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詩の図書館
2021年8月15日 12:58
とつぜんに、マイスター・ホラはまた想像をぜっするような老人に変わりました。そして、「どこにもない家」の奥に入っていきます。ホラが眠りにつく時、この世の時間が止まります。ぐらぐらっと、時間がゆれたような感じがしました。周りにあった無数の時計が止まりました。いま動けるのは、「時間の花」を持つモモと、カシオペイアだけです。その時、灰色の男たちが<どこにもない家>に押し寄せてきました。ひ