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創業1期目、WEBディレクターが産休・育休をとった話[産休編]

2022年4月&10月の育児・介護休業法の改正に伴い、プラスジャムは育児休業と産後パパ育休の該当規定を改定しました。

働くママ・パパが「働きやすさ」と「やりがい」を両立できる会社でありたい。そんな思いが一段とパワーアップした形です。

現在、20〜30代メンバーも多いプラスジャム。ライフステージが大きく変わる時に参考になればと思い、私の体験を振り返りながら、会社の育児関連規定もちょろっと紹介します。

今回は産休編。妊婦目線の記録ですが、夫とどんなコミュニケーションをとっていたかも添えました。妊娠〜出産〜育児は家庭によって千差万別である前提で読んでいただければと思います。

いつものプラスジャムnoteより文章量多めになっています🙇
ゆるりと読んでいいただければうれしいです😊

創業半年後に妊娠判明

2016年秋に生まれたプラスジャム。代表・三ツ石は前職の上司で、私の働き方や仕事に対する熱意を理解した上で迎えてくれたのが入社の経緯です。また、プライベートで同年に結婚しました。

さぁ、新しい環境でがんばるぞ💪✨と転職して数ヶ月。
プラスジャムが創業半年を迎えるころの妊娠判明でした。

過去に婦人科系疾患と初期流産を経験していたこともあり「ちゃんと生まれてきて欲しい」と強く思いました。仕事から戦線離脱で迷惑をかけてしまう…という気持ちもありましたが、やはり子どもは授かりものです。

代表には一足先にお伝えして、メンバーには妊娠4ヶ月目に報告。マスクをし続けてたので感づいた人もいたかもしれませんが、つわりの吐き気をハッカ飴で逃しながら仕事する日々でした。

つわりが重かったり、妊娠中特有の病気になったりすると、生活そのものが激変することも。身体と心もボロボロな時は、何よりも自分を労ってあげてください。パートナーがそんな状態なら支えが大事!

変化を受け入れ、楽しみながら、仕事する

比較的順調な妊婦ライフだったので妊娠中もWEBディレクターとしていろんなプロジェクトを担当させてもらいました。
渡辺満里奈さん公式サイトは、妊娠7〜8ヶ月頃に担当した案件。打ち合わせに行った時、出産・育児の先輩としてやさしく声をかけていただいたのは、とても感激した思い出です。

”順調”と言っても、妊娠前にはなかった肌荒れや不調など「マイナートラブル」と呼ばれる変化はありました。電車で急に気分が悪くなり、駅の事務室で休ませてもらったこともあります。
安定期に入ってからも刻々と身体は変わっていきます。暮らしも臨機応変に対応していきたいところ。生活の最大の変化は出産後なので、予行演習くらいの気持ちで少しずつ変えるのに良い期間です☆

この頃、どんな風に働いてたかを振り返ってみます。

勤務は、創業からリモートワークOKだったのでオフィス出勤を減らしつつ、満員電車に乗らないよう時差通勤をしました。マタニティーマークは必携。これで体に対する負担は大きく軽減できていたと感じています。

一番気を遣ったのはコミュニケーション。社内外との案件ディレクション・進捗共有はもちろん、体調の急な変化に伴う休息/帰宅後の再開予定時間など、こまめな連絡・会話を心がけました。

私の産休・育休を見据えて採用活動も進みました。ジョインしてくれたのが2児のママさんで、子育て&日常生活の話を聞けて心強かったです。

夫との当時のLINEを振り返ると、「◯時に帰る」「晩ごはんはいらないよ」など積極的に連絡をくれていました。

私も「今日は気持ち悪さが強いので横になってる。できれば早く帰ってきて欲しい」「◯◯と××を買ってきてもらえないかな?」など、自分の状況と具体的なお願いを伝えるようにしていました。

「体調悪んだから察してよ〜!」なんて都合のいい押し付けは、イライラが募るだけ。お互いにちゃんと伝えることを意識して生活するのが円満なプレパパ・ママライフの秘訣だと思います。

出産後の働き方・暮らし方を考えよう

妊娠後期になって、出産後もディレクターできるだろうか?と考えることが増えました。案件のハンドリングを担う立場なので、残業することもある職種というのが一番の理由です。

育休からの復帰は、基本「産休前の業務に戻ること」となっています。
出産後に状況も希望も変わるかもしれませんが、産まれる前になんとなく考えて会社に伝える&確認しておきたいのは以下の3つだと思います。

①いつごろ復帰したいか ー 保育園(保活)に直面

なるべく早く復帰したいと思う気持ちと、0歳入園に対する不安の葛藤。私の住む街は(当時)1歳の待機児童が多いという背景もありました。子どもの誕生月も大きく影響します。このことは続編で詳しく!
会社としても人事に関わるので、ぼんやりとした考えでも伝えるべきだと思います。

②どんな風に働きたいか ー 時短勤務できる?

[プラスジャムの場合]当時の総務担当もママさんだったので「子育て中の従業員が働きやすい環境づくり」に配慮した規定を作りました。

・3歳まで育児時短6H(1歳未満児の母親は+30分×2回の育児時間有)。
・もともと時短勤務も認められてるので3歳以上は希望の契約時間でOK。
・子どもが小学校に上がるまで看護休暇あり。時間外労働等の制限も設定。

③どんな仕事をしたいか ー 同じ職種・業務内容できる?

これだけは「今悩んでもしょうがないので復帰時に相談!」と割り切りました。これは会社や業務によるところが大きいですよね。

「産休」の正式名称は「産前産後休業」。
産前は出産予定日の6週間前(双子以上は14週間前)から、産後は生まれてから8週間は就業できない(本人の意志と医師が認めた場合は6週間)と労働基準法が定めています。
女性の場合、それ以降がいわゆる育休です。

産休・育休に不安を感じている方へ

仕事にやりがいを感じている人ほど長期休業が不安かと思います。自分のキャリアが途切れることが悔しかったり、手掛けたプロジェクトを引き継ぐことが淋しかったりと、さまざまな負の気持ちを感じるかもしれません。

こんな想いを抱くのは、一緒に働く仲間やクライアントと信頼関係を築き、自分の居場所を見出してきたからこそのはず。
それは、とても素晴らしい働き方をしてきた証拠です。

そんな風にお仕事に邁進してきた方に紹介したいのは、こちらの記事。
女優の菅野美穂さんもこう言ってますよ。
仕事と育児のバランスは10年かけて探す。

生まれる前は(体を気遣いながらも)自分のペースで動けますが、生まれたら子ども中心で自分の世界が回り始めます。つまり、仕事に対するスタンスが変わったとしても、それはごく自然な流れ。そして、子どもの成長とともに環境もどんどん変わっていくもの。状況に合わせて柔軟にいきましょ♪

最後に。
会社メンバーからの最大のプレゼント「産休・育休中は(仕事はまかせて)子育て楽しんで!」と笑顔で送り出してもらえるように、日頃からお仕事に真摯に向き合う&プレママ・パパ期間も職場コミュニケーションを心がけてまいりましょう😉💕

次回は、育休編をお届けします👶

この記事の担当は大竹でした。

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