なにで語ろうかなって思って。
もう23年生きてきたけどさ、最近になって思うんだよね。自分ってあんまり自分を主張しないで生きてきたなーって。ツイッターもインスタグラムもやらないで青春駆け抜けてきたなーって。
別に後悔してるわけじゃないんだけど、自分も平凡な人生なりに感じることはあるわけで。面白い本読んだとか、良い歌に巡り合ったとか、美味しいもの食べたとか、あの人苦手だなとか。
でも、自分が周りにどう思われるかが怖くてそういうことをあまり発信しない人間なんですよ、自分って。好きなものを好きって言うのって結構怖いなって思うんですよ。今、こんな文章書いてる自分痛いなーとか思っちゃうんですよ、やりたくてやってるはずなのに。
だから感じたことは頭の中でふつふつと湧き上がっては世界に送り出されることなく消えていく、そういう日々を過ごしていたんだけどさ、なんかさ、時々誰かに聞いてほしいって猛烈に思うことがあって。そうゆうときにいつも考えるんですよ。なにで語ろうかなって。
テレビで自分の意見を言える人とか歌手の人とかホントに尊敬してるんだよ。理路整然と話したりさ、思いの丈を唄ったりしてホントにかっこいい。芸術家の人も憧れるんだよなー。美術館とか行って、この作品はなにを伝えるためにこの世に生み出されたんだろう、って考えてると時間が秒で過ぎてく。あの時間が好き。
ちょっと話が脱線したかもだけど、じゃあ自分にはなにがあるんだ?って思ったときに、なんもないなーってなるんだよなー。人前で話すとか無理すぎだし(そもそも人前で話す機会があるってだけで凄すぎない?)、歌下手だし、絵とか描けないし。え?なんもなくない?ってなるんですよ。つら。
でもさ、じゃあどうすんだよ?この気持ちは。自分の考えていることを誰かに聞いてもらって、ホントにホントに図々しいと思うけど、共感してほしいなって思う、思っちゃう、この気持ちはどうしたらいいんだよ?どんな形でもいいからこの世に送り出してあげたいって、23にして本気で思うようになったんだよ。
だから、自分にはなんもないから、ホントに思ったことをそのまま吐き出そうって結論に至って今に至るんですけど。あー、書いてるだけでわりと満足してきたな。投稿しなくてもいいんじゃないか?とか思ってる今に至るんですけど。あー、誰かに見てほしいけど見られるの恥ずかしいな。身バレとかしたら死ねるな。
こんな自分を不特定多数の人にさらけ出すことなんて人生初だからさ、めちゃめちゃ怖いなー。なんて思われるだろうかって考えると胸の辺りがキュッてなって視界が歪む気がする。我ながらメンタルが弱いな。そもそも見てもらえるかも分からないのに。でも、ここまで書いたんだ。あとは数クリックするだけだ。はじめまして、自分の気持ち。産声を上げてくれ。