きちんと揺らぎましょう
こんにちわ。
ジリツ系セラピストの幸子です。
「ゆらぎ」
この言葉から、どんな事をイメージしますか?
炎のゆらぎ
水面のゆらぎ
感情のゆらぎ
体調のゆらぎ
ゆらぎ肌
1/fゆらぎ
今回は「体調のゆらぎ」
特に自律神経のゆらぎについてお話します
自律神経…
よく耳にする言葉ですが
簡単にいうと
私たちの意思にかかわらずに働いている神経で
安定した状態を保つ機能(ホメオスタシス)にも重要な役割を果たしています。自分の意識ではコントロールできないんです
心拍や、瞳孔、腸の動き…変えようとしてもできませんよね
緊張時に働く交感神経と
安静時に働く副交感神経が
上手に【ゆらぐ】ことで互いにバランスを取っています
【ゆらぐ】というのは、緩急があるということです
調子がよくて頑張れる時もあれば
体を緩ませて休息したい時もあります
スピードの出し過ぎや、急発進は危ない!!
だから【自律神経 を整える】上でもゆらぎはとっても大切です!
揺るがない事こそ要注意!ですよね
緊張と安静
どちらかに傾いたままでは
身体が悲鳴をあげてしまいます
緊張→交感神経
安静→副交感神経
正常な自律神経はどちらかに振れると
元に戻ろうとする働きがあります
この「元の状態」が生命の中心軸=安定した状態
ニュートラルな状態です
いつも戦闘モード(交感神経優位)で
休息モード(副交感優位)に戻ろうとしても
身体が戦闘を続けてしまうと…
自律神経の働きと身体のバランスが崩れます
そうなれば、当然、身体や心に様々な支障が出てきます
なんでもかんでも
「自律神経の乱れ」とか
「自律神経失調症」とか言われますが
簡単に片づけているわけではなく、
自律神経はそれほど身体にとって重要な役割を
担っているという事です
生命維持の9割は自律神経っていうくらいで
動かない植物にも似たような機能はあるわけです
無意識で働いている機能に
意識が「抵抗」している状態が【ストレス】
ここまでくると【ストレス】が悪者のように感じますが
何日も寝てばかりいては、これも安静モードに偏っていて
健康的ではありません
何年も動かしていない車はどうなりますか?
【ゆらぎ】を作って常に安定した状態を保つ為には
ある程度のストレスが必要なんです
この「ある程度」の加減が難しいです
だから、自分の身体に興味をもって
今、どんな状態なのかを「自分自身で感じる」事が大切です
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?