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クラブカメラマン初心者なりの備忘録~機材・現場での立ち回りなど~ (6/15追記)

こんにちはこんばんは
ポゴと申します。普段は自転車乗ったり、家でDDJ触ったり、デジタルフィルム問わず色々写真撮ったりときどき暗室に籠もって現像したりしてます。
こんど副主催で関西電音保安協会という電音部のDJイベントやります。
(6/15追記)
予約開始半日も経たずに枠50人埋まりました🙏🙏自分でもビックリしてます、関西を盛り上げられるように頑張りますのでよろしくお願いします🙏🙏

キャンセル待ちの枠などについてはTwitterでご確認いただければと思います🙏
https://twitter.com/kansai_Denon



今回は僕が最近させていただいているクラブイベントの撮影についてのお話です。いまの僕が初心者なりに書き残しておけば、これから先クラブカメラマンを始めたい!って方の役に立つかもしれないと思い、備忘録を書き残しておこうと思います。
※あくまでも、クラブでカメラマンを始めたい方向けですので、まだカメラも何も持ってないよ~!という方向けではないかもしれません。。。



機材諸々の話

自分が現在使っている機材

ボディ:Fujifilm X-Pro2
レンズ:Tokina Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (Fマウントのレンズをアダプターを介して装着)
ストロボ:Nikon SB-600(シンクロケーブルを介して装着)


設定

ISO200~400、SS1/30~1/60、焦点距離10mm(フルサイズ換算15mm)、F3.5開放、ストロボ照射角14mm(GN14)(発光量1/64)

5/6追記
最近の撮影ではストロボの照射角を24~50mm(基本的に35mm)にして、被写体のDJさんにだけ光を当てるようにしてます。そうすることでDJさんを浮かび上がらせるような描写が可能です。

撮り方

被写体のDJが中心になるようにフレーミングしてストロボの光が当たるように構えて、シャッターを切りながらカメラを円状に振る!
そうすることで、DJの象がはっきり写りつつ、VJさんの出す光や、DJ機材のランプが筋になって残ります。言葉足らずで申し訳ないのですが、こればっかしは何回かやってみたらすぐできると思うのでぜひ試してみてください

#BKReOPday3 マコトハットさん

あと追加で書くなら基本的に、ストロボはレンズと同軸の方向で光らせるのは好ましくないです。絵面がのっぺりしてしまうことが多いです。
できれば、ストロボを持つ左手はレンズの光軸から45度以上斜めにすると顔の陰影が付きやすくなって画が良くなる印象です

#ワンステ 出演の我らがボス、り~てぃあさん
#GENECIDE 出演のRyuRyuさん


立ち回りの話

私たち、カメラがちょっとできる程度のオタクがクラブで写真を撮るとなると色々なことがありますが、最低限のマナーとして

お客さん第一で動く

ことを意識することが大事だと思ってます。

あくまでも、クラブイベントに集っているお客さんは
音楽を楽しみたい、箱の空気感を楽しみたいという目的を持って、しかも"大切な大切なお金を払って"来ていることを忘れずに。。。



具体的には

  • お客さんの視界に入って不快感を与えない格好・服装で参加する←5/6追記

  • 最前まで行く時は半身になって、壁際から寄る

  • お客さんの視界に入る時間は最小限に、DJブースに詰め寄って写真撮るときは数枚撮ったらすぐに退く

  • 音楽にノる((((←超重要

ことを意識してるつもりです。


わりと極論にはなりますが、、、
カメコおじさんみたいな格好の人が最前に棒立ちで張り付いてずっとDJさんを撮ってたら、お客さんはどう思われるでしょうか、、?????

その場に居なくとも、現地参戦のオタクが動画撮ってTwitterに上げたときに、後ろに棒立ちのカメコおじさんがずっと写り込んでたらどうでしょう、、、??見てるこっちがいい気分になることはないと思います。
何度も書きますが、
お客さんは皆 "大切な大切なお金を払って" DJを見に、VJを見に来てるわけです。そんな中、カメラを持ったキモいオタクのおじさんが視界にずっと居座ってるのは流石にしんどいと思います。

なので、僕はできる限りカジュアルなオタクの格好で、なおかつ目立ちづらい黒ベースの服装でイベントに行ってますし、"撮影中だから"と無理にリミッターをかけずに、あくまでも音楽が好きなオタクの一人として音楽を楽しんで(カメラを投げて事故にならないように気をつけて)ノリノリになりながら、シャッターチャンスを待つようにしてます。
結局そっちのほうが楽しいですし、写真のクオリティも上がってる自負はあります。

このへんについてはスタッフとお客さんと一緒にイベントを作っていく感覚を持っていれば、必然的に辿り着く感覚だとは思いますが、改めて大事だなぁと思ったので書かせていただきました。


あと一つ挙げておくなら、趣味で参加しているイベント(写真のお仕事を頂いていないイベント)で、公式で写真をやってらっしゃるカメラマンさんが居たら、絶対に邪魔にならないように気をつけることだけは注意してください。
たかがカメラマンといえど、公式で撮影している以上、撮れ高に責任が伴うことは写真をある程度やっている方なら理解できると思いますので、深くは書きませんが、、、


5/6追記
服装についてですが、クラブカメラマンとして以前に、お仕事で写真をするなら心掛けたいことに黒系の服装(少なくとも目立つ明るい色は避ける)で出向く、というのがあるので記しておきます。

明るい服はお客さんの目に留まりやすいから、というのもありますが特に重要なのは2点

  • 他のカメラマンさんの写真に写り込んだときのダメージを最小限に抑える

  • 被写体の方の目の反射に写り込みにくくする

ということです。

自分が一番良い写真を撮りたい!!という気持ちは間違いなく大事だとは思いますが、他のカメラマンさんも良い写真を撮りたいに決まってます。
写真に目障りなのが写り込んだときの辛さは写真をやっているあなたなら理解できるはずです。自分から変わっていきましょう(?

着てるのがチームとかイベントのTシャツならイベントスタッフとしてわかりやすいのでむしろ良いとは思いますが、ただのオタク服とか、自前のオリジナルTシャツとか着ていくなら色を選んだほうがいいかもしれません。。。(知らんけど)

クラブで撮影がしたいならこれを買え(既にカメラを持ってて、まぁまぁカメラを使える方向け)

とりあえず、上で挙げた設定を見ればわかると思いますが、ISO感度など、カメラの性能が描写に直接影響するほど厳しい設定でなくても撮影できちゃいます。
いま持ってるのエントリークラスのカメラだから、、、と諦めることなく、ぜひクラブカメラマンに手を出してほしいです。

とりあえずクラブ撮影には

  • ストロボ

  • 魚眼(超広角)レンズ

が必須だと思って良いです。


・ストロボ←クラブで撮影するならほぼ確実に必要。めっちゃ明るいやつじゃなくて良いです。クラブでの撮影は基本的にマニュアルで露出決めるのでAmazonとかで売ってるTTL付いてない5000円のでも撮れるとは思います(多分) 高価なものになればなるほど、明るく、チャージスピードも速くなります。

・魚眼レンズ←クラブは人が密集してるので標準域、望遠域で撮ろうと思っても他のお客さんが画角に被って撮れないことがあります。なので基本的に撮影は基本的にDJに寄って撮ります。
通常の広角レンズでも十分なのですが、寄ったときにピントの合う範囲が広く、画像の周辺の歪みでダイナミック感を出せるという点では魚眼レンズがオススメです。基本的に良いレンズは十数万円するのが当たり前みたいなところはありますが、マニュアルフォーカスのレンズなら、中古を狙えば2,3万円から買えることもあります。

とりあえずオススメのものを貼っておきますのでよかったら見てみてください↓


おわりに

カメラは楽しい!!写真は楽しい!!!!
自分の撮った写真で誰かが喜んでくれればめっちゃ嬉しい!!!!!
という話でした!!!(適当)

まだまだ駆け出しのクラブカメラマンですがオファー等ありましたら
いつでもTwtterのDM等、ご連絡ください!

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