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【読書】ペッパーズ・ゴースト/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんの本を読むのは、『砂漠』『フーガはユーガ』に続く3作品目になるかと思います。

『砂漠』は本当に素晴らしい作品で、各キャラクターも声まで含め自分の中でイメージが出来るくらいよく描かれている小説でした。かなりオススメです。


そして、今回のペッパーズ・ゴーストですが、作品にのめり込んでいくまでが正直ちょっとしんどかったです。

ストーリーとしては、ある能力を持つ教師の話とその生徒の一人が書く小説が交互に続くのですが、この生徒の小説がちょっとダークな面もあり、私には取っつきにくかったのです。

ただ、この小説と現実が交わってくるあたりからだんだん面白くなってきますので、私と同じようなイメージを持った方も是非諦めずに読み進めていただきたいです。

ネコの虐待やニーチェなどテーマ的に苦手と感じる方もいるかもしれませんが、気になった方は読んでみてくださいね。


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