いやなことが続く時ほどチャンス
同じようなこと、しかも自分にとって不愉快なことが1日のうちで何度か起こる、そんな偶然はめったにない。何か意味があるはず。
たとえば、他の人のミス、他の人がやったことなのに、自分が指摘された時。突然まくしたてられても何のことだかピンと来なくて、反論しようにもタイミングが悪くて、結局飲み込んであとからじわじわと怒りがこみあげてくる。
怒りの感情の裏側で、理性がその理不尽の意味を探ろうとしている。そして気づく。同じようなことが起こることで自分の心のあり方が試されているんだと。
なぜ私が怒られるの?
私は間違っていない!
ミスしたのはあの人でしょ!
そう思う前に気づいてよかった。
完璧な人などいない。思い違いや勘違いは誰にでもある。ささいなことなのに、自分は間違っていないと主張するのも、相手にあやまらせようとするのも格好悪いし、冷静になった時に自分の器の小ささに恥ずかしくなる。
同じような不快なことが度々起こったのは、自分がどんな器か、どんなふうに対処するか、どんなふうに感じるかを試されたってこと。
些細なことで無駄に腹を立てない、言い返す必要のないことは受け流す、そして、相手のミスを許す、ってことかな。そう気づいた時には怒りはすっかり消えている。
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