オトナのティータイム
寒い朝は、ケトルに水を注いで温めをオンにする。
何を飲もうか迷う時間もまた至福。
飲み物は、ノンカフェインの紅茶をチョイス。お湯が沸くまで、お気に入りのカップにティーパックを入れて待つ。
トースターがある棚に、昨日パン屋さんで買ったエピがある。それを、トースターへ忍ばせて約3分。
エピが焦げないように、見張りつつ
出来上がったケトルのお湯をティーパックの入ったカップへ注いだ。
入れたティーパックは、立体三角形になったティーパックに茶葉が入ったもの。その三角形の中で、紅茶の茶葉が踊りだす。
「もっと、茶葉踊らせようか!」
本当は、静かに紅茶を淹れたい。しかし子供心が動き出す。背徳感とともに三角ティーパックを、揺らす手を止められない。茶葉が踊るのを楽しむ。
三角ティーパックの中で踊る茶葉を見ては、それを揺らす気持ちを抑えきれず、お湯に浸かるティーパックを揺らす。
文章を打っていても、オトナのティータイムには程遠いなぁと感じる。
お湯が程よく茶色く染まってきた頃、ティーパックを三角コーナーへ旅立たせた。
昔はティーパックを何回も繰り返して使っていたんだけどな。そうすると、だんだん味が薄くなるんだっけ(笑)
薄くなった紅茶に、砂糖をたくさん入れて味をつけて楽しんでいた、私の楽しむ心はどこへ。
「チーン」
そうこうしてるうちに、見張りを忘れていたエピが焼き上がる。
エピは、外はカリカリ。中はふわふわの期待を裏切らない丁度いい硬さ。
ティーパックひとつ浸かった贅沢な紅茶を乾いたくちに入れて、自分なりの「オトナのティータイム」を楽しむ。
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本日もお読みいただき、ありがとうございました。
むぎあじ。
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