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ルールは自分達でつくる

責任と自由。
Liveは僕らの遊び場で、自由が溢れる場所だ。
危険が伴なうかもしれなけど、その中でルールを守って遊ぶ。
それがLiveだと思う。


たまに溢れんばかりの若者のパッションを危険視する声を聞く。
大抵がオトナの意見だ。
ちょっとデリケートな話かもしれないけど、でも自分が見て感じたことを伝えようと思う。


ロッキンジャパンで何が起きたのか。

盛大な盛り上がりと共に、好きなアーティストを見て全力で手を振る、声を出し、時にはジャンプし、時にはもっと前で見られないかと前に詰めたりする。
当然、倒れる人も何人もいた。足も踏まれた。押し、押され、手同士も何回もぶつかった。

文字にすると、危険かもと思われるかもしれない。

でもね。

みんな、ちゃんと遊ぶことを分かっている。

ダイブ、モッシュが禁止と言われる中、ルールの範囲内でいかに盛り上がるかを考えてやっている。

だから、第三の目で見て恐いとか危険とか言っちゃいけないなって思った。

ホルモンのLiveでは何度もサークルができた。
大きな輪を作り、その中へ飛び込んでいく。当然何人も倒れる人が出た。きっと怪我人も出たと思う。はたからみるとそれらはやっぱり危険な行為で止めた方がいい部類に入るのだろう。安全に誰でも楽しめる。きっとそう言われるに決まっている。

だけどね。会場を見て欲しい。彼らは決して暴徒と化している訳じゃない。
そこには、ルールの中で、理性を保ちながら遊ぶ姿があった。

知らない人でも倒れたら肩を貸すし、落し物を見つけたら声を上げて届けようとする。
自分のゴミじゃなくても会場で見つけたら拾って捨てにいく。踏んで転んだら大変だから。

こんな当たり前だけど、奇跡的な光景があちらこちらで見られる。

どうしても一部でよくない行動をする人もいると思う。悲しいけど。

だけど、そこだけを切り取らないでって思う。
優しく思いやりを持った人が会場にはたくさんいた。
しかも10代や20代の若い世代が。

ルールの中で楽しむ方法を考えて思いっきり遊んでいる。
もちろんルールから逸脱したら叱られる。それは当たり前。

デリケートな問題だから、実際に会場で恐い思いをした人も少なからずいると思います。

でも若い力を信じて上げてください。

ちゃんと自分たちでルールを作って遊べる優しい人たちがたくさんいます。

と思いながら、一日を気持ちよく過ごさせて頂きました。


そして自分の中でも大きな変化がひとつ。
前線よりも後ろの場所で見るのが好きて感覚が芽生えました。

前は自分よりももっと若い世代が夢や希望をもらう為に立った方がいい。
そして自分達でルールを決めて思いっきり遊べばいいと思う。

最後まで読んでくださってありがとうございます。


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