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『閉鎖病棟』なる映画。

どうもまたしてもお久し振りです。
カノジョ(元)とのことや新しく入れたタトゥーなど
書きたいことは様々あるのですが
中々上手く時間が作れずにいまして。

とりあえず今日はそれらの前に書きたいと思っていた
映画『閉鎖病棟』について書いていこうかと。

この映画はまあ名の通り
精神科閉鎖病棟を題材にした映画である。
そう、そこはわたしが入院していた場所でもあり
そしてナースとして働いていた場所でもあるのだ。

今までここで述べることは無かったが
わたしは精神疾患の悪化により職場を退職している。
だから正直まだこの映画を全て観ることが
出来ていなかったりする。
どうしても職場を辞めざるを得なくなってしまった
あの頃を思い出して辛くなってしまうからだ。

ここにも沢山書いていたことではあるのだが
精神科ナースになれたことはわたしにとっては
本当に嬉しいことであり多くの学びを得る事が出来
出来るなら何かしらの事情で働けなくなるまで
ずっと働き続けたいと考えていた。
まあ勿論辞めた今もその考えは変わってはいない。

だから、どうしても映画を観ていると
閉鎖病棟で楽しく希望を持って働いていた過去を
思い出してしまって辛くなり、途中で止めてしまう。

あの人は今何をしているのだろうか。
みんな元気に過ごしているのだろうか。
今現在あの病棟はどんな感じなのだろうか。

そんな、色々な想いが頭を駆け巡り
映画に集中するどころではなくなってしまうのだ。
そして、あんなに楽しくて夢だった精神科勤務を
こなせなくなり辞めた自分を責めてしまうのだ。

今現在わたしはまあ看護師に戻れる状況ではなく
また病院も看護師の募集をしていないため
年内にわたしが精神科看護師として戻ることは
決してないだろうと思う。

しかし必ず近い将来わたしは精神科看護師に
戻りたい、というより戻るという目標を立てている。
だからきっと前述の『閉鎖病棟』を全て観れるのは
その目標を叶えることができたときなのだろう。

精神科に勤務し始めた頃にもここに綴ったように
精神疾患を抱えながら医療職として働くことは
決して容易いことではない。
でもわたしはそれを、自分の目標を諦めたくない。
精神疾患を抱えているからこそ出来る看護がしたい。

そのためにも今自分が近い将来の自分のために
出来ることは何なのだろうと、
目標を達成させるために、今の自分は
何をやるべきなのかと、考える毎日だったりする。

今のところは10月辺りからまた
今現在ある生活リズムの乱れ、薬物乱用(合法)
極度のアルコール依存を治すために
閉鎖ではないが精神科病棟へ入院する予定だ。

正直なところ、様々なことが頭の中を駆け巡り
躁転鬱転が以前以上に激しくなってしまったせいで
自分自身の感情を理解することがとても難しくなった
現状があるのだが、それでもわたしは
どうにか自分の感情をコントロールする方法を
身に付けたいと思うし、病気に負けたくはないし
病気に振り回されず自分らしく生きていく術を
しっかり身に付け、長期的に精神科で働きたい。

「何故わたしばかり病気で苦しむんだ」
なんて考えたときもあった。
だが今はどうやったら病気と共存しながら
自分のしたい仕事を続けることができるのかを
考えた方がよっぽど有意義な時間だと考えている。

だから今は前述の入院や普段の通院
薬物治療・カウンセリングといった治療を受けながら
前に進むための方法を考えている最中だ。

わたしの患っている双極性障害は
自殺率がとても高いと言われている疾患でもあり
治療が難しいと言われている疾患でもある。
しかしわたしは絶対に病気には負けない。
また必ず病棟の看護師になってみせる。
自分の目標を必ず叶えてみせる。
今まで沢山の苦しみを乗り越えてきた自分を信じて
わたしはこれからまた前に進んでいく。

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