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海外放浪旅#9 マングローブ林の中で生きた3日間

こんにちは〜。

カンボジアでのワークキャンプが始まったので、投稿していけたらと思います。

そもそもワークキャンプとは?

ワークキャンプとは簡潔に、合宿型のボランティアのことです。

今回はぼらいやー(私が現在参加している年間プログラム)の団体でもあるNICEというNGO団体に仲介して頂き、参加しました。

私は初めての海外ボランティアだったモンゴルから何度もNICEでのボランティアに参加しているのですが、

・とても信頼できる
・内容が楽しい
・NICEで出会う人で悪い人がいない!
・参加費等が圧倒的に安い
・メリハリがしっかりしている

等の理由でとても素敵な団体だと思っています。(正直他の団体に浮気していた時期もありましたが結局NICEに戻ってきました笑)
もしワークキャンプに興味がある方は是非、こちらの団体のホームページを覗いてみてください🫶

マングローブとは?

今回のカンボジアのワーキャンの最初の数日はマングローブ林を継続させる活動をしました。
まずなんとなーくでしか理解していない人も多い"マングローブ林"について紹介できたらと思います。

マングローブ林とは熱帯や亜熱帯の入江・河口付近などの真水と海水が混じり合う「汽水域」という場所に生育する常緑の植物群落の総称です。

では、地球温暖化のために「マングローブ林を救おう」と謳われることが多いですが、それは何故でしょうか?

それはマングローブ林は熱帯雨林をも凌ぐ二酸化炭素吸収量を持ち、地球温暖化の抑制に大きな効果を発揮するそうです。なので、マングローブを絶えさせないことが地球温暖化への抑制に繋がるのです。

なぜ塩水の中で枯れないで生きていられるのでしょうか?それは、マングローブは塩類線という特別な器官をもっていて、葉の裏側から塩分を出したり等、様々な方法で塩分を体内から放出するからです。

どんな活動をしたか?

私たちはマングローブ林を救うために、マングローブ林の近くに2泊3日だけ、滞在しました。マングローブ林に囲まれていて、あまりに非日常であったここの滞在場所😗
下に載せます!
ここの作業は約2日間、2段階に分けて行われました。

①マングローブの種を木から取る

約900個

まずマングローブがあるところまで宿泊場所からボートで向いました。
そしてお世辞にも綺麗とは言えない水の中へ入り、木の上になっているマングローブの種を取りました。(合計約900個!)
水の底は意外と浅くて足の付け根くらいの深さでした!
そこから木に登り、木の上になっている種を採取しました。

②マングローブ林を実際に植える🌳

そして次の日、昨日取った種から少し成長させたものをマングローブ林に植えました。(干潮時)

プランティングの仕方は地上と一緒で深めの穴を掘り、そこに植えて、泥で覆う。といった形でした。

泥遊びみたいで楽しかった😂

マングローブ林に囲まれた今回の宿泊場所

↑のように、マングローブ林のそばに小さな小屋があって、そこに2泊3日滞在しました。(ほぼ外😇)

水に浮いている🏡

キッチンも簡易コンロ等で成り立っていて、食器洗いは手洗いで水を汲んでやりました。

キッチン
でもとっても美味しい😋


肝心の小屋の内装はというと…?

こんな感じ!!!
虫がとにかく凄いので蚊帳の中で寝ました。
夜に隙間からゴキブリ出てきてみんな発狂した😇

トイレはぼっとんですね
水道ももちろんないので、ウォーターボトルから水を得ていました。あとは雨水。


最後に

マングローブ林での活動はNICEで見て、前々から興味あったので、今回たまたま参加できることになって本当に嬉しかったです。

マングローブを実際に見てみるとあまりに不思議な形や海水でも生きられるという特殊な植物で自然の神秘を感じたと共に、こんな小さな活動でも地球温暖化を止めることができるのならもっと広がっていけば良いなと思います。

しかし、マングローブ林は気候的な条件(熱帯・亜熱帯の地域限定)があるので、どこでも普及というわけにはいかないなぁ、とは思いました。

こんなとこかな
読んでくださりありがとうございました😊

😉💐

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