子どもは神さま
甥っ子(10ヶ月)の面倒をときどきみる。甥っ子と過ごす時間のなかで、ときどき、自分が自分と深くつながり、完全に「いま」この瞬間にいられるときがある。
そうすると、時間はスローに流れる。毎瞬間が過去になっていくのを感じるから、その時間はなぜか懐かしくて、愛おしくて、すこしさみしくて、胸がいっぱいになる。
昨日は、夕方から3時間くらい甥っ子と過ごした。本来なら、夕飯を食べて、寝る時間だけれど、なかなか寝るのが得意ではないので、泣きわめくことが多い。昨日は、泣きわめいて、目こすりながら床でごろごろしはじめたので寝るかと思いきや、突然すくっと起きて、ギターで遊びはじめた。
裸電球ひとつの薄明かりのなか開催された甥っ子のワンマンステージ。
観客は、わたしと、わたしの母。
甥っ子が時間を司っていた。わたしと母は、完全に甥っ子の姿をした神さまの魔法にかかった。余計な思考や邪念がなくなり、ただ、「いまここにいる」を経験した。ふたりとも、胸がいっぱいで、涙が出そうになった。
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