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食品添加物と人工甘味料の考え方【保存版】

皆さん、どうも。

私です(*‘∀‘)



前回はキックオフ記事としてこちらの記事を書きました。

コンビニ御用達添加物である『グリシン』にフォーカスを当てて解説してみました。

まだ見ていたい方は、ざっと目を通してみて下さい(*‘∀‘)



さて、今回は『食品添加物全般』に関する考え方をお伝えしていこうと思います。


切っ掛けを下さった高梨さんakkieさんには感謝です(*‘∀‘)

お二人の記事も最高にオモロイので、是非寄って行って下さい。
(こちらの記事に戻ってきてね)



§0.序章


皆さん、食品添加物にどんなイメージをお持ちでしょうか?


「なんとなく嫌だ」

「体に悪いもの」

「病気になりそう」


具体的に体に及ぼす影響は分からないが、この様なイメージがあり、普段意識している人にとっては極力避けたいと思うのが食品添加物だと思います。


しかし、事はそう単純ではありません。



気候として湿気の多い日本、カビが生えやすい日本の地域性を考慮すると、日持ち・静菌剤としての保存料の添加はある程度必要ではあると私は思っています。


企業としても『食中毒』を起こしてしまったら、それはもう終わりですからね笑


『保存料不使用』は一見聞こえは良いかもしれませんが、だからと言って『安全性』が担保されるという事にはならず、食中毒リスクを高めるという点においてはある意味二律背反の関係性があります。



故に、私はその点に関しては企業をディスることはしません。


保存料があるからこそ安い価格帯で商品を市場流通させることが出来ますし、お金の無い人にとってはそれは食費を抑えるための『恩恵』であるとも考えることが出来ます。



ただ、


それでも思うところは私にはあります笑(*‘∀‘)



§1.日本の食品添加物事情


日本の食品添加物の認可基準は、アメリカやヨーロッパ諸国のそれよりも圧倒的に低い基準で設定されています。



挙げるとキリが無いのですが、アメリカやEUで『危険』だと禁止されているものの日本ではOKとされている食品添加物と含まれる食品の一部を見てみましょう。

・ナイシン(保存料)
ソース、ドレッシング、チーズ、食肉製品

・デヒドロ酢酸ナトリウム(保存料)
チーズ、バター、マーガリン

・カラメル色素(色付け)
ウイスキー、コーラ

・トランス脂肪酸
(成分表示上の)植物性油脂、ショートニング、総菜パン、菓子パン

・クロロプロパノール
しょうゆ、カップ麺、ソーセージ、ウインナー、ベビーフード

・ヒドロキシプロビル化リン酸架橋デンプン、ヒドロキシプロピルデンプン

加工肉、コーン缶

・臭素酸カリウム
パン

・過酸化水素
数の子

全部取り上げるのが面倒臭いので、これぐらいで勘弁してください笑( ´艸`)


こうしてみると、スーパー・コンビニで売っている殆どの食品にはこれら『食品添加物』が含まれていることが分かります。


お気づきの通り、日本において『食品添加物』を避けるのは現実的ではありません。


いや、無理です。


かといって、無添加・オーガニック食品ばかり選んでいては『食費が爆上がり』します。


だからと言って、

「気にせず食べよう!!」

と言っている訳では決してありません。



『知識を以って、避けられる時に極力避ける。』


これで良いんじゃないかと私は考えます。

多少摂取したからと言って、すぐに体に悪い変化が起こるものではありませんからね(*‘∀‘)


そんな食品添加物よりも避けなければならないものがあります。



§2.食品添加物を警戒する権利


まず『食品添加物』を警戒するならば、

過度な飲酒、暴飲暴食などの不摂生、喫煙、肥満

には常日頃から気を付けてこそ注意を払うべきものだと思っています。


例えば普段から、毎食菓子パンばかり食べている様な人が『食品添加物』を気にするのは奇妙ですし、毎日タバコをひと箱吸うような人が『食品添加物』に神経質になるのは可笑しいですよね?


これは

『木を見て森を見ず』

『鹿を追う者は山を見ず』

ってやつで、本末転倒です。


毎日砂糖たっぷりのメロンパンをばかり食べている様な人が、自身の生活習慣を変えずに血液クレンジングをやる位意味無しです( ´艸`)笑

(血液クレンジングを肯定している訳ではありません)


よって食品添加物を異常に警戒するのであれば、まずは自身の生活習慣を見直すことが優先であるというのが私の考えです(*‘∀‘)

警戒する権利、前提と言ったら良いでしょうか。



§3.無添加表記のトリック


『無添加』という単語は、健康を意識している人にとってはとても良い響きですよね(*‘∀‘)


しかし、この表記にはある『トリック』が存在します。


例えば無添加を謳うこんな煎餅があったとします。

原材料名
うるち米、醤油、柚子胡椒、砂糖、昆布、かつおだし、昆布だし


一見、確かに無添加ですので健康マニアからしたら歓喜かもしれません笑


ですが、じつのところ『そうでは無い』事が多いようです。


ある醤油の原料を例にしましょう。

脱脂加工大豆、小麦粉、アミノ酸、ぶどう糖、安息香酸ナトリウム、カラメル色素

安い醤油にありがちな原料です笑



つまり何が言いたいのかと言うと、


無添加を謳う食品に、表記上確かに添加物が含まれていなかったとしても、原材料を構成する(例えば)醤油などに含まれる添加物については表記をしなくても良い。


ということです(*‘∀‘)



故に、

『無添加』は『真の無添加に非ず』ってことです。


食品の構成原料のさらに一つの構成原料であるがゆえ、添加量もそれほど多くは無いと思われますが、無添加を鵜呑みにすべきではないと私は思います。



無添加=入っている添加物の量が少ない食品

という考えの方がしっくりきます。



§4.人工甘味料は危険と思っている人へ


私の考えですが、

そこまで神経質に気にする必要は無いと思っています。



人工甘味料として『アスパルテーム』『サッカリン』あるいは『スクラロース』などがよく危険視されていますが、口々にそういわれるようになったのには理由があります。


数年前世界最高の権威を誇る科学雑誌Natureに、

『人工甘味料が糖尿病のリスクを増加させる』

という趣旨の論文が発表されました。


論旨を秒でまとめると、人工甘味料のひとつである『サッカリン』をマウスに与えると、11週間後に耐糖能障害(血糖値を下げる機能が悪くなる症状)が生じることが明らかになりました。


この論文は『人工甘味料』という壮大なテーマを扱っている割に『サッカリン』しか取り上げておらず、しかも『マウス』による実験で『人工甘味料は危険である』と結論づけています。


物凄い印象操作です。


ちなみに『酸化したビタミンC』でかつ『少量』の継続投与で『ビタミンCは効果が無い』と結論づけている論文もあります。



サマリー(要約)しか読まないと、騙されてしまうことがあるんですよね笑


なぜ、こうした意味の無い論文が世に出てくるのかはここでは語りませんが『金の動き』を追うと自ずと分かってくることがあると思います。


前日フォロワーの東のテツさんからも言われましたが、こういった世の裏ばかり暴露していると私もいつか悪の組織から消されるかも知れませんね笑


祈るわ。

万が一の場合、WEB葬儀お願いします笑



人工甘味料については、深掘っていくと

「危険ではない」

「安全ではない」

「危険だ」

と両極の意見が様々あるのも事実ですので、危険性が明確では無いにしろ積極的に摂るべきものでは無いとは思います。


「避けられるなら避けよう。」

ぐらいです。



そして『人工甘味料』でウダウダ言っている人にありがちなのが、

『砂糖は普通に摂る』

ということです。


個人的には人工甘味料なんかより『砂糖』の方が遥かに危険なものだと思います。


虫歯の原因、糖化(しみ・しわ・たるみ等の老化を促す)、肥満、延いては生活習慣病全般

をもたらす原因になります。


人工甘味料で「あーだこーだ」言うのであれば、まずは砂糖の弊害を知り、その上で人工甘味料についても気を遣うというのが正しい順番です。



「甘味料全般が怖い!」

「でも甘いのが食べたい!」

「でも太りたくない!」

と思う方は、エリスリトールをお勧めします。



エリスリトールは記事で何度も紹介していますが、

『カロリーゼロ』

『副作用ゼロ(大量摂取では厳密にはあり)』

『安全性が確立されている』

と大変優れた甘味料ですので、私がお勧めする数少ない製品の一つです。


私もkg単位で買って使っています(*‘∀‘)



§5.避けた方がいいかも?原材料と添加物


ここでは私が個人的に避けたい?原材料と添加物を取り上げたいと思います。

皆さんも読んで「ウワ…。」と思われたら避けるも良しです(*‘∀‘)


①異性化糖

異性化糖とは主にトウモロコシ由来の精製糖質です。

砂糖よりも安価で、甘味が強いことと、保存的な観点から多くの食品に添加されています。

ドレッシングやチョコレート、炭酸飲料、納豆のタレ、鍋つゆ、安いチョコレート、飴などに用いられるのが代表的です。


異性化糖の何がアカンって、糖化のリスクがブドウ糖の10倍以上もあるという事ですね。

お肉を焼くとこんがり焼き色が付きますよね。

ああいった現象を体の中で引き起こさせるシロモノです。


しみ、しわ、たるみ等の老化現象を促し、ブドウ糖の様に体のエネルギー源になりにくく、肥満リスクが高まります。


天然の甘味料とは言え、最悪の甘味料です。


異性化糖には果糖とぶどう糖の割合によって表記が異なります。

ぶどう糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、高果糖液糖

『液糖』とついていたらそっと商品棚に戻しましょう笑


日ごろから美容や健康に気を付けている方にとっては避けたいものの一つですね(*‘∀‘)

(それでも私はお菓子が好きなので、含まれていてもたまに食べます。)


②果糖

果物由来の糖質ですね。

「果物はカラダに良い」

という思い込みが未だ世間では根強いですが、果物に含まれる果糖は最低の糖質です。


果糖はぶどう糖とは代謝経路が異なり、エネルギーにならず直接中性脂肪になります。

そして糖化のリスクもバッコーン跳ね上がります(*‘∀‘)


重要なビタミンC源という主張もありますが、果物にも含まれるぶどう糖はビタミンCと吸収過程において競合関係にありますので、あまり効率の良い摂取方法とは言えません。


③植物性油脂、ファットスプレッド、ショートニング

ソイジョイやクリーム玄米ブラン、カロリーメイト、カップ麺や食パンに入っています。

何が嫌かって、ご存じ『トランス脂肪酸』です。

『トランス脂肪酸』は癌や心臓病のリスクを高めるとされています。


近年企業努力で『トランス脂肪酸』のリスクが最小になる様に精製されていますが、それでも人体蓄積の観点から(8か月程度体内に残る)私はあまり積極的に摂りたくないな~と思います。


④野菜

どこにでもある様な記事を書いても面白くないので、あえて『野菜』を取り上げます笑

よくベーコンやハム、ソーセージに含まれる亜硝酸ナトリウムが危険であることを理由に「加工肉はアカンで!!」と言われていますが、果たしてそうでしょうか?


そもそも硝酸塩は野菜全般、特に葉物野菜に多く含まれます。

そして野菜から摂取した硝酸塩は体内の代謝過程でアミンと結合し、ニトロソアミンという発がん性物質に変化します。


加工肉に含まれる硝酸塩は、野菜(特に葉物)と比較すると微々たるものですので「そこまで加工肉を取り上げて危険視するのはどうなの?」というのが正直な私の思いです。


ちなみに、ビタミンCはニトロソアミンの形成を抑制する効果がありますので、もし神経質になる様であればビタミンCサプリメントを食事と併せると良いかと思います。



おわりに(まとめ)


いかがでしたでしょうか?

食品添加物は危険視されている故、摂らないに越したことはありません。

ですが、日本国内でそれを避けることは現実的ではありません。


食品添加物の考え方として大事なのが『量の概念』です。

食品には『摂り過ぎれば害』という概念があります。


水、コーヒー、お茶だって致死量があります。

何でも大量摂取すれば、体に害をもたらします。


日ごろの基本の食生活を見直し、その上で食品添加物に気を付けることでより意義のある健康習慣を身に付けられるのではないかと私は思います。


最後に本日紹介したエリスリトールとビタミンCだけ紹介して以上と致します(*‘∀‘)



それでは最後までご覧いただきましてありがとうございました(*‘∀‘)


ではまた(*‘∀‘)ノシ





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