溶かせば良い

俺さ、資料作るの好きやし、字もいっぱい書いちゃうから、呼んでもらうん大変やねんなあ。

思いながら、書くこの時間。
頭さえ作ってくれたら、すぐに仕上げられるようなってきた。データなんですけどね資料つっても。

まあ、紙なんて，水にぶち込んだら終わり。防水スプレーも効かない。インディージョーンズとかるろうに剣心で、紙を破ったらセーフみたいな。
風呂上がりに触ったらもう終わり。文字が溶けて読めない。

データあったら終わりやろ。
イベントの雨降ったら終わりと同じ。

何でもかんでもデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータ。印鑑もデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータデータ。

温度管理以外のデータからも解放されて、出たら出たで美味い酒が待っていて、いい月が出てたらなんかええなあってなって、下見下ろしたらすぐ携帯。

見下げてごらん。いけのめだか師匠と全裸監督とスマホだけがいる。あと土に埋まる死人。

印刷するとわかる紙の匂い？書けると言う安心感？印刷てほぼデータ出ただけやんけ。おんなじ白い紙やから、インデックスつけなデータより見つけにくい。解けない謎の紙もたくさんあるし。

全部溶けてしもても、なかったことにならへん。人の記憶ってのは厄介なもんで。

お風呂屋さん、ほんま申し訳ありません。
風呂で溶かして、悪の入浴剤を垂れ流してます。
味は多分塩効いてます。

仕事して本読んで携帯触ってエゴサして、風呂入って酒呑んでトイレ行って寝るだけ。
こんな当たり前を紙に残す？まあないか。
昔のやつら変態やな。

まあ酒呑んで想い馳せるのは、機械ではできひんから、俺たちの勝ちや。誰と戦ってるんか知らんけど。

君たちはどう生きるか？
俺は普通よりちょっとおもろく生きれたら、それでええと思う。

また明日は来るらしい。普通。あかんやん。

正義の赤星

毒立宣言