我慢しない人が増えている気がする。

家族が某グループのメンバー脱退発表を聞いて、驚いていた。好きならば尚更だろう。
結構人気だと思っているが、感じた事といえば「見切りをつけるのが早い」と言う事だ。
世間一般でも、短期で会社を辞めたり別の道に行く人も多い。

昔ならば、理不尽があっても我慢して会社に居続けるのが多数だったろう。
もしくは、ある程度の年数耐えて、経験を積んで実績作って会社を出ていく…とかなら、まだ私でもあるかも知れない。

同じ場所に長くとどまるのが必ずいいとも限らない。私が知らないだけで、早く見切りをつけて次のステップに行く人が多いだけなのかも知れない。でも少し前だったら、そんなのあり得ないみたいな風潮だったと思う。

「仕事なんてそんなものだ」「それ位我慢が出来ないなら他でも通用しない」とか聞こえて来そうだが、合わない場所で我慢するのが良い事だとは思わない。我慢したり耐えたりすることで得られるメリットが無くなって来たのも大きいだろう。

自分がした苦労を下の世代に強いる人間も居る。我慢や耐えることが美徳では無い。とどまる事で失うものもあるだろうし、私の経験としてもあった。酷い場合は心身に影響が出る。

最近はネットで色々な考え方を知ったり、人それぞれの生き方があると感じる。
周りがどう思おうとも、自分が選んだ道ならばいいのではないか。