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おもしろいものに気づくセンサー

目の前にあるのに、気づかない人と気づく人の違いって何なのだろう?
昨日行ったバラ園で、ピンクのバラの上に茶色っぽいカマキリのような虫がのっていた。10㎝位の大物。
「わっこんなところにカマキリ!」
前方を歩いていた女性が言った。他の人たちは気づかずに通り過ぎていた。中には「ほんのりいい香りがする」と言って虫のいるそばで鼻を近づける人もいた。

(その場面は↓ 4枚目にあります)

彼女の言葉を聞かなくても、私はその虫の存在に気づいたかどうかはわからないけど、一度気づくとセンサーが働くようで、その後、他の場所でカマキリのせのバラを見つけた。

以前、有名なお寺を参拝している時、境内の草むらで眠っている猫をみつけた。地面の土の色と保護色になっていたため、多くの人が通るのに猫に気づく人はいなかった。私がその眠り猫の写真を撮っていると、他の人たちも猫の存在に気づいた。なぜ私は気づいたのだろう? よく散策や旅にでるが、道中、人が見逃すものに目がいくことが多いように思う。無意識ながらも「どこかにおもしろいものないかな」というアンテナを張っているからかもしれない。

旅と人生は同じようなものだってよくいうけど、以前は、旅の目的地に早く着きたいと思っていた。たどり着くまでの間にも楽しいこと、おもしろいことがあるから、よそ見しながらゴールを目指すのもいいなって今では思っている。

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