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202号室で過ごす日々

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団地の202号室ですごす、男女。その部屋で解放される、牡と牝、子供と母について。(未完成)
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#母性

202号室で過ごす日々(2)

202号室で過ごす日々(2)

母性がどんどんと、熱を帯びて女性の性を解放し始めているのを感じた。ゆっくりと、小陰唇を撫で続け、愛液の粘度を確かめた。陰部の毛は剃らないでほしい、と頼んでいる。彼女は了解して、陰毛は自由に生えたままだ。「私は楽だからあなたがこれでいいなら、そうするわね。」と言っていた。そして、「水着を着ることも無いしね」と付け加えた。ただ、着させることはあるかも知れないな、と思った。自由に生えている陰毛は、ブラジ

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202号室で過ごす日々(1)

202号室で過ごす日々(1)

都内で気温が10度以下だと、やはり寒い。コンクリート造りの古い団地はリフォームされていても、彼方此方、古さを感じる。階段の狭さ、天井の低さ、リフォームされていても、形が古いのだ。昭和の建物である6戸分の集合ポストをちらっとみて、表札の名前を確認する。行こうとしている部屋には、名前がない。「202」と書いてあるのみ。何かを貼ったか、貼ってから、またはがしたか、何度も人が出入りしたことを匂わせる使い込

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