山林と古民家付きの家を買いました
インスタの方にアップしましたがこちらでは詳しく書いてゆこうかと思う
「やりたいこと、なりたいことは頭の中でイメージをしなさい。すると、自然にその方向に向かっていくから」
芸能界にいた時に良く母から聞いていた言葉
オーディションで落ちることなんてしょっちゅう
気持ちの上げ下げが激しい世界で心のバランスを取るのは難しかった私に言ってくれた母の言葉。
それは本当にそうで、イメージがはっきりできているとオーディション合格するかいいところまで行く。
決まる決まらないでいうと、監督やプロデューサー、クライアントもいる現場で落ちるならまだ良いのだけど、クライアントがいない現場で監督やプロデューサーが推してくれたとしても、現場にいなかったクライアント判断で落ちる時は無性に悔しい。
そんな現場はよくあります。
舞台のように生のお芝居で感じてほしいっておもってても、実際は映像作品なので、クライアントがオーディションの様子を映像でみてときめかなかったらそりゃそうだな。とも思う。
イメージ足りなかったなぁって時は、自分の中でもこの作品しっくりきてない時でもあるので、それもこれもご縁やタイミングなのだ。
そんな感じで今もご縁とタイミングで生きてきているのですが、京都に来て4年まるまる経とうとしている今日この頃にまたもや家を、山林付きの古い家をゲットするだなんておもってもいませんでした。
いや、いつかはそんな場所をとイメージはしていた。山羊がいて、ニワトリがいて、猫はその辺で日向ぼっこ、ハーブ畑があって、少しだけど野菜も育てて、陶芸のできる広めのアトリエ、窓からの景色は木々や草花、イチヂクが実をつけたり、キャンプもできちゃうそんな生活を夢見てました。だけど、家を作ったばかりだし新しいところ引っ越すなんて、それにどうやって稼いで生活する気なのだ?自給自足か?まだ早いまだ早い、いつかその時、いつかその時・・・
と、イメージ膨らませていましたら、相方がなんと「見つけちゃった」と言いました。
「なにが」
「問い合わせしたよ」と言いました。
「え、まさか」
物件マニアは毎日買うつもりはないといいながら物件探しをしていました。
彼も夢を膨らませていました。
実は、私は心の奥底で感じていたことがありました。
(この人に、私のイメージしているもの伝えたら、本当に見つけてしまいそうだな)って
なのではっきり理想を言わないようにしていたのですが、それでも聞いてくるので、伝えたところ数ヶ月後にはこの結果です。
二人で見にいきました。
二人して興奮状態でした。
不動産の方も大変そうな物件でしかない様子でしたが
二人にとっては最高でした。
残置物の量見て
「これは良いね!これ使えるし」
タイル張りの古いぼっとん便所みて
「タイルかわいい!トイレは変えられるね!」
割れたガラスだらけの温室みて
「ガラス入れ替えたり、木で囲ったりしたら部屋になるね!」
水道はきてなくて井戸なんですが10年使ってないので井戸洗が必要ですが
「井戸最高!」
家できたばかりなのに新しい場所をなんて!って思いますよね。そうです、思います。
けども、あたしたちの場合は今の家を基礎や屋根以外は自分達で作った経験から
「次はここをこんな感じにこうしたらもっといいとおもうんだよね」と、なっていて、お互い想像がたっぷり湧いてたわけです。
私は、畑して、陶芸して、植物と動物に囲まれて人間たちと距離をおきたい。なんて非現実的なプランばかりだけど、相方の場合は、生活するために必要なお金を稼ぐためのプランまで考えてくれていているので、互いを足して割れば丁度良さそうです。
物件は母家が一つ、倉庫が三棟(うち一つ井戸付き)、温室二棟、畑エリアと、広場があります。小川も流れていて木々はさまざまな種類があり春夏秋冬と楽しめる作りとなっています。
庭の感じや温室があることから相当植物が好きな主だったと思います。
家の中に残ってた本棚からもそれが感じられました。
これから、家の改装の記録をここでも残していこうとおもいます。
お楽しみにしていただけたら嬉しい
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