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透明なあなたへ

これ、書くか迷ったんだけど、まあここはわたしが書きたいことを書く場だし、誰のためでもなく自分のために書く場でもあるので、思うままにちょっと書いてみよう。


いつのころからか、noteアカウントのないスキをいただくようになった。

これを、「透明なスキ」とわたしは勝手に呼んでいる。

どの方からのスキもうれしいのだけれど、ことこの「透明なスキ」にわたしは毎回ひそかに胸をおどらせるなどしている。

いつもありがとうございます。


noteの仕様がまだよくわかっていないのだけれど、このアカウントのないスキというのは、noteユーザーでもゲストユーザーでもなく、完全に外部からご覧になっている一般ユーザーのスキと認識している。

アイコンもないし、お名前もないし、わたしから見えるのはスキの数字だけ。

毎回おなじ方とは限らないし、その足跡をたどる術もないので正体を知ろうとするのは野暮だ。

だがうまく言い表せられないのだけれど、この「透明なスキ」をくれる方は、
誰でもなく、
誰でもある、
そんな気がしている。

たまたまたどり着いたのか、定期的にご覧になっているのか、ひそかにフォローしてくれているのか分からないけれど、なんだかうれしい。

ありがとうございます。

ありがとう、しか言えないな。


わたしはnoteをどこか、独り言のように、あくまで自分のために、今・いつか・あの頃の自分に言葉をかけるように書いているのだけれど、時に誰かへの手紙をしたためるように書く瞬間もたしかにある。

その「誰か」は具体的に誰というわけではなく、でも、だから「透明なあなた」と呼べるようなそんな存在で。

そんな折に「透明なスキ」をいただくようになって、なんというか、勝手に救われる瞬間がある。

誰にも言いたくないくせに、
誰かには知っていてほしい。

ひとりでいたいのに、
孤独には耐えかねる。

それでどうしようもなく溢れ出たことをたまにnoteに吐き出すことがあるので、そこに人の通った気配があると、ちょっと世界とつながれてる気がして安心する。


あ、いや、そんな重い気もちで反応を期待してるわけではないのだけれど。

ただこれまでいただいたスキへのお礼です。

これからも待ってます、とは申しません。

なにも反応しないのも自由だし、今までしていたスキをしなくなるのも自由、忘れていくのも自由なので、どうぞお好きにおいでください。

ただ、スキ欄は拝見してはいるので、また目が合ったらそのときは心のなかでご挨拶をさせてください。


透明なスキをくださる、透明なあなたへ、心からの感謝を。

ありがとう。

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