浮遊。

 

留め金を

外す

 

錨を

あげる

 

重りを

どける

 

固定から

流動へ

 

浮動から

浮遊へ

 

あらゆるものに

固定されているようでいて

 

あらゆるものに

合わせていた

 

固定していたのは

わたし

 

だれかの

せいではない

 

しかし

そう

ありたかった

わけでもない

 

意識と

無意識が

 

固定し

固定させ

 

固着する

 

剥がした

その後

 

外した

その先

 

恥ずかしさか

もどかしさか

 

それとも

解放か

 

浮遊する

自我を

眺める

 

 

【蛇足】2020.3.8記

昨日は皆さまお疲れ様でした(誰に対してだ)。

わたしは日中ちょっと重い雰囲気で、重い用事の只中にいて、慌ただしくなってきた日本経済の煽りを受けつつ仕事をこなした先週の疲れも相まって、昨日は酷い状態でPCに向かっていました(言い訳か)。

本日は買い物へ、と思っていたのですがどうやら雨のようなので今日の分を、と。

「なんだこいつは?」

呑み書き参加者の方がそう思うのは当然として、わたしのフォロワーの方が感じた印象もこんな感じかと思います(笑)。

見知らぬ人感。

毎日詩のようなものを楽しみにしてくださっている人(がいればですが)には申し訳ありませんでした。詩と蛇足という組み合わせでの参加も考えたのですが(そもそも参加はあまり考えていなかった笑)、勢いの人なので(執筆スタイル)。

まずはこちらの企画について。

「これは何かしら書けそうだなぁ」と思ったのです。いえ、だいすーけさんの前回の企画、手書きnoteはいろんな意味でわたしには無理だったので(汗)。

が、今回「書けそう」と思うのは当然で・・・(汗)

既にこちらで書いてしまっていました(自分の記事を覚えていられない人)。

しかも、蛇足で結構ちゃんと書いてしまっているので、有料で書いたものを無料で(形は別にするとしても)というのは購入していただいた方に怒られるなぁ・・・まぁかなりライトにすれば書けるかな・・・と。

続いてこちらの企画。

みんな大好きあきらとさん(お友達なので普段は敬称略ですがあえて)は代打旗振りで、元々はマリナさんの企画。

私は非常にアルコールというものに弱く、簡単に頭痛と動機を引き起こすので、安定のスルーを決め込んでおりました。

そもそもこの手の企画については、noteを初めてまだ3ヶ月程度の私には参加が憚られる感しか抱いていなかったのですが、twitterで絡んでもらっている中で

スクリーンショット 2020-03-08 10.49.00

こんな風に言われる始末・・・じゃなかった、参加者リストに加えて頂くことが出来た模様で。ええ、嬉しいですよ?素直に(笑)。でも普段のスタイルが・・・(笑)。

まぁだから詩のようなものと、蛇足と、で考えていたのですが・・・考えるのが面倒臭くなって・・・じゃなかった、それだと酔ってる感でないなぁと思って、えいやっ!って・・・。

はい。書き始めたら「投稿」までほぼノンストップなのは呑み書きに限らずいつものことなので、自分で起こした波に乗って最後まで(汗)。


言い訳はこの辺にして(去る者は追わず、いや誰が去ったのかわからないから追えず)。


わたしはここでも普段でも比較的人格不定でフレキシブルでフラットな(もう意味がわからない)人格なのですが、ここでの人格はある程度固定させているつもりです。(有料蛇足だともう少し自由です)。

人は誰しも、誰かと(特に複数人と)対峙する時、「私こういう人なんです」という人格を設定していると思います。能動的に「設定する」という行為は意識できなくても、無意識でやっている場合が殆どかと。

「私は誰と会う時でも変わらず私ですけど・・・」

という場合もあると思います。若ければ若いほど、自分は自分ですからね。

こんな風に人格が固定して見える人も、おそらく完全に一人の時とは何かしら異なると思うので、そういう人は固定された人格に設定されてしまっているという方がおそらく正しい。

私は子供の頃に自分の人格を客観視してしまい、そこから苦労はしましたが、その当時の人格からは離れた人格でいることができるようになりました。ここで言う人格は「多重人格」のような根本的なものではなく、もう少し表層に近い部分で「性格」に近いかもしれません。誤解をおそれず軽く言ってしまえばきっと「キャラ」に近い。

そんなこんなで、自分の人格についてはかなり自由な印象があります。

でも、こういう場所で何かを表現する、あるいは提供する、それを継続する、となると、一定の固定された人格でいることがベターです。それもなるべく安全側で。もちろんスパイスは入れつつですが。

どこまで行っても変な人格である認識はあるので、こうやって出来るだけ丁寧に書いたところで、変な感覚や価値観は滲み出てしまうもので、それをお楽しみ頂ければ良いかな、という感じで書いている次第です。

詩のようなものは私というフィルタを通した抽出物ではありますが、読んだ時点で皆様読者のもので、捉え方は自由です。そこに私の人格はいないと言っても良い。だから。というか、でもというか・・・変な勘違いも良くされます(汗)。

そしてこうやって蛇足で人格を表出しつつ、興味を持って頂いた方には有料の蛇足で私をもっと知って頂けるよう、あちらはなるべく自由に書くようにしています。


固着してしまったものを、剥がすのは難しいことですが、それが自分で固定したものであれば、外すのは比較的容易です。

どちらが良いという訳ではありません。

ただ、自分は不器用だな、と感じる時。

そういう時は違う自分でも良いのかもしれない。

役者が演じるように、違う所に固定できたりするかもしれないし、それはきっと悪いことではない。

そう思うことが、救いになる。そんな場面もあるかもしれません。


たまには、外して、自由に浮遊してみる。

 

少なくとも「どう書くか」なんて、そもそもが自由ですから。


昨日は沢山の記事が浮遊していました。


「いつものやつ」


そう注文される方には受け入れられない記事も多かったかもしれません。


「期待したものと違う」


そうだったかもしれません。

 

でもたまには、自由にしている人、自由に書かれたものを見てみる。

一緒に酔ってもいいし、自分の幅と比べてみてもいい。

 

もちろん、読まなくても、自由。

 

いずれにしても、普段抱えた不自由から、少しだけ自由になれたら。

 

あ、でも酔って人に迷惑をかけるのは違いますからね(←呑めない人の主張笑)

 

昨日の今日で反省文を書いたら

結局言い訳にしかならなかった、というお話。


以下、宣伝。

蛇足は後から付記することが殆どで、無料のものはこちらのマガジンに追加。有料のものはこちら。ご興味があればお試しください。


いつも本当にありがとうございます。大切な人をちゃんと大切にすることは、とても労力のいることです。お気持ちや、その手は、どうかお近くの大切な人へ。あと言葉も、是非。