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#70 設備のグレードよりも間取りや動線が重要だと感じる視点は業者選びに通じる。

今日は暑くなりそうです。
この夏も厳しそう・・・
年々きつくなる、身体の管理、
心身のコントロール
とても大切ですね。

リフォームの業者選びは難しい、相見積もりの基準とは?

リフォームのことをネットで調べると
どんな暮らしがしたいのか?
暮らしを見直して自分にあった暮らしを
イメージすることや、予算を考える話等
のほかに必ず、業者選びは相見積もりを 
取りましょうとアドバイスしていますよね。


私は、この相見積もりを取りましょうに
関しては当然だと思っているけれども比べるポイントについては説明不足なアドバイスが多いと思っています。


つまり、相見積もりと言ってしまうと
一番安い業者はどこだ?という視点になって
しまうのではないか?という事です。


これは、仕方がないことです。しかし、
建築の見積内容や価格の妥当性を比べると
なると相当な知識や経験が必要で、
それでもリフォームとなれば、プロ同士でも見解が分かれることなどよくあることです。


金額だけでは比べるのは難しい。

では、何社も見積りをとって一体何を比べるのか?


相見積もりの条件を合わせることは
誰でも考えます。
でも、同じことを言ってもその会社の
その担当者の現場を見る視点や経験値から
出てくる提案は違うのです。
もちろん価格も違うと思います。


予算の目安がないと、提案や見積が
まとめにくいので、やはり予算を正直
伝えるべきだと思います。


そうでなければ、かなり遠回りして結論に
辿り着くことになるので、途中で妥協することにもなりがちだし、時間がかかるということは相手にも負担がかかってしまうことにもなります。


例えば、希望は500万でおさめたいと
思っているが、600万までは可能な範囲で
あるとか


リフォームの後の家具やエアコンも含めて300万円を超えることは不可であるとか
出来るだけ具体的なことを伝えた方が参考になる提案がもらえると思います。


一番良くないのは、御社の精一杯の価格を
提示してくださいといった依頼方法。
これは相手を試すということなんだと思いますがあまりいい方法ではありません。
あくまで、正直に伝える方が目的にあった提案が貰えると思った方がいい。


予算の目安があればこそ
どこに基準を設定するかが決められます。
わかりやすく言えば、今日の夕飯の予算が
1000円なのか?10000円なのか?
考えるメニューや材料の選び方の基準が
変わりますよね?その選び方やメニューを
比較するという感じです。


もちろん、地域の工務店とハウスメーカ―等の大手では違いますし、職人のレベルや得意分野なども価格に関わって来ます。

提案内容は丁寧に説明を受けて、出来る限り理解しよう!
それ以前に人としての対応を見て自分と合うかを考えよう!

リフォームは窓口となる担当者の人柄が
一番ものを言います。


質問の答えが返ってこない、
約束を守らない、時間にルーズなどで
かなりストレスを感じるとか


提案内容を見てもピンとくる提案がないとか


これから一緒に大切な住まいのプランを
考えていける相手なのか?ということを
一番に考えるのがよいのではないかと
思います。


価格はその次に重要と考えても良いくらい、
だって、相談してこれからプランを考える
わけなので


もちろん予算からかけ離れた価格で
当社ではこれ以外考える余地はありません
となれば話は別ですが、御社で検討したい
ということで一緒に考えられれば、歩み寄れるポイントや着地点は見つかるものではないでしょうか? 

相見積もりの基準は、これから始まる
家作りプロジェクトのチーフディレクターの選出そう考えるのはいかがですか?


実は、設備よりも間取りや動線という考えは今までのお話に通じるのです。

キッチンやお風呂を選ぶのは楽しいし
価格もはっきりとわかるので理解しやすい。


でも、間取りや動線を考えるのは
自分自身の暮らしをよくよく見直す必要が
あり、簡単ではない。
でも、暮らし易さの為には重要な点です。


家で暮らす長い年月の中で
どんな変化があるのかも予測して
家の使い方を考えるとある程度可変な
間取りにしておいて、その時にあまり手間や予算を掛けずに快適に出来るというのも良いかと思います。


視点をどこに置いて、基準をどうするのか?


設備というモノにとらわれて
全体の暮らしを見ないのは勿体ない。


予算という枠に縛られるあまりに
業者選びの基準をそこにだけ集中してしまう
それも勿体ないのです。


自分自身もその視点にしっかりと対応
出来る自分になりたいと思っています。
価値ある出会いだと思っていただけるように
学び続けるという事です。




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