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しんやの餃子世界紀行 Vol.17

「いつかこの街で、いや世界で1番になる男」

髪もボサボサ。
いつ振りか切ってない。

あさとに髪切ってってお願いしたのは先週くらいだったでしょうか。

「3月29日の朝9時過ぎからでお願いします!」

どんな予約だよ、それ。

前の日の同級星2次会終わりで体が重い。

昔はこんなことなかったのにな。

コロナになってやめていた酒が溢れ出すように体から漏れている感覚。

二日酔いとかじゃないのよ、毎日ニンニクと酒の匂いが体から漏れている。

そんな重い体を引きずって、あさとの車に乗って美容室についた。

大きくて綺麗。

「全部で9席あって、スタッフ4人しかいないんですよ。スタイリストは2人ですが実質オーナー1人です」

どういう計算。

あさとはこの場所で、尊敬する師匠の元で技を磨き、今はまだ見習いだけどスタイリストになるその日に向けて努力を重ねている。

コロナになる前は朝7時から日が回るまでの間ずっと練習を重ね、東日本でも西日本でも4位になった。

当時のあさとは技術はまだまだであることを自覚し、元あったセンスに足らん技術を時間と月日で埋めたんだと思う。

決して毎日続けられるようなことではない。

当時の努力を見ていたわけではないが確実に自信がついたんだろう。

負けん気の強いあさとが見え隠れ。

負けず嫌い、今に見てろ、絶対売れてやる。

あさとのハサミは常に前しか向いてない。

でも女と風俗の話をするときはいつものあさとに戻る。
だから終始基本はいつものあさと。

ドSのあさと、家に帰れないあさと。

出遅れている訳でもない、周りよりじっくりスタイリストになることを選んだあさとは決して間違えていないし、今を投資して未来を明るくする姿勢、若いのに偉いよ。
普通は焦っちゃう。

あとは出来るって言い張ることだもんね。
あさとはそこが偉いよ。

言ったやつしか勝たんから。
思ってるだけじゃ勝たん。

だから安心した、あさとに切ってもらって良かった。

でもな、あさと。
しんやさんは業種は違えど、お前の年齢の時にはもっともっと上にいたぞ。今は衰退しているけど、当時はもっとハイカラお兄さんだった。

だからしんやに負けんな。
てっぺんとろう。
いや、負けない。
おじさんもあさとに負けないように頑張るよ。

大抵の天才は努力には勝てない。

今の世代の天才をかつて天才だった俺たちに変えてやろうな。

しんやの髪が硬くてツルツルで上手く行かないこともあって四苦八苦させてしまったけれど、かっこよくなったわ。コレ。

岡山で一番モテる男になるんじゃって、夢叶ったかも知れん。感謝。

どうせこの記事も守屋が読んでる。

どんな髪になったかはここでは書かん。
東京でお楽しみに。

あさと、マジでありがとね。
あと2回、あと2回だぞあさと。

抜きさしていこうな。

あさとにアジカンまで送ってもらって、今日はそこからマジで仕事。

いやいつも何やってたんだって話だけどマジで仕事。

岡山楽しすぎて終わってない仕事が多すぎる。
でもずっと歌ってたから仕事してない風に見えた?まぁ実際してないんじゃが。

今日はわかちゃんのご家族が高知から遊びにきているね。

少し人見知りの妹さんたちと優しそうなお父さん、お母さん。

萌Pちょっぴり恥ずかしそう、いつもの感じじゃないね。

おや?
そいや誰ぞやの弟も人見知りじゃなかったっけ?

お腹すいてたぬきでうどん食って戻って仕事して仕事して仕事した。

途中さえちゃんが忘れ物かな?取りにきて少しお話した。

ちゃんと本の読めるさえちゃん、感覚がきっとセンシティブ。
さえちゃんとはあんまり絡みないけど仲良くなれるは絶対。

最近本読まなくなったから、いい本あったらどしどし教えて。

もうすぐ新社会人、酸いも甘いもコレからだけど、多分いつか今の枠組みが狭くなって外に飛び出すんじゃないのかなって感じる。

そんときはそんとき。
社会人でしか体感できないコレからを楽しんでね、応援してる。

なんか今日は書くネタがないな、と思って餃子世界にネタ拾いに行ったけど23時を前にノーゲスだった。

うーん。

むっちーの水餃子食べて終了。
ごちそうさまでした。


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