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12/20 不安とのつきあい方

不安と「向き合う」よりも、不安と「付き合う」ほうが、随分と生きやすいことを、最近学んだ。

どうやら、どんな状況にいたとしても、一生なにかしらの不安はずっと湧いてくるらしい。これはもう、生き物としての命を守る本能だから、仕方のないことなのだ。

この達観した考え方にたどり着くまで、本当に本当に本当〜〜〜〜〜に、すったもんだがあった。

必死に向き合って解決しようとしてきたし、不安の種をなくすということが半ば人生の目的になっている期間がかなりあった。

将来のこと、お金のこと、人間関係のこと、自身の性格のこと…。不安って考え始めると、気がついたら雪だるま式に大きくなって、ありとあらゆる問題をこれでもかと連れてくる。そして闇に飲みこまれて、取り返しがつかなくなる。


最近のわたしの、不安との付き合い方はこうだ。

「あ〜今わたし、不安に感じてるな〜。」

以上。

不安を消そうとするんではなくて、あ、そこに不安がいるのね、了解。と、放置する。そして、ぴとっと背中合わせで不安と寄り添うように過ごしてみる。そうすると、なんか知らないけど、いつの間にか時は流れ、不安だと感じていたものも、振り返ってみる頃には解消していたり、不安にすら感じなくなってる自分になっている。不思議。

それでも無理なときは、

「あ〜今わたし、泣いてるな〜。」
「あ〜、絶望感でいっぱいだな〜。」

と、さらに感じてることを観察する。

随分と自分に対してクールで呑気なようだけど、きっとこの方が生きやすい。不安との付き合い方は、だいぶ上手くなってきてると思う。

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