見出し画像

やつら(花粉)に負けるな!食材の力で体内から迎え撃て

はじめに

来ましたね。
やつら(花粉)が。この稿では、もう「やつら」と呼ぶことにします。
文字でも見たくない。そう思う方も多いことでしょう。
で、「やつら」の季節です。
今回は、そんな「やつら」に対抗するために…

とはいえ、アレ〇オン飲んだりマスクやメガネをしたりの基本的なことは皆さんされていることと思います。(ただ、外出先から帰宅したとき、すぐ服を脱いでシャワーを浴びて花粉を洗い流す、まではされていますか?)

今回は、意外に見落としがちな「食べ物」から、「やつら」に対抗する方法をご紹介します。

花粉症に効果的な食べ物

実は、意外に身近な食べ物が、花粉症に効果的とされています。
以下、挙げていきますね。

  • ビタミンC豊富な食品(柑橘類、いちご、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなど)…特に柑橘類はいいですね。この季節、食べ応えのあるブンタンやハッサクが出回っています。そのまま食べるのももちろん、サラダに混ぜるなどの楽しみ方もあります。

  • オメガ3脂肪酸を含む食品(鮭、鰯、鯖、アマニ油、チアシード、くるみなど)…今注目の栄養素、オメガ3脂肪酸です。いわゆる健康に良いとされている食べ物がずらり。アマニ油などは、少々値が張りますが、サラダのドレッシングやマリネの油などにすれば効率的に摂取できます。

  • ビタミンE豊富な食品(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ひまわりの種、アボカド、ほうれん草など)…アボカドは年中出回っていますね。多少好き嫌いが分かれる果物ですが、シンプルに果肉に醤油をつけて食べると、意外とおいしいものです。マグロのトロに似た味、という人もいます。ナッツ類は、ダイエットに興味のある方ならおなじみですね。

  • ハチミツ(抗菌作用、抗炎症作用)…これ、意外な盲点なんです。ハチミツはミツバチの生命力が詰まった食べ物、風邪などの感染症にも効果が期待されます。ハチミツといえばすぐに連想する、ハチミツレモンなども効果的なものです。ハチミツレモンも風邪に効果的ですよね。

  • ヨーグルト(乳酸菌で腸内環境を整え、免疫力アップ)…腸内環境を整えることの重要さは、健康に興味のある方ならよくご存じのはず。腸内環境は抵抗力にも深いかかわりがあります。良質なタンパク源でもあります。

効果的な食材の組み合わせ

勘のいい読者の方は、もしかしたらお気づきかもしれません。
これらの食材を効果的に組み合わせれば、と。
そうなんです、組み合わせることでさらに効果が期待できます。

たとえば、以下のような食べ方です。

・新鮮なイワシのマリネ
オメガ3脂肪酸を含むイワシを、やはりオメガ3脂肪酸を含むアマニ油と、ビタミンCの宝庫であるレモン果汁をたっぷり使ったマリネ液を作ってマリネします。ビタミンCとオメガ3脂肪酸の相乗効果を狙います。

・柑橘類のはちみつ漬けをヨーグルトにトッピング
ビタミンCが豊富な柑橘類を、さらに抗菌・抗炎症効果のあるハチミツに漬けたものを、腸を整える乳酸菌を多く含むヨーグルトにトッピング。トリプル効果ですね。しかも簡単です。手に入りやすいマーマレードやゆず茶を使っても、美味しくいただけます。

・旬のブンタンを使ったほうれん草と焼きサバのサラダ
焼きサバはほぐします。食べやすくちぎったサラダほうれん草と、小さく手で割いたブンタンをミックス。ヒマワリの種と焼きサバを見栄えよくトッピングして、お好きなドレッシングでどうぞ。アマニ油のドレッシングであれば最高です!

このように、材料の組み合わせ次第で様々な美味しい対策ができるのです。これらは普通に召し上がっても、体にプラスな料理です。「やつら対策」として効果が見られなかった…といっても、それは症状によります。しかしこれだけヘルシーな料理、ぜひ召し上がっていただきたいものです。

まとめ

今回ご紹介したのは、花粉症…いや、「やつら」の症状を抑えるというより、迎え撃つための体力・抵抗力を高めるための食材といえます。薬に頼ってしまい、意外と見落としがちなのが「自分の健康」です。
健康であれば薬も効きやすくなりますし、毎日元気でいられれば、自分自身の健康に対する自信にもつながります。それが、花粉症(また言ってしまいました。やつら)への最大の対策といえるのではないでしょうか。

どんなに嫌でもやってくる「やつら」の季節。
だったら美味しくヘルシーな食材を工夫して食べて、こちらから迎え撃ってやろうじゃありませんか!
ただし、医療機関を利用するのも重要な対策ですよ。

患者の皆様、共に頑張りましょうね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?