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〜LISTEN〜モヤモヤやVUCAな時代にコスパよく人間力を上げるヒントが書かれていました

この本を読んで刺激を受けたことは、これまでの自分への反省でした。

私たちは一部のアーティストやクリエイターを除いて、相手に認めてもらう事がキーとなる活動を日々しています。

それなのに普段は意識が自分中心になる傾向があり、シンプルにロジカルにいかに伝えるかなどが重視され自分本位になっていまいがち。

相手中心(聞くこと)を優先することが、どんなにコストパフォーマンスがよく有益であるかを気づかせてくれた本でした!

監訳者は篠田真貴子さん、冒頭にはコミュニケーションは伝える方と受け取る方両方必要なのに伝え方や話し方に意識を向けがちで、聞くことが大切な職業に「医療職、カウンセラー」をあげています。しかしながら、現在はこれらの職業のみならず企業では1on1ミーティングなどじっくり聞くスタイルも重要視されてきています。最後に”本書がきっかけに「聞く」事があなたの人生を豊かにするならこれほど嬉しいことはありません。”と記されています。


「出会い」


初めて広告か書店で見かけた日は購入した日より数週間前でした。
ちょっと頭の片隅に良いなと思っていた記憶があり、その後別の用事で書店に行く機会があり複数の書籍と同時購入しました。
この時普段ビジネスパーソンとして仕事をする中、モヤモヤしている事がありどうしたらこの課題を解決できるかな?と思っていました。


「馴れ初め」


この本で良いなと思ったところを3点かあげます。
1. 目次の構成が素晴らしい
普段忙しく過ごしているためこの本を選んだ日は病院の待合室で読んでいました。
この本は目次が大項目と小項目に分かれています。
時間がない場合はこの目次をなんと17ページもありますが、これを読むだけでも非常に有益です。

2.マクロ的な要素での良いところ                                                                              「人間関係やチームワークの処方箋になる」
直接的な人間関係に問題は抱えていないのですが、コロナで人間関係に変化が生じた中アフターコロナはどんなコミュニケーションがベストだろうか悩んでいました。このヒントがこの書籍には書かれています。

3.ミクロ的な要素での良いところ                  「反対意見は人として成長する唯一の方法」                                                      ビジネスシーンでのコンフリクトやすれ違い、または家族や恋人や友人に何かを反対されるなど沢山反対意見に遭遇することもあります。
年齢や属性によりますが、昨今は自分に気持ちの良い情報しか見ない生活ももちろん選択できるためこういう機会は最近少し減ってきているかもしれません。


「ベストパートナー」


目次やマクロ要素での良いところはどんな読者にも通ずるところですが、ミクロ的要素での良いところは読者がどんなことを期待してその本を手にとっているかによります。

ただこの”LISTEN”というスキルは、恋愛や夫婦関係、友人などの人間関係、ビジネス全てのシーンにおいて有用である事がこの本の中に書かれています。

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