【#パリでシンプルライフ・番外編】パリでコロナワクチン接種 |その1 日時予約編(18歳以上50歳未満)
実は、先日、第1回目のコロナワクチン接種をしてまいりました。日本ではまだ、これからというのと、海外の情報で、1日本人がワクチンを接種するとどうなるか。。。という流れを1参考例として、皆様に紹介したいと思っております。フランスでは、すでに、2020年12月よりコロナワクチン接種開始されており、5/12より、18歳以上50歳未満の成人にもワクチン接種の予約が可能となりました。なので、今回、
2021年5月中旬現在で、フランス・パリ在住日本人、一般成人、区分18歳以上50歳未満の人間が現地でファイザーワクチンを接種した一例
として、参考にしてみてください。予約から現地会場の様子、その後の副反応等、今回から複数回にわけて記事にしたいと思いますので、ご興味ある方は是非、チェックしてみていただけると嬉しく思います。
なお、フランス国内でもこの手の情報は錯綜しており、時期によって、どんどん、システムが改善されているようなので、フランス在住の方がもし、この記事を読まれた場合でも、情報が古くなっている可能性もございます。なので、あくまでも、参考程度に留めて、最新情報は、フランス政府の情報筋から入手するようにしてください。また、日本の皆さんは、フランスでは、このように、ワクチン接種進められているんだと頭の片隅に参考資料として入れていただけるとありがたいです。
では、早速、本題に入ります。今回は、予約までの流れで
2021年5月中旬現在の状況でお話しさせていただきますと、優先順位がありまして、
- 55歳以上
- 50歳以上
- 18歳以上50歳未満だけど、持病がある人
があってからのこの世代なので、優先順位は低くなり、予約できる場所も限られてきます。実際、予約サイトでも18歳以上50歳未満は、基本的には、すぐ現地に来れる方が対象なので、2021年5月中旬の現在では、その年齢だからと言って、どこでもすぐ、予約が取れるとは限らないということです。
まず、説明する前に辺り、私がフランスでどのような身分かということなんですが、
- 外国人として生活(滞在許可証(Carte de résidence)保持者)
- フランスの健康保険に入っている(健康保険カード(Carte vitale)保持者)
以上を条件として、話を進めていきたいと思います。もし、フランス在住の方で、特に、健康保険カード(Carte vitale)をお持ちでない方は、異なる可能性もありますので、その場合は、しかるべき機関や担当者に直接、問い合わせされることをお勧めいたします。
予約は、アプリ経由
ここからは、2021年5月中旬現在の予約方法についてお話しいたします。常にアプリやサイト等、今後、システム変更等で、構成も大きく変わる可能性がありますので、あくまでも、私が予約を取った時の状況として、参考程度で留めていただき、最新情報は常に、該当するサイト、アプリ、政府情報でチェックするようにして下さい。
まず、説明するにあたり、以下のリンクを。。。
フランス政府公認COVID-19アプリ【TousAntiCovid】
ダウンロードページ
予約サイト【Doctolib】
本来、医療機関の予約や相談受付のサイトだが、コロナワクチンの予約の受付も現在行なっている。リンクはコロナワクチン予約専用ページ
上記の【TousAntiCovid】アプリからでも、コロナワクチン予約項目あり、クリックすると、このDoctolibのページ経由からの予約が可能となる
今回、私は、フランス政府公認のコロナ関連アプリ【TousAntiCovid】を使用して、【Doctolib】(フランスの医療機関予約専用サイト)経由で、予約しました。【TousAntiCovid】を使用されている方は、Je me fais vacciner !という項目があるので、そこをクリック(タップ)して、自分が該当する郵便番号(Où me faire vacciner ?という項目)から最寄りの施設が検索されるというシステムで、気になる施設をクリック(タップ)すると、【Doctolib】の該当する施設の予約専用ページへアクセスされます。
【TousAntiCovid】アプリの画面より
code postal(郵便番号)を入れると、最寄りのワクチン会場が画像のようにリストアップされる。ちなみに、75000はパリ市内全体を検索するためのものとして。。。
リストから気になる場所をクリックすると、各種予約形式が表示されるので、Prendre rdv sur Internetをクリック(タップ)した場合、ネット上での予約となる。(ここをクリックすると、【Doctolib】の予約専用ページへアクセスされる)
ちなみに、画像は、Mairie du 6e(パリ6区役所)での予約希望の場合
【Doctolib】予約画面ページより
なお、【Doctolib】の予約専用ページで、Motif de consultationとあるのですが、そこで、どのワクチンで接種できるのかもわかるようになっているので、気になる方は、そちらもチェックされるといいと思います。
ちなみに、画像の場合は、ファイザーが対象。
なお、現在フランスで認可されているワクチンは以下のようになっています。
- 55歳以上:ファイザー/モデルナ/アストラゼネカ/ジョンソン&ジョンソン
- 50歳以上:ファイザー/モデルナ
- 18歳以上50歳未満:ファイザー/モデルナ
ただ、18歳以上50歳未満の場合、現状では、この画像のように、カレンダーページで、予約が取れず、時間が表示されず、現在、予約が取れない状況ですという内容のメッセージを表示している場所がほとんどで、私の場合は、自分が住んでいる地域じゃなく、ちょっと幅を広げて検索にかけてようやくヒット、そして、予約が入れられたという状況です。ちなみに予約ですが、予約の時点で、どこのワクチンの取り扱いかが、わかるようになっており、一気に、2回分の予約を入れるようになっていました。2回目の日時も自動的に感覚を開けて、予約カレンダーが表示されるので、自分で何週間かの間隔を考える必要もないので、その中から、自分があった日付と時間を選べばいいだけです。おそらく、現段階では、上記に挙げた年齢区分より優先順位が低いからだと考えられます。
【Doctolib】予約画面より
画像の状態だとフランス語で現在、予約可能な日時がございませんという説明になっているので、これだと予約ができない状態だが、実際、予約できる状態だと、カレンダーのところに可能な時間帯が細かく表示される。
この国に住まれたことのある方なら、わかっていただけるかと思いますが、地道と根気で、粘り強く、続けてみましょう。それしか、解決までの道はないです。今回は、アプリ経由で予約が取れましたが、アプリと同時進行で、パソコン側からでも試みたりもしていました。その結果、全てを踏まえ、最終的に今回は、アプリ経由で予約が取れたということです。
予約が完了すると、SMSやメール経由(どちらか選択できるようになっている)で、予約完了確認メールが届くので、そこで、日付が事実上、確定されます。ですが、もし、都合が悪くなったりした場合、キャンセルや日付変更もそのメールからできるようになっているので、何かあった場合は、そちらで対応できるようになっています。
メール経由で送られてきた予約確認。。。もし、都合が悪くなった場合でも、Déplacer rdvで日時変更、Annuler rdvでキャンセルができるので、メールからでも変更できる。また、Googleカレンダーなどに予約日を共有しておくこともできるので、日頃、Googleカレンダーなどのカレンダー機能を利用されている方は、共有しておくと便利。
また、1回予約確定したものの、更に日時や場所変更で再度予約を試み、より都合の良い条件で見つかり、そちらでも予約が確定された場合、最初に予約確定されたものは、自動キャンセルされます。
次回は、第1回ワクチン接種日当日の状況についてお伝えいたします。お楽しみに。
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