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【#パリでシンプルライフ・番外編】パリでコロナワクチン接種 |その2 第1回ファイザーワクチン接種と経過観察編(18歳以上50歳未満)

まず、今回初めて、この記事をご覧になる方は、以前、こんな記事を書いておりますので、これも踏まえ、一連の流れとして捉えていただければと思います。

 第1回ワクチン接種日当日の状況

この時点で、当時、私がわかっていたことは、

- アプリ経由で予約した日時(1回目、2回目分(予約の際に2回分まとめて予約するシステム))
- ワクチンの種類(今回、私はファイザーで接種)
- 当日は、身分証明書持参(アプリ予約の際に記載)

ぐらいです。

では、ワクチン接種日当日は。。。というと、現地へ向かうにあたり、事前に用意する必要があったものは、以下のものでした。

- 予約の際に送られてきた予約確認メール(印刷したもの、スマホ(iPhone)で直接提示、どちらでも可能) 
- フランスの健康保険カード(Carte Vitale
- 滞在許可証(フランス在住日本人にとっては身分証明書に該当)
* ただ、滞在許可証については、今回、使用なしですが、場合によって、提示が求められる場合もあるので、念のため、持参されることをお勧めいたします。

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今回、私が予約した場所は、パリ某所市民体育館のワクチン会場。場所はこんな感じ。主催は、フランス赤十字社。場所によっては、大型会場であれば、消防が主催しているところもあるようです。

入口に幟があるのが目印。(画像中央奥)門の前にセキュリティースタッフがいるので、そこで、予約確認メールを提示。スタッフは予約時間を確認。予約は15分ごとに区切られているのだが、実際は、かなりアバウトで、大体の時間であれば、相当時間がずれていない限り、入場できそうな感じ。

会場へ入るとまず、検温。そして、スタッフ側で予約名簿が用意されているので、予約確認メールを見せつつ、自分がリストにあるかどうかチェックしてもらう。それと同時に、問診票が配布される。問診票はフランス語版、英語版の2種類用意されているようで、外見からして完全、日本人である私は、「英語版がよろしいですか?」という気遣いもあるので、初めてで焦っていらっしゃる方もそれなりの配慮もあり、その辺りは安心。

検温&予約名簿確認したテーブルの向かいに問診票の記入机があるので、そこで問診票に記入。その際、健康保険番号の記入があるので、事前に健康保険カードを用意しておくとスムーズ。問診票の内容は、氏名、接種日、生年月日、健康保険番号以外は、回答は、Yes / No方式の簡単なもの。
記入の最中、もう1枚、別の紙が渡され、そこには、似たようなものではあるが、それには、回答の必要がなく、とりあえず、氏名、接種日のみ記入。両方の紙を持参し、隣のワクチン会場の部屋へそのまま移動。

実際、ここで、身分証明書提示が求められるかと思ったが、特に、求められず。。。その後も気にしてはいたものの、結局、最後まで、身分証明書については提示は求められなかった。。。

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ワクチン会場は上の画像のような作りになっており、手前の面談ブースで、問診票と2枚目の紙を提出。2枚目の紙の回答欄は、口頭質問になっており、スタッフが記入し、スタッフ署名欄もある。口頭質問では、持病(アレルギーも含め)、常時服用している薬(実際、実物を持参されている人もいた)、新型コロナウィルス感染経験の有無、利き手等。。。こちらも口頭ではあるものの Yes / No方式なので、特に複雑ではない。

回答が終了すると、2枚目の紙を持って、待機場所(ワクチン前)へ。待機場所もスタッフがいるので、着席場所を促してくれ、更に、順番が来ると、ブース番号案内もしてくれる。

ブースへ入ったら、2枚目の紙を渡し、あとは、予防接種と同じ方法。
日本の予防接種でもそうだと思うのだが、予防接種しやすい格好(Tシャツ等)を事前に準備しておくと、スムーズ。。。

接種後、2枚目の紙を受け取り、その先の待機場所(ワクチン後)へ。着席前に、証明書発行デスクがあるので、そのスタッフに紙を渡し、待機場所で着席し、自分の名前が呼ばれるまでしばし待機。(大体、10分から15分ぐらい)その間に、ワクチン証明書が発行される。

自分の名前が呼ばれたら、証明書発行デスクへ行き、証明書を受理し、終了。あとは、そのまま出口へ。入口と出口は場所が異なるので、注意。

証明書は、A4サイズの紙で、

- 氏名
- 生年月日
- ワクチンの種類
- 接種回数
- 最新接種日
- ワクチンステータス

が書かれていて、下にQRコードがあるもの。もちろん、紙で持参するのも良いが、フランス政府公認コロナ関連アプリ【TousAntiCovid】をダウンロードしていれば、専用のQRコードがあり、アプリ内の Mon Carnetという項目があるので、そこで、QRコード(コード2つあるので、Flashez pour ajouter dans TousAntiCovidと書かれた方のQRコード)をスキャンすれば、証明書の紙を持たなくてもOKとのこと。

フランス政府公認アプリ【TousAntiCovid】ダウンロードページ

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【TousAntiCovid】アプリ内 Mon carnetの項目箇所

ここまで所要時間30分いたかいなかったかぐらい。。。スタッフも実に手慣れた感じで、滞りなくスムーズに終了したのでした。

日本はどういう流れで進めていくのかわかりませんが、フランス・パリのとある会場ではこんな感じでした。ご参考までに。

第1回ワクチン接種後の副反応について

今回、私が接種したのは、【ファイザー】のワクチンです。これから書く内容について、

1日本人が【ファイザー】製のワクチン接種後の経過観察レポート

についてです。もちろん、ワクチンについては、個人差ありますので、副反応は人それぞれだとは思いますが、1つの参考事例としていただければと思います。

では、自宅に戻ってきてからのワクチン接種後の副反応についてですが、まず、ワクチン会場から自宅に戻った段階では、特に何もおかしな様子もなかったのですが、一応、ワクチン接種当日ということもあり、この日は、仕事も軽めにし、アクティブなことはせず、どこも出かけず、日中はいつもと変わらず、のんびりと自宅で過ごしていたという感じでした。

しかし、夕食後ぐらいから、腕を真上にあげると、角度によって、腕に筋肉痛みたいな感覚を覚えるようになり、それが結果的に副反応ということだったのだと今振り返ってみると、改めて実感します。筋肉痛みたいな症状ですが、普通に腕を下げた状態とか、仮に腕を上げても高い位置まで上げなければ、何も痛みやだるさも特に感じないのですが、例えば、戸棚の上に物を収納するために腕を上げた時、腕の角度によって、痛さを感じたり、感じなかったり。。。といった具合です。痺れや腫れは特に見当たりません。

就寝時間が近づくにつれて、この筋肉痛みたいな感覚に若干の違和感を覚えるようになりましたが、寝返りが打てなくなるまでとかそういうこともなく、ごく普通、いつものように就寝して、翌朝には、前日夜よりも、痛みは軽減している感じでした。しかし、引き続き、若干の違和感が残るので、念のため、フランスでは解熱・鎮痛剤として、ポピュラーな市販薬【Doliprane】(パラセタモール)を1錠のみ服用し、様子を見ることに。。。

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【Doliprane】フランスではポピュラーな解熱・鎮痛剤
市販薬で、薬局で気軽に購入できる

それからは、薬の効果もあってか、痛みは無くなり、そこからは終日、何ともなく経過、そして更に現在、数日経過しておりますが、至って普通です。【Doliprane】服用もその時のみで、それからは、薬自体も服用しておりません。

というわけで、とりあえず、1回目のワクチン接種後の副反応は私の場合、極めて軽いものだったようです。

今後、ファイザーの場合、最低3週間は日を明けてからの接種ということになるので、次回の予約は、6月末近くを、現段階では、予定しております。第2回目のワクチンはどうなるかわからないですし、世間では、1回目よりも2回目の方が、副反応がきついとも聞きます。また、次回も引き続きレポートしながら、1日本人がファイザーワクチンを接種した場合についても、お伝えしていけたらと思っております。

では、次回、第2回ワクチン接種の時まで。。。

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