転職活動を経て考える、パートナーの存在

パートナーってなんだろう。
恋人？結婚相手？
いろんな考え方があるけれど、私は、お互いにとっての最強の味方、だと思う。

＊＊＊

転職を決意した半年くらい前。私はそのときからずっと、どこか自分を肯定しきれないでいた。
ただ単に辛抱が足りないのでは。自分が職場にうまくなじめなかっただけでは。逃げなのではないか。もらった内定を悩みに悩んで承諾した後も、この思いは完全には消えなかった。

転職したいと打ち明けた時「いいと思うよ、何かあったらいつでも話を聞くからね」と、内定を承諾することを話したら何よりも先に「おめでとう」と言ってくれたのはパートナーだった。そんな風にずっと私の選択を肯定してくれたおかげでやっと、「これでいい」じゃなくて「これが良い」んだと、自分の選択を心から肯定できるようになった。引っかかっていた棘が抜けていくみたいに。自分の大切な人が、自分の側にいてくれる、味方でいてくれることが、どれだけ心強いことかを知った。

隣に居てくれるなら、この先もし決意がぶれそうになっても、倒れないで居られるんじゃないか。なんとかなると思わせてくれる、私の最強の味方だ。

お互いの人生を近くで見守って、お互いのことを理解しようと、支えようとするのがパートナーなのかもしれない。もしそうなら、パートナーにとって私も最強の味方でありたいと、強く思う。