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強さよりもしなやかさが大事。

先日職場のメンタルケア心理士の先生と面談した。久しぶりの面談だった。

私は「自分がメンタルが強い方だとは思っていない」と先生に言った。

先生は「強さよりも立ち直れるかが大事ですよ」と話してくれた。

鉄製の机を指して、頑丈だけど壊れたら元に戻すのは大変そうだ。
スポンジならば、簡単に握りつぶせるけど直ぐに元の形に戻る。
強くても、立ち直れないと大変だよと言った。

今までの私ならば、メンタルが強く有りたいと思っていた。でも周りのメンタル強そうな人達の様にはなれなくて、諦め気味だった。

メンタルが強くても、一旦壊れたり折れた時に立ち直れない方が大変だなと思った。
メンタルが弱くてすぐへこんでしまっても、立ち直りが早かったら充分だ。

メンタルが強くなりたい・もしくは強いと思って頑張り過ぎて、心がバキバキに折れてなかなか元に戻らないのは嫌だな。
メンタルが強くないってさらけ出した方がまだ楽だと思う。

以前、頑張らなきゃとか周りに舐められたくないとかコンチクショウとか思って無理した時があったけど、体調に異変が出たし軽く燃え尽き症候群みたいな感じになってしまった。


自分の限界値を見極めて、必要であれば助けを求めるとか無理に抱え込まない事が大事だ。
残業がバンバン出来て、体力もあって、メンタルが強くて、仕事が出来る人が出世するんだろうけど心身の健康を損なってまで出世したくない。


頑張り過ぎて評価よかったけど休職してしまった…よりかは、評価はそこそこでも休職せず長く働ける方が大切なのではないか。

失敗しても引きずり過ぎず、立ち直る力も大事だ。失敗した直後は人目が気になって落ち込むけど、1年経ったらみんな気にしていない。
多少の「まあいいか」精神でいる様にしている。

メンタルを強くする事は諦めた。
メンタルを豆腐ではなくスポンジにする事を目指したい。

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