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ミヒャエル・エンデの『モモ』- 「時間」を取り戻しに行く

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ミヒャエル・エンデの児童文学とも言われる代表作『モモ』を紹介する連載です。あらすじと印象的な台詞、文章。「時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住み…
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#眠れない夜に

ミヒャエル・エンデ『モモ』(14)モモは灰色の男たちを追いかけて、時間の花を取り戻す。

とつぜんに、マイスター・ホラはまた想像をぜっするような老人に変わりました。

そして、「どこにもない家」の奥に入っていきます。ホラが眠りにつく時、この世の時間が止まります。

ぐらぐらっと、時間がゆれたような感じがしました。
周りにあった無数の時計が止まりました。

いま動けるのは、「時間の花」を持つモモと、カシオペイアだけです。

その時、灰色の男たちが<どこにもない家>に押し寄せてきました。ひ

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