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続かない習慣。

以前いた会社で会長が従業員にやらせた事がある。

1つは、業務日報に1日にあった良いこと3つを書く事。所謂スリーグッドシングスと言うやつだ。
自己肯定感をあげる効果があると言われているが、会長的には仕事の中で良い部分を見つける・他人の良い面を見つける的な、仕事面での効果を期待していたのだろう。

言われてからしばらくは、日報に何とか3つ書いていたが、しばらくするとやめた。
続かないのは私だけではなく、「みんな日報に書かない。○○はちゃんと書いているのに。」と会長が愚痴をこぼしていた様だ。

何ですぐやめてしまったのかって?
ネタを見つけるのが面倒くさいから。
「こういう対応で、お客様に喜ばれた」「大変な時に同じ部署の○○さんが助けてくれた」とかを書けって事でしょ?

「今日も休まず仕事に来た」「今日も生きている」とか書いていいなら書くよ?
でも会長が望んでるのそういうのじゃないでしょ?
仕事に加えて毎日宿題を出されている様で苦痛だった。


大谷選手がやっていたマンダラチャートも書かされた。9×9のマスで目的を達成する為に何をすべきかを可視化するツールだ。
大谷選手が活躍していてマンダラチャートをやっていたからウチの社員にも的なやつだ。

何とか絞り出して提出したが、提出してしまったので何を書いていたのか忘れてしまった。
目標を達成する事なく辞めてしまったので意味があったのかは定かではない。
それ考えさせるよりも、仕事に集中させてくれよ。

世間や有名人の成功例から色々取り入れてやらそうとしてくるが社員がついていってない感じだ。
果たして、マンダラチャートの目標達成の為に努力をしたり、3つの良い事に目を向け続ける社員がどれだけいるのだろうか。
自発的にやるならばまだ続くだろうけど、やらされ感満載では続かなかっただろう。

立派な目標達成の為に仕事をしている人間ばかりじゃない。仕事で目標を持ち成長しなければならないと言う凝り固まった考えが見え隠れする。

嫌々やっているうちは続かないわな。

今日の良い事3つ
・noteの記事がかけた
・庭の草むしりちょっとした
・今日も生きていた

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