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「千里の道 ~カズラフジ~」の装丁・組版・他スペックについて

出来ましたよ。人生初の同人誌が…!(((`・ω・´)))フォォォ…!

もうヤマト運輸さんから前日の夜に来ていた「発送しましたメール」を見た瞬間から、わくわくどきどきが止まりませんでした!(おかげで寝不足です)

印刷所は株式会社RED TRAINさんの運営するONEBOOKSというサイトから依頼しました。(OneBooksへのリンク)

そしてこれが、出来上がった本です!!

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ううう嬉しい…!(´;ω;`)

「自分で作った本を自分の本棚に並べる」という目標を立てて約2年、ようやくそれを叶える事が出来ました…!

1作目は手作り感がある物にしたかったので、白背景の表紙にしようと決めておりました。

そこに章題タイトルの草花を描いて、自分への花束みたいな感じにしたかったのです。

一度コンビニのネットプリントで印刷して出来上がりを確認したりもしてたんですが、実際に刷って頂いた本の印刷の方が格段に発色が良かったです!

綺麗な緑と紫だぁ…(´ー`*)

挿絵も細かい線までちゃんと印刷されていました!印刷所すごい!

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文はWord、挿絵と表紙+カバーはアイビスペイント、中表紙は無料素材サイト(Frame Designへのリンク)からお借りしました。

Wordの各種設定はこんな感じです。
【ページ設定】
  用紙サイズ:幅111×高さ154 (A6の文庫本サイズ)
  行数/文字数:16行×40文字
【フォント】
  ヘッダー(ノンブル):Century 7pt
  目次題:BIZ UD明朝 Medium 10.5pt
  目次:游明朝 10pt
  章題:BIZ UD明朝 Medium 12pt
  本文:游明朝 9pt
【余白】
  上:15  下:11  左右:11  とじしろ:9

で、上記の仕様だとこんな感じに出来ます。

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気持ちとじしろはもうちょい少なく、下余白を取っても良かったかなぁとは思いましたが、許容範囲内かなと思える程度です。


用紙の仕様は以下の通り。合わせてそれぞれの用紙の感想も書いときます。

本文用紙:淡クリームキンマリ 72.5kg
  →市販の小説よりちょっと厚い印象。
表紙用紙:マットポスト 180kg
カバー用紙:特殊紙 ミランダ スノーホワイト 130kg
  →キラキラして綺麗な紙。ベルベットPP加工するとよーく目をこらした時だけキラキラが分かります。
PP加工:カバーにベルベットPP加工
  →なんだこの感触…。しとさら…(しっとり&さらさら)。不思議な感触…ヾ(´ー`*)ナデナデ
綴じ方向:右綴じ
段組み:1段
挿絵:3枚

ベルベット加工されていないとこんな感じでキラキラしてる紙です。(左下辺りが分かりやすい)

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ベルベット加工してるとあまり光りません。

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よーく目をこらすと若干キラキラしてます。(左下辺りの葉っぱの点々がそれ)

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厚さは本文234ページでこのくらいです。人差し指より若干細いくらい?

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背表紙はこんな感じ。

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そしてカバー外した状態。

おや、主人公はどこへ…?(こういうちょっとした仕掛けもやりたかった)

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いやー、失敗してないか不安だったんですが、初めてにしては十分ではないでしょうかね?(*´ω`*)大満足


同人誌を作る際に組版(Wordの設定)をどうすべきかすごく悩んだので、出来るだけ多めに出来上がりの画像を載せてみたのですがいかがでしたでしょうか?

情報としてこういう所も気になる。この部分の画像も入れて欲しいなどありましたら、ご意見下さると嬉しいです。

……さて、本も届いて精神も安定した事ですし、また次の本を作る準備を始めましょうかね(`・ω・´)


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BOOTH通販やってます。
Web公開版から加筆修正を行った物を本にしました。文章も挿絵も時間をかけて丁寧に作成しています。
興味がある方は覗いてくださると嬉しいです。
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「千里の道 ~カズラフジ~」のあらすじ
高校二年生の千晴は、帰宅途中、赤い髪の人物に誘拐されてしまう。
連れてこられた先は空飛ぶ大陸「ヨハンス大陸」だった。そして連れてこられた城にいたのは、山のように巨大な竜。

ヨハンス大陸は六頭の「賢竜」と呼ばれる生き物の魔力によって維持されている。そして千晴も、その賢竜の内の一頭だという。
当然千晴はそれを否定するが、周りの者達は自分の言い分を聞いてはくれない。

そして賢竜になるには生まれ変わらねばならなかった。
果たして千晴の行く末は――?

自分の生き様を探す、少女の成長ストーリー。

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