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プロテインが腎臓と肝臓に悪い!?秒で論破します。

こんにちは。

先日、後輩から『肝臓について健康診断に引っかかった』という話を聞きました。

彼曰く、H先輩に相談したら「プロテインの飲みすぎだろ?」

と言われたそうです。

まーた、適当なことを・・・・と私は苦い顔。


結論からいうと、プロテインの腎臓・肝臓への悪影響は嘘です。


文献や研究資料の要所をピックアップして簡潔に説明していきたいと思います。


①肝機能への影響

2020年現在までの研究によると、

「タンパク質の過剰摂取であれ、健康な人の肝臓への疾患や損傷を及ぼす可能性を示す根拠はない」と結論付けられています。

むしろプロテインは肝臓へプラス効果をもたらします。

アルコールや糖質の過剰摂取は、肝臓への中性脂肪の蓄積を促します。


…そして溜め過ぎるとフォアグラになります。

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※生産工程惨いし、私は食べません。。。

また肝臓にはリポタンパク質なるものを合成する機能が備わっており、その材料となるのがタンパク質です。

リポタンパク質は、肝臓に溜まった余分な中性脂肪を取り除く効果がありますので、タンパク質を摂ることは生活習慣に伴う肝機能を正常に導く役割があるとさえ言えます。

11人の肥満女性を対象とした研究によれば、被験者に朝・昼・夜に一食当たり20gのホエイプロテインを摂取させ続けると、4週間で肝臓脂肪が21%減少した事が認められました。

しかし、肝硬変など既に肝臓に何らかの疾患を抱えている人がプロテインを摂取する場合、プロテインが血中のアンモニア濃度を上昇させ、肝性脳症など脳への被害をもたらす可能性があるという研究結果もあります。

結論、健康な人に対しては無害と考えて問題なしです。


②腎機能への影響

プロテイン等の高タンパクなものを摂取すると、腎内部圧力が上昇し、通常よりも多くの血液が濾過されるという研究結果があります。

ただし、腎内部圧力が上昇するからと言って、害を及ぼすことでは無いのです。
これは正常な反応であり、基本的には腎臓に悪い影響・反応ではありません。

「高たんぱく食が腎臓を傷つける可能性がある」という良くない研究結果もありますが、この研究ではそもそも被験者が腎臓病を患っている前提付きです。

それからタンパク質の摂取が腎結石のリスクを高めるという研究もあります。
これは体重1kgにつき2.8g以上のタンパク質を毎日摂取している場合です。体重60kgであれば168g、プロテインドリンクに換算すると約8杯半という計算になります。

ボディビルダーかよ(笑)


まあそんなこんな、様々な研究から「健康な人のタンパク質摂取を制限する理由は無い」と既に結論付けられています。


つまり腎機能に関しても、健康な人が摂取するのであれば問題なしということです。


それと余談ですが、パウダータイプのプロテインやアミノ酸などのタンパク質が腎臓を壊す可能性があると主張している医者がいます。

理由を簡単に言えば「人工的に作られたものだから」だそうです。

意味不明です。


皆さん、
医者=全てが正しい

という認識をお持ちでしたら徐々に捨てていきましょう。


③まとめ

健康な人が摂取する分には、プロテインの摂取は全く問題なし!!

ちなみにプロテインを水分補給のように摂取する人がいますが、水は水でしっかり飲みましょうね!


では今日はこのぐらいで。

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