務において前景化するのはソフト面です。つまりは、有給が取りやすい雰囲気かとか同期や先輩が優しいかとか。あとトイレがキレイとか、社食がおいしいとか、胸のでかい同期がいるとか。

これらは自分の努力で変えることができる側面です。言い換えると変わりやすい側面です。

実際働くうえで大切なのはこうしたソフトな側面なのですが、就活の際にはそんなこと無視してください。

人事がいいひとだったからってそいつの下で仕事するわけじゃなし、そもそも人間ランダムに集めたら悪人が混ざるもんですし。今日機嫌よくても明日不機嫌になるのが人情ですし。

せっかくの新卒カードを人間とかいう攪乱要素で無駄遣いしないで♡

じゃあの。

この記事が参加している募集

最近の学び

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?