4歳向けの図鑑の1ページに静かに感動した話。
さてさて、その1ページとは、これです。↓
「【学研の図鑑 for Kids】 4さいのふしぎがわかるよ!」より
ただのお仕事紹介じゃん?と思うかもしれませんが、私はこのページで静かに感動しました。
気がつきますかね?
そうそう、このイラスト、サッカー選手はなでしこジャパンのような女性選手、医者も女性、で、保育士は男性のイラストになってるんです!
このページから、従来のジェンダーのステレオタイプにとらわれてほしくないという想いを勝手に受け取って、じーんとしてしまいました。
実は、息子が3歳頃になってからの、私の悩み事のひとつが、このジェンダーのステレオタイプについてでした。
男女という概念を理解した彼は、
「男の子は、可愛いじゃなくてかっこいいっていうんだよ」
「リボンは女の子がするんだよ」
「これはピンクだから女の子のだね」
というようなことを口にするように。
もちろん物事を観察して理解していて、素晴らしいんだけど、、、でも全部、正解のようで正解ではないよなー、と。
もやもやもやもや。
「男の子もピンクでもいいんだよ」と言葉で言いつつも、息子が女児向けの洋服を選ぶと「これは女の子のだよ」と止めてしまう私。
ジェンダーフリーなこれからの時代にあった子育てってどんなだ?
数年前にカンヌライオンで受賞したP&Gの「#likeAGirl」を観たことがある身としては、心が痛くなってくるのです。
悩みつつも、まぁうちはいわゆるマルチオペレーションで、パパも料理するし、例えばそういう姿でみせていくしかないんだろうなーと思っていたりしました。
なので、子供が触れるコンテンツが時代に合わせてこういう風に変わっていくとすごくいいよなーって思うのです。
(最近サザエさん時代にあってない説も話題になりましたね…)
例えば、これはジェンダーの話じゃないけど、息子に左右の視力差を説明するとき、「ほら、ニモだってひれが右と左でちがかったでしょ。」って言えて助かった。
やっぱりこの時期の子供をみていると、絵本や映像コンテンツのなかで、いろいろな世界をみて、価値観やルールを学んでいる。
だから、幼少期むけのコンテンツこそ、最初に変わっていかなきゃいけないんだと思う。なので、少し前に、セサミストリートが自閉症のキャラを新しく追加したっていうニュースもすごく共感しました。
そろそろ女の子はピンクのリボンつけてひらひらスカートで「うふふ」っていってるキャラばかりじゃなくていいと思うのです!事実、ディズニーも最近すごくここの打破にチャレンジしてるしね。
もしも絵本作る機会があるなら、そんなジェンダーフリーな絵本をつくってみたいな。
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