調べものはPerplexityにやらせよう
PerplexityはAI搭載の情報検索・分析ツールです。多様な情報源から迅速にデータを収集し、複雑な質問にも包括的な回答を提供してくれます。おそらくあらゆるAIサービスの中で最も優れたWeb検索型AIの一つです。退屈なことはPythonに、面倒なことはChatGPTに、そして調べものはPerplexityにやらせましょう。
Perplexity AIとは何か
知っている人は飛ばしてください。
検索する
Perplexityの基本的な機能である検索は、ユーザーが知りたい情報を素早く見つけ出すのに役立ちます。従来の検索エンジンとは異なり、Perplexityは自然言語処理と人工知能を活用して、より関連性の高い結果を提供します。また、単なるリンクのリストではなく、質問に対する直接的な回答を生成することができます。これにより、ユーザーは情報を効率的に収集し、時間を節約することができます。研究者や学生にとっては、信頼性の高い情報源からデータを迅速に収集できる点が特に有用です。
その他の使い方
知らないことを少しでも理解する
複雑な概念や未知の分野に直面したとき、Perplexityは初心者にも理解しやすい説明を提供します。AIが膨大な情報を分析し、ユーザーのレベルに合わせて段階的に説明することで、難解な主題でも基本から理解を深めることができます。これは、新しい研究分野に取り組む研究者や、複雑な社会問題を理解しようとする学生にとって非常に有益です。また、専門用語の解説や関連する基礎知識の提供により、学習の効率を大幅に向上させることができます。
その他の使い方
難解な文章を精読する
専門的な論文や難解な文献に遭遇したとき、Perplexityは文章の解析と説明を行うことができます。複雑な文章構造を分解し、キーポイントを抽出して、わかりやすい言葉で言い換えることで、ユーザーの理解を助けます。また、背景知識や関連する概念の説明も提供し、文脈を把握しやすくします。これは、学術研究や文献レビューを行う際に特に役立ち、効率的な情報処理と深い理解を促進します。さらに、質問機能を使用することで、文章の特定の部分について詳細な説明を求めることもできます。
その他の使い方
真偽やバイアスを検証する
Perplexityは、与えられた主張や情報源のバイアスを分析し、客観的な評価を提供することができます。これは、メディアリテラシーの向上や批判的思考力の育成に役立ちます。AIが多様な情報源を比較し、異なる視点を提示することで、ユーザーはより balanced な見方を得ることができます。研究者にとっては、文献のバイアスを特定し、より信頼性の高い情報源を選択するのに役立ちます。また、自身の研究におけるバイアスを認識し、より客観的なアプローチを取ることができます。
その他の使い方
特定のWebページを検索する
Perplexityは、特定のウェブサイトやドメイン内での検索を可能にします。これにより、信頼できる情報源からのみ情報を収集したり、特定の組織や機関の公式情報にアクセスしたりすることができます。学術研究では、特定のジャーナルや大学のリポジトリ内での検索が可能になり、関連文献の効率的な収集に役立ちます。また、企業や政府機関の公式サイト内での情報検索も容易になり、信頼性の高いデータや政策情報を迅速に入手できます。
その他の使い方
https://www.ben-evans.com/benedictevans/2024/7/9/the-ai-summer
要約して「The AI summer」記事
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/ai_guidebook_set.pdf
経産省「コンテンツ制作のための生成AI利活用ガイドブック」
https://www.youtube.com/watch?v=jDUH6DEl44E&t=259s&pp=ygUY44KG44KL6KiA6Kqe5a2m44Op44K444Kq
ゆる言語学ラジオ「名古屋は関東か関西か? 方言調査で分かります。【名古屋方言1】#346」
ファイルの内容を理解する
Perplexityのファイル読み込み機能は、PDFや文書ファイルの内容を解析し、要約や重要ポイントの抽出を行うことができます。これにより、長文の報告書や論文を効率的に処理し、核心を素早く把握することができます。研究者にとっては、大量の文献を短時間で精査し、関連性の高い情報を抽出するのに役立ちます。また、AIによる文書の解釈や質問応答機能を使用することで、文書の深い理解を促進し、新たな洞察を得ることができます。
その他の使い方
仙台大学「学生と教員を対象とした生成AIの教育利用状況と意識に関する全国調査の報告書」
写真の文字をデータ化する
画像内のテキスト認識機能は、写真や図表に含まれるテキスト情報を抽出し、編集可能なテキストとして出力します。これは、紙の文書やホワイトボードの内容をデジタル化する際に非常に有用です。研究者にとっては、古い文献や手書きのノートをデジタルデータとして保存し、検索可能にすることができます。また、会議や講義での板書内容を素早くテキスト化することで、効率的なノートテイキングが可能になります。さらに、多言語のテキスト認識と翻訳機能を組み合わせることで、国際的な研究活動をサポートします。
最後に
記事の作成も最初から最後まで、とことんPerplexityにやらせました。Perplexityは2022年からあるものの、生成AI界隈ではずっとピーキーな品質ラインを漂っていましたが、AIモデル改善に伴って検索性能も飛躍的に向上した気がします。ぜひ使ってみてください。
こちらは名著です。買ってください!
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